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2023/07/06 |
まだ使えるけど、中古でも「とりあえず買っておこう」と確保したWii U本体が、保護者パスワードでひっかかり(稀にあるらしいが私はおそらく初めて)。まあ検索すればなんでも出てくるありがたい時代なので「ふんふん。このパターンで任天堂に連絡してもいいのね?」とびっくりしたんですが。ああそっか販売終了してるもんな。言いやすいか。まあ出来るとこまでは流れを掴んどこうと、画面を設定。ただゲーム機は廊下を挟んだ別室。←重要。 家電話からかけると、任天堂らしいですね。ずーっとマリオオデッセイのテーマが流れてる。終わりがけだとお待ちくださいが永遠に続くのが大企業。ショップチャンネルやQVCの待ち時間、懐かしいなあ……と思いつつようやく繋がった。お姉さん年上かと思うけど(声の感じだけだとわからないが)明るい。そっかお子さんが直接かけてくる場合もあるもんね。 「どうされましたか?」「中古のWii Uを購入したんですけど、初期化のために保護者パスワードを解除していただきたくて」「少々お待ちくださいませ……(保留音ふたたび)……お待たせしました。画面はご用意されていますか?」「問い合わせ番号まで出してます」「あ、ではこのように」といくつか質問を受けて(本当に保護者年齢かどうかの確認が必要になる)。「はいわかりました。では入力していただいてもよろしいですか?」 ……しまった。ゲーム機が遠い。「はい。すみません、ゲーム機が別室なんですね。少々お待ちいただけますか」。猛ダッシュ。動悸に息切れ。ふーっ。「はい。入力いたしました」「ありがとうございます。では次にこれこれこうで」。猛ダッシュ。イカン。電話口ではぁはぁ言うのはさすがにみっともない。ふ、ふ、ふーっ。「これこれこうでしょうか?」「ええ、ありがとうございます。では画面がこのように表示されていましたら……」「わかりました」猛ダッシュ。電話の前で胸が苦しい。これって恋? 「表示されてました」「ああ、よかったです」「いえこちらこそ」 おおお解除できたよお! という緊張感がドッとあふれでて、「ありがとうございましたぁぁあ。助かりましたぁぁぁ!!」「ふふっ。またお気軽にご相談ください」。……取り繕った最後でこうなのどうよ。たかしくん(本体Mii。旧持ち主)ありがとな。運動不足を自覚した初夏。 |
2023/07/06 |
万博入場料子供は大幅割引らしく、ほっとしてますね。それでもまあ高いけど、学生がお小遣いで入れる金額にしないと。ドバイでは八割国内人だったらしいのに(←中途人数時点)、日本は外国人よりの価格設定。ありゃ国内じゃ誰も行かれんよ。そりゃ高くても大多数の人はUSJに行くよと思っていたので(そっちも初年度と比べたら倍になってるけど)。 大阪は安さや値引きのイメージを持ってる方も多いと思いますが、「東京と比べたらどこも安いってだけで、全体的に高くなってる」印象なんですね。地価が異常に上がってるから安い店から潰れていく。ちょっと気軽には入れないなーってお店が主流になってきてるから。バブル終わりほどではないですが。代わりに新大阪の駅弁ショップとか気軽に美味しいですよ。ご旅行のときはどうぞ。 お子さん連れオッケーのお店とか全体的に増えてるって話なので、住みやすさでいうとだいぶ変わってきましたね。吹田はまあ今も昔も比較的住みやすいんですけど(贅沢言わなければ)。都会の方いくと10年くらい前は結構困ったんですよ。「子連れでもいい?」ってまず友達が聞くから、「ええよー大歓迎」と笑ってたら「ごめん……ベビーカーOKランチオッケーの店探すまで待って」。あっ、そこからか! と慌てて「ええよどこでも。家でも公園でもなんでも!」なんてなあ。そんなに離れてるのに会いたいって言ってもらえて、ありがたい話よ(私が慣れない携帯電話であたふた検索してるうちに、お店は見つけてくれました。この行動力備えないと子供とか持てないと正直思った)。 東北の震災直後だったから、国の制度もいろいろ負担倍増してて。たぶんあのとき子育てしてた方は全国的に大変だったろうな。保育所不足もそうなんですが、妊婦受け入れ拒否とか医療関係もぐちゃぐちゃだった。ようやく一息つける年になったらコロナに増税でしょう。子育て支援少し遅すぎるよなあ……と思ったりもしました。少子化以前の問題ですね。 いま日本もインフレ路線突き進んで見えますけど、関西圏の印象としてはこれでも抑えてみえますね。年明けYouTubeでやってたカナダの経済学者の方のインタビューで、「日本経済は確かに下降線ですが、都市スタイルとしては成功して見えます」というので(え……?)っと。日本に住んでいた方なので微苦笑して、「日本人は悲観的な見方が基本的にお好きなので、数字だけ見ると当然下降線です。でもこれはアメリカの一部都市(一番経済発展が大きいところ)の現実をテレビやネットでしかご存じない人の考え方で、あそこは激烈な競争社会。下は見ませんし能力を開発しようという忍耐もありませんから、暴動が絶えません。でも経済学的には成功例なんです。私は経済学が専門ですが、それが数字上の成功だと理解しています」って。 ただ下降線はもう誰が見ても決定事項なので(ウン知ってた☆)、「ええと……どうすればいいんでしょうか?」とインタビュアーの男性が困っていると、ふふっと笑って、「どうしようもないと思います。ただ私は日本の大多数の人々にある、心の優しさや勤勉さ、人生を豊かにしている親切心に触れる機会が多くあったので、こう言いたいです。Don't worry.『心配しないで』。私は国を豊かにするということは、お金だけではないことをよく知っていますから」。 |