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2022/03/29 |
もう還ってはこない景色や物や人や生き物って、みんな持ってますよね……。 私はなんでしょう。自分が飼ってた生き物の思い出はまだちょっと大事に持っておくとして(いっぱいある幸せよ)、コロナ前にね。同じベンチで座ってたら、いっつも膝に乗ってくれる猫がおったのですよ。吹田はえー、今は詳しく存じませんが、昔は保護は保護としててね。生き物はイタチも見かける土地なので。去勢した仔猫の耳は桜型に切って返すとか。たぶん全国的にあるんじゃない?(妖怪ウォッチのジバニャンの桜耳もそうらしい) あのこ、どこいっちゃったのかしらん。食べられてるかしら? と不安になる日もありますね。たぶん誰かの手を借りてたから、なついてくれたのだと思うけれど。都会の猫だしね。 運搬会社のお兄ちゃんが、いっつもバイクから降りて撫でていく猫とか。まっしろ雪景色な犬なので勝手に名づけて手を振ってたあの子とか。 そうねぇ。どこか忘れた遠くの土地に、学生時代、アートキャンプといって画板持って絵を描きにいくことになりまして。キャンプとは名ばかりなんだけど。 海辺でね、油絵の具を食べに来るフナムシと格闘しながら、六日間くらい朝の4時5時から絵を描くのよ。12時間。眠いんだけど、昼の時間まで埠頭には大量のフナムシ。速いし怖い。後ろ神社だし(よりによって友達だけその階段付近で描いてたから、「お願い、黙らんといて!!」と……自分で選んだのに笑)。 それを猫がさ、日がのぼると大量の猫がどこからともなく……海辺は猫の天国やな……干物を狙って、漁師さんのご飯を狙って、食べて寝て…… トラックの音でも逃げなかった猫がさ、フナムシと格闘しながら(ふんぎゃあああくぁwせdrftgyふじこlp) あれすごいね。猫の集会ってホントすごいって聞くけど。人間は追い出されるとか。人間語を話す生き物たまにいるらしいですね。もっと教えてバウリンガルの精度あげようぜ。 早朝からフナムシくわえて走り去る猫は結構きてますよ。猫又っているんやなと思う。 ヘビの時期がきますねぇ。大蛇ようさん隠れとる土地柄なので、あそこまで大騒ぎされると……ホースと間違えてまたいでお稽古行ってたな(危ない)……昨年は畑の近くでひさしぶりに「おっ、子供ヘビ?」と見かけましたら、お母ちゃんの嫌いなむーちゃんでした。名前も嫌がるくらい嫌いな百足のやつ。なんで田畑の虫って大きなるのん。 |