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2018/07/13 |
【アウトネイム〜全員偽名〜】 かつては『花菱の鬼夜叉』と名高かった中田だが、若頭となった頃から『恐喝のビリケン』『咆哮のビリケン』『情緒不安定なビリケン』と言えば中田を指す二つ名となってしまった。最初こそ(腹立つけどしゃーないか……)と諦めていた中田若頭。これみよがしにビリケン・ストラップやピンバッジをつけて居並ぶ舎弟に業を煮やし、「テッペンなんて、そんなもんや。辛抱やで」とねぎらうフリして、巨大ビリケン・クッションを肘の下で潰す西野会長を見て決意する。 そうだ。新たな二つ名を考えよう、と。 ピッポッパッ……トゥルルルル …… 中田「五味ちゃん、こういうの得意やろ。頼むわ」 五味『「やさぐれビリケン」とかどうっすかね。キャッチコピーは「わたし今日もグレています」みたいな』ハハッ 中田「ビリケンさんから離れてくれんかしら……俺が嚇しで机に足上げたら幹部連中が足の裏掻こうとするねん。野村会長でもここまでナメられてへんかったで」ハァ… 五味『俺、電話しながら舎弟に足磨かせてますよ? 水虫対策で』キョトン 中田「ああ。なんか普通にしそう。あれやろ、女王さまみたいな感じやろ。俺のはそういうのちゃうねん」ウッ…ウッ… 五味『超わかる。なんかアニキ、虐めたくなる雰囲気醸し出してますし』ニヤニヤ 中田「あ?」ギロッ 五味『「恐れ入り屋の鬼子母神」ってどうっすかね』ハハッ 中田「その手は桑名の焼きハマグリ。……お前さん、前から思ってたけど無駄口ダジャレ多すぎひん?」 五味『花田君がそういうの大好きだったので』サミシイ☆ 中田「『口から生まれた花田の花チャン』成仏すんのやで」ナムナム いやふと花菱幹部の源氏名考えたくなりまして……気が向いたら続きます。お付き合いありがとう。 |
2018/07/13 |
中田「メソメソしとる場合やないぞ。俺の時代や!ヽ(*´∇`*)ノ」ヒャッハー してみたい若頭中田。西野アニキにはさんざん恩売ったし。今のところ目をかけていた人物が順調に死んでいるので、舎弟の間では「俺ら会長への貢ぎ物にされんじゃない?」「捨て駒発言あったしな。※花菱ビデオ班によるリーク」等々、ちょっと評判も悪いけど仕方ない。 中田「今日から花菱若頭の中田や。兄貴の時代とは違うぞ。俺は厳しいぞ!もともと兄貴の隣でメンチ切るのが仕事やったし」エッヘン! 舎弟「カシラ。これ、今年の決算表です!」 中田「か、金勘定は森島に一任しとるから……」 舎弟「カシラ。本邸に殴り込みです!」 中田「あー……五歳若かったら一緒に殴りに行くけど……」 舎弟「カシラ! 丸暴が次期組長と話したいと!」 中田「んー……取り引き系で先導できたためしないから居留守で……」 舎弟「カシラ! 木村さんや大友さんがまた生き返りました!」 中田「えっ、ええ( ; ゜Д゜)?! 指食いちぎられたり銃乱射されても敵わんから盃目当ても断って……」 舎弟「カシラ! サインください!!」サイン!サイン! 中田「あっ、それ知っとる。飛行場で嫌がらせする気やろ? いやあ、若頭って感じやな。ま。俺はサインくらい無視せんと書くで」エヘヘ 舎弟一同「HAGE!HA!!GE!!」 中田「ーーやめて。マジでやめて」メソメソ… みたいな未来しか見えないので、わりと本気で周りのサポートに期待するしかない実態。でもこういう人が長生きするんですよ。リーダーはちょっと頼りないくらいでちょうどいいらしい。あえて弱々しいのを隊長に据えると部下を無理させないからなんだって(kioさん論素晴らしい……八甲田山の総大将がアレでなければ皆死なずに済んだ)。 体育会系中田のままだとパワハラ中堅が横行してたかもしれないですねぇ。ま、893世界のパワハラといえば理論武装とか学歴とかインテリ系だと思いますけどね。どやさどやさ。 |