site data |
2022/06/05 |
下の記事より1日何見てるか観察してたんですが、母YouTube祖父テレビ私ネットサーフィン……内容はあれですかね、母は美容男子系YouTube、祖父は野球とボクシングと相撲(ほっとくとずっと政治番組)。テレビは……テレビって流れで見るか見ないか決めてますし、自分が笑ったり楽しんでた番組があとから「えっ!?」って具合に叩かれてるとか知ると、急に不安になることもありますね。なんでこんなに罪悪感を感じないと楽しめなくなってるんだろうこの国。ほんとルールブック好きだな。効率と攻略とか考えてると飽きるのも一瞬だぜ。 検索履歴見てたら「アイヌの生活が気になって珍味館でリス食べるためにレンタルおじさんを利用した人の同人誌」の買い方検索してますね……でもこれたまたま今年の私はこうってだけで、みんなが同じときに同じもの求めてるかっていえば知らないわからない。深水流日舞のロックダンス継承動画、一分やったら足腰立たないくらい息上がるとか、昨年は全然知らなかったので。 先月の記事読んで「なんで急にマルコ・ポーロの話してるの」って愕然としたし。マルコ・ポーロってそもそも何した人なんだ(調べてるときだけ書ける罠)。 でも、芸能の場合も素人さんの場合も、好きな人は検索かけます。石を投げれば有名人に当たる時代に、たぶん手応えとか実感は難しいんじゃないかな。 まるっとエンジョイ勢やろって馬鹿にする流れがもう一度でてきてますが、エンジョイ勢甘く見てたらひっくり返されて観客席誰も残ってなかった……みたいなことがアチコチ起こっているのかも。楽しい雰囲気をうまく創る人って、尋常じゃなく裏側での努力がありますから。真剣かどうかは知りませんが、真摯に向き合ってるな……って感じることが多いです。ひたむきというんでしょうか。おもしろさ以上に人間として目が離せなくなったり、競い合いはしても潰しあって絶えてしまうようなことはない。 潰しあいは怖いですよ。ひとりでやってるように見える職人や芸術関係でも、実はそういう話がとても多い。サアッと人が引きますので、グループでやってる事業というのは難しいのかもしれません。 おじいちゃんの時代には「能や狂言は子供のころ、僕らのおじいさんの趣味親睦会やった」らしいんですね。戦前は「庶民の流行りもの一周回って爺趣味」まで消えかけて、ガッツリ絶えてた可能性あるんかも……とか思ったら不思議な気持ちになりました。ふんばりどころですねえ。 |