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2019/09/17 |
上沼恵美子さんの件もつけ加えといていいですか? 関東の人はまだ若手芸人の動画の件で、誤解されてるようだったので。ご自分で弁明なさらなかったので、お節介かなと黙ってたんだけど。松居さんとの東西対決で勝手に揉めごとになったとき、「上沼恵美子は概念だから」と誰かが呟いて、「概念か」「概念なら仕方ない」ってながれになったのを西田さんネタにしたことがあるんですけども。その人への遠い遠い恩返しということで少しだけ。 二位以下になる苦しさは、上沼さんがこの世で一番よくご存じかと思います。なぜでしょうか。ヒントは彼女がなりたかった職業。芸人さん? 大物司会者? いいえ、実は歌手なんですね。コンテストでは、天童よしみさんがずっと一位を取っていた。自分はいつも二位だった。だから他のことはわからないけども、この世で一番芸人さんについて、公平な批評ができるのは上沼さんだけだと思います。贔屓とか何やらかんやらで動くひとではない。関西の芸能人で残っている方というのは、実力以上の努力をされていると思いますね。関東に出てものすごく下に見られても「何が東京か。そちらも地方じゃ」とやってきた世代があるのね。そこの印象だけで責められてしまったのかな、と。 大阪が栄えてたと口で言われても、信じられない人もいらっしゃるでしょうし。何より関西人、なかでも大阪人が一番驚くと思われる、江戸前期の特産品を見ていただくと、よくわかるんですけど(中学生のやり直し歴史本にたまたま載ってました)↓ ね。特産品だらけだった理由は周りのおかげなんですけど、増長しすぎて駄目になったのかもしれません。いま京都弁の風当たりが強いですけど、「島国の呪いの順番待ちが来たのやな……」と理解して辛抱しましょう。栄えてて文化もあるから、叩かれるだけよ。粋も本当はイキじゃなくてスイ。関西圏の言葉発祥なんですけどね。ご贔屓が関東圏の方ばかりで、知識人ぶるのはスイに反するし、大阪上げ東京下げが過激な時代も長かったので、言い出しづらくて黙ってました。昔はちょっと記事にしたことあったんだけど。こちらでは国語で語源を習います。今は粋自体が全然違う意味にとらわれるようになってて、東京の粋も時代の流れでちょっと下品な捉えられ方をする印象なので、使われる際は充分お気をつけください。 下品な下センの身でお恥ずかしい。おほほのほ。スイはいちいち説明しないで、悪役に徹しても他者を守るような意味合いも含むかな。アホに徹して無駄な争いはしない気もしますので、こういうのは粋じゃござんせんなあ。ガハハのハ。 またね。 |