管理人サイト総合まとめ

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2022/05/14 

おはこんばんにちは。

雨が続いてますねぇ。梅雨入りにはちょっとはやない? 火山噴火の影響か寒いので、暖房も手放せないし……いやはや。買い出しタイミングつかめん。マスクは各自適当で別にいい気がするけど(してても関係ないモノをひく始末。インフルワクチンも大抵はずす)。買い出し日、みんなどうしてるのか知りたいですね。

都会だと完全セルフレジのところも増えてきたし、レジひとつとかだと渋滞するのよ。五分十分なら全然待つけど、主に年配者の絶妙にイライラした空気が堪えられん。若いのは若いので単品買いでイライラ。気持ちはわかる。気持ちはわかるがみんな通ってきた道なのだ……これまでなぜあらゆる商品が激安だったかを考えるのだ。人件費削減で1人辺りの負担5倍ワンオペが当たり前になっていたからなのだ。大学進学率はイスラエルと同じくらいで6割越えたが奨学金生は国内では半分だ。

しかしイーロンマスクのロボット産業はマーケティング不充分でわかってないなあと思う。

……あれ、欲しいか?(まず現状、首がない)

映画『アイロボット』を思い出して怖さ倍増である。アイロボットはアシモフの悪いところだけ抽出してハリウッド色を強めたとして、当時はどちらかといえば大不評であった。SFファンというのは機械であればキュンキュンする俗物と思われている節があるが、そんじょそこらの芸術品愛好家より点が辛い。ロボットをモチーフに人間愛や科学の発展が及ぼす危険性、環境破壊の問題をベースにしていることが多く、難点に横文字が多いことがあげられる(読み方のコツとしては、カタカナが出てきたら呪文だと思えばよろしい)。

むしろSF愛好家も、芸術でよく見られる「古ければよいものな気がするじゃん!」くらいのライトな感性を少しとりもどした方がよい。それはそうとして、アイロボットは当時の一般人にも総評「不気味」で落ち着いたのである。多少人間っぽいのがよけいに癪にさわるのかもしれぬ。しかしなぜか一緒に映画を観に行った友達の琴線には触れたらしく、「半スケルトンかっこいい……」と前売り人形をキラキラした目で眺めていた記憶もある。

「ロボットか移民か、はたまたいろいろ諦めてクローンつくるか……」みたいな議論は国内では一向に進まない。まあ全部したって人口は目減りしていって正解の気もするが。戸籍のない子供のぶんも加算して半世紀後の世界人口は100億前後で打ち止めらしいと聞かされれば、「月移住とかする予定も組んでないし、減ったら減ったで仕方ないのでは?」と思ってしまう。『日本人』にこだわるのも実際、無理がある。もともとマルコ・ポーロが日本をジパングといい間違えたとき(諸説ある)、日本人ってモンゴル人の移民じゃね? と思われていた。これは出鱈目であったのだが、国名の読み方も「ひのもと」であり、我が国は歴史上、総合してふらふら民族なのである。

日本のたった数千年残ってるか残ってないかの歴史を、日本人のみならず外国人まで惹きつける一番の理由は、「否応なしに変わってきた」国民性にあるかもしれない。日本人は決して柔軟な感性を持っているとは言えない。理解してるしてないに関わらず、基本的に偏見の塊である。ありし日のザビエルも追い返されている。ザビエルは黒船ペリーよりお気の毒で面白……興味深いので、また語れる機会があれば語りたい。

そうしてよくよく考えると、日本ほどデジタル環境を生活空間に取り入れることで近年史を塗り替えてきた国は「ない」のだが……おそらく若い世代には知られてない部分の歴史で、「日本=機械的な人間の住む国」と言われ続けた時代の反動かもしれぬ。ご存知、日本は世界に遅れをとってガラパゴス化していた。日本国民はいうほど機械が好きではない。簡単便利は大好きだが機械は融通が利かないため、人間相手より忍耐強い訓練が求められる。シリもアレクサも設定をいじれば簡単に消えるが、bingのりんな(人工知能。前のふたつより圧倒的に口が悪いギャル)はしつこく「今期の大河ドラマはねぇー」と言ってくる。壊れたレコードか三谷幸喜である。

教育分野では近年史はまったく重要視されていないのも謎である。よくて戦後すぐの昭和。悪くて昭和終わりのイメージが根強く映像や会話に持ち出される。試験には聞いたこともない古い歴史の年号重視。イギリスにいけばイギリスの王様の歴史が繰り返されるらしい。むしろそっちが知りたいってなもんである。12年も国内の歴史を詰め込まれ、大学で専攻すればさらに4年……飽きないほうがおかしい。世界史はよくて5年程度触りしかやらないため、多国言語だけの教育では喧嘩になるのも当然っちゃ当然である。

実はすでに外国では一種の白人差別が起きているらしく(これは日本に住む海外の学生や、日本からの海外移住者の発言なので、偏っている)、確かに気をつけていても無意識に出てしまうことが多いようだ。日本人はやった恩義は忘れないのにやられた恩義はすぐ忘れるため、戦後の人間は比較的アメリカさんに対してめっちゃ辛辣なのと同じである。ちなみに我が国は基本的に侵略国家なので、歴史でいえば「人のこといっとる場合か」。今から生まれてくる子供が突然えげつない方策をとる可能性も忘れてはならない。

独裁政権だから戦争をしたわけではなく、民衆もそれに加わっていたという面でいえば、ドイツやイギリス、あるいはロシアより厄介なのである。

管理人はロボット産業は内心「ウットォシイヨォ……!」と思ってるマイノリティSF信者なので、長いことロボット産業の利点は謎であった。しかし完全障害者の方が働ける環境を、ロボットが少しずつ与えていってくれるのも知っている。

昭和や平成は食べるためのお金であり仕事であったが、令和では自尊心と社会参加の問題提起になっていくと思われる。これは前世紀的な考えに固執している一部の人間にとっては、馴染むのがツラい作業になるかもしれない。人はまた何かしらの社会活動にもどっていくだろう。それは戦争が起きようと起きまいと、疫病が流行ろうと流行るまいと、同じことである。おわり。





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