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2017/06/28 

舞台『銀二貫』、文童担当で行ったからには「よし。絶対レポート書こ!」と意気込みましたが、すみません。今ちょっと心の縛りがキツくてね、言葉が出ません。エエもの見たときはそんなもんなので堪忍してくれる?無理?あそう。サラッとやりまっせ。

お座敷の高田和助さんはめちゃくちゃ可愛かったです。旦さんは出だしが大事なのでそこがすべて。もうこれ見れたらエエわー帰ろーくらいの気持ちになりました。担当以外で、私がいった9日で一番よかったのは赤井さんでした。松吉役の藤山さんはもうすでに商人になってました。おかげでこれは本当に難しい演目なんだな、と再確認。ひとつの演目で長くはできないね。はじめと終わりに変化がない。……むずかしい。最初のほうも行きたかったですね。ダブルキャスト相手でよくここまで、という感じでした。一体感のある舞台でした。師匠のカーテンコールの写真がいいですね。商人のなんたるやを見せてくれたんやと思ってます。

後半寝てたという声がよく聞かれまして、それでええんですけど、やはり、ざこば師匠不在はキツかったんやなって。ああいう人というのは、なんやろ、もう顔がバーン!セリフボーン!だけでグワッ!やねんよ(わかれ)。上手い下手、面白い面白くない脇に置いといて……いや上手くないとか面白くないとかじゃないよ? えっ。そんなん言わすの? 師匠どう見ても和助やなくて善次郎向きやろ!とか?()ほんまクリスマスにたまたま関ジャニつけてて、ひっくり返ったね。原作ファンの津川アンチで、津川旦さんも見てないひといるらしいね。趣味に合わないなら無理に見ないほうがええけど…… ドラマはね、なんと言いますか……うーん、漫画版と同じで、全く違うものですから、原作贔屓も機会があれば見たらいいですよ。銀二貫そのものは一世紀は軽く残るだろうな、と思ってる作品なので、いろんなパターンや媒体で使われるだろうし。

文童さんは、私は一昨年?前の朝ドラと巨塔くらいしか知らなかったので、藤山かんみ世代の母に聞くと「ああ、天才やもん。一人舞台で持つひと」とニコニコ。演者の間に入って一人で立ち回ってはったわスゴイ以外の言葉がない、と話し出したら、「そう、よかったね。ところで関ジャニどれ? あっ、いやーん若いほうやね!」とエイトとウエストの違いを小一時間……ここに昔は父方の伯母が加わって宝塚の組の違いをやね……いや、そっちやないねんて。頼むわ。

「ジャニーズやのに松竹とか、静かにしなきゃ」ということに縛られてる人も見かけましたが、あの、ほんと次はね、そういうことないように……ああでも始まってるのに喋っとるオバハンは振り返ってシッとやっちゃっ……ごめんあそばせ。 前座までの健康診断の結果はきいたるしビニールがしゃがしゃも我慢するが……まあ内容しらんかったんでしょう。あそこまでのは今や絶滅危惧種やからな……(めちゃくちゃ席当たり悪かった☆)。

これまでもジャニーズ何回か来てませんでしたっけ。 世代交代かな。 昔ねぇ、校外授業で、まあうちの学校が確かそういうこと初めてやったらしいんやけど、学校全体で松竹行きまして。歌舞伎か……忘れたけど、そのときの気分思い出しました。なんかさ、制服で肩身狭くて……意味もわからんし。寝てたと正直に言ったら怒られるし。こちとら毎日三時間かけて行っとる学校なんやで!?よく寝るために座ったってええやろ!?(怒)




あのね、それでもね、私。思うんやけど。

いい作品というのは、タイトルだけでも粗筋だけでも覚えられたら、それでええんですよ。ああ、あれ見たな、って。無理に考えて見たらアカンの。批評家は別やけど。話ようわからんけど、ええセリフひとつあったな、って。私の推しカレ素敵やわ!って。それでええの。

みんながお洒落してね、少し早めに松竹の前に立って、ほんとはあそこ向かいがあれでこうで邪魔やから立ったらアカンのやけど……まあホコ天みたいな真似しとるわけやなし、サッと避けて。遠征にごまん六まんかけてですね。きゃわきゃわ言ってたら、『銀二貫』って看板をみんな「わあ。なんやろ?」って見上げてて。漢字読めんでも内容わからんでもね、それで半世紀やそこらじゃ利かないくらい、作品が残っていくのよね。ひとの心の中に。思い出と一緒に。

だからね、意味のあることなんです。すごいことしとるんやで。新聞にありがとうを書かなくてもね、もっとニコニコ、退場するときはパチパチパチパチ!がんばってしてね。……派閥は知らんで? そんなもんあるわけ、と思ったが、それも日本やなあ。

どこでもあるなあ、と思ったら生きていけるよ。

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