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2022/02/13 |
私自身は気が強いというか、強く持ってないと折れるタイプなので。そういう人の落ち込んでる姿を見ると、「ああ、私だけじゃない」と思える、ちょっと嫌な性格なんでございますけども。 落ち込んだら坂上忍ブログを見るターンに入って早十数年。たぶん開設当初からレイワにはいっても見てるのって、芸能人では坂上さんだけな気がします。自分がネットはじめて同時期だったせいもある。特にいぬ猫派でもないので、自分でも不思議なんですけど。パグゾウかわいいよパグゾウ。 坂上さんのネットニュースがふと上がってきまして、5秒早退……みたいな「んん？ こんな話までニュースになるなんて大変だな」くらいの内容だったんですが。珍しい……あの「昭和武士道忘れ時の侍魂。甘ったれたそこいらの若者は根性焼き。お命頂戴いたします！」みたいなキャラクターの中に『ザ 早★退』の二文字があったこと。あるんかい？ と思ったら。 わんこにゃんこのための5秒ですよね。ウン……もう残りの仕事はボイコットしてよいよ……(いやいや)。バイキング何年でしたっけね。見れる時間帯にいることが少ないので、めったに見れなかったのですが。たまにつけると、突発的に発言して誰か泣かしてはCM明けに突っ伏してるのは坂上さんの方で。「スミマセン……ごめんなさい……本当……」。次の番組で中継ぎしてもらってはホッとして疲れた顔でにこにこ。 ニュースによったら『かわいそう』のひとことでした。出演者ももちろんですが、最終的な評価は番組の『顔』にいくわけじゃないですか。板挟みでよく堪えはったなって。 テレビ番組としては文春砲や、それに続くネットニュースに対抗する、唯一の架け橋みたいな枠組みだったようにも思います。内容は内容やったけどね。それでもあれだけの人が見るんですから、やっぱり大事やったんちゃうかしら……とも思うんよ。雛壇とかローション相撲とか虫の踊り食いとか(え？)。 ナンジャソレみたいな流行を作り出してきたわけじゃないですか。テレビって(この国、ほんま平和だったな……いや今年も平和なんだけど、ナンジャソレみたいな事件が続きすぎて忘れそう)。 テレビ論みたいなことを書く若い人が、いまほとんど探せませんでね。裏方などでも長くやってこられた方なら、面白い本を書いてくれると思うのですが。論として上がってくるのは昭和の日を牛耳ってきた方々ばかりなのも、ちょっと考えものですね。「その時代には合っていたけど」ってことがやっぱり出てくるから。「シェイクスピアの朗読会が超バズッてたの！」みたいな時代もあったわけでしょうが。 いやシェイクスピアはまだまだこねくりまわしていけると思うけどな。役者志望でもない限り朗読会はさすがに……いや、今日の日も全員でシェイクスピア朗読会してるんだとしたら、テレビドラマのつくりもの感も、うなずけるやもしれません。むしろ日本の視聴者層に合わすなら橋田寿賀子朗読会……あれ、誰か来た？ わあ！ ナニをする！！ (暗転) お待たせしました。三谷幸喜の刺客でした。「あ、うち新聞間に合ってますんで」と言ったら「西田敏行観れますよ」と言われて心揺らぎ雑巾のサンプルだけ頂いときました。って、アベノマスク？ ……ウエストサイド物語たのしみですね！！(邦画キッツいなぁ……邦画ブームこいこい！) 逆に「ずっとテレビ見てきたので書いてみたいし話してみたい」って人の文章もあまり聞かないですね。躍進してる業界なら、必ずどこかしらで掲示板なりTwitterなり新聞の片隅なり八百屋の軒先でなり、ワッと意見が出てくるものですが。持ち上げばかりになってきたらプラットフォームが崩れてきてしまうやろし。うーん……ティックトックもここまで残るとは……予測変換出ェへんけど……学生さんのつけている小物のキャラクター名が全然わからなくなったので、晴れてオカンポジションと相成りました。いやだ誰かオシエテ。 あれ可愛かったなあ。呼び止めて、「あの。そのキャラクターなんですか？」って聞きたかったなあ。 YouTubeが躍進したとき、二十歳そこそこの学生さんが、YouTube論を一斉にワッと書いてたんですが。もちろん自分でもやりながらね。「親には反対されてるけど、いまどうしてもこちらがやりたいので」と。もう五年くらいになりますが、「嫌なことはつきませんが、こちらをやっててよかった」って。男性のかたですけども。女性以上に一生がかかってるから。真剣なんだなって。 悲しい末路も多く見てきたので、なぜかその……よかったなって。「道をえらべること」自体が幸せであり、「自由」の本質だと思うんですね。やはり災害となると、えらべなかったから、どうしようもなかったから。そういうことが増えてきますから。 以上です。おお、明日もうバレンタインですか。チョコケーキの作り方でも書きにくるか(当日では意味ないんじゃ……まあ自分用に)。 |