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2022/02/17 |
最近めっちゃ打ちにくいわ……タブレットだとキーボードごと上にもどってしまう パソコンは違うことに使ってるから嫌なのよね。ドウシマショ。 |
2022/02/17 |
『もはやそれ以上』 もはやそれ以上何を失おうと 僕には失うものとてなかったのだ 川に舞い落ちた一枚の木の葉のように 流れてゆくばかりであった かつて僕は死の海を行く船上で ぼんやり空を眺めていたことがある 熱帯の島で狂死した友人の枕辺に じっと坐っていたことがある 今は今で たとえ白いビルディングの窓から インフレの町を見下ろしているにしても そこにどんなちがった運命があることか 運命は 屋上から身を投げる少女のように 僕の頭上に 落ちてきたのである もんどりうって 死にもしないで 一体だれが僕を起こしてくれたのか 少女よ そのとき あなたがささやいたのだ 失うものを 私があなたに差し上げると 黒田 三郎 詩集『ひとりの女に』 実はしばらくお腹を壊してまして。もんどりうってまして急に思い出しました。意味情景もよく知らず、『もんどりうって 死にもしないで』の部分がなぜか耳にのこって。高校のとき何かの切りぬきで知ったんでしょうね。最近になって全文を知りましたのでメモしておきたいと思います。 |