管理人サイト総合まとめ

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2022/08/24 

ゲームレビューを真面目に書こうかなと、ちょこちょこ新しいゲームをやり始めてまして。がっつりやるほど時間はとれないんですけど、「基本的に初っぱなから世界が瀕死」「闘いに駆り出されるには若すぎる主人公」「序盤でだいたい親か親代わりか仲間を喪う」というゲーム世界のあるあるに、そこはかとなく疲れが……あとだいたい神々が神話を元にした存在なので人間に冷たすぎる。

管理人が学生の頃、推理小説探偵キャラブームがきましてね。まあ推理小説というのも序盤でなんらか誰かは死なないと始まらないわけですが。世界系と呼ばれる特殊分野などは、やっぱり全員お亡くなりになったり(→文字通り誰もいなくなる)、探偵が死んだり(→新本格ミステリと名づけられてからは、使い古されて反則技と認定された)、実は探偵も双子だったり性別国籍が違ったり超能力を発揮したり(→こちらはもうわりとよくある手法として認知されている)、トンネルを抜けるとそこは雪国だったり我輩は猫であったりするので……あ。これはそこまで推理必要ないか。

ですので、週明けになると。「おお。依頼人けっこう救ったなあ。まあ依頼人以外のン十名は死体になってるわけなんだけど……」くらいに読めたりはするんですね。現代人も誤解してるとこあったが、小説三冊読むより漫画十冊読むほうが実はきつい。情報量が多いから。

これがゲームとなると。寄り道なしでRPGだとボスまでたどり着くのに1本50から100時間くらい。気持ちとしては時代劇連チャンで見てるくらいのボリュームですので、「おお、あの斬られ役のひと、また復活しとるぞ。先々週も違うチャンネルでお代官さまやってたけど、今度は越後屋か……そちも悪よのう。成敗!」くらいの作業でやっつけられてしまいますから、「けっこう世界救ったわ。まあ地球は半壊して次元は歪んだけど……よし!」なんて雑なことに。

そういう意味ではゼルダの伝説ってよくできてるな。基本的にあのシリーズは、ゼルダ姫が主人公の代わりに魔王ガノンを抑えてくれてるので、ちょこちょこ村人の上前をはね、妖精や虫とたわむれ、馬に乗ったりバイクを乗り回し、ときどきオネエチャンをナンパし、野山でボコブリンをボコってチャンバラ。

おい。姫君は勇者の母ちゃんじゃねぇぞ。マリオ見習ってちゃんとラスボス倒して会いにこい。←発売当初から一度も最終クリアしてない。最終目標がクリアでないゲーム。

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