アイドル科の王さまと普通科の娘 | ナノ

アイドル科の王さまと普通科の

ひっそりと、秘密の場所で時間共有

Dream of Ensemble_stars.
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第一幕 広大な大地はちっぽけな紙になる

 変革の風は届かない
 ほら、脳が素早く察知する
 朝陽の笑顔と夕陽の輝き
 ぶれない芯を捜している
 才は謳われ、贄は呑まれた
 複雑な感情を秘めた銀猫
 かつての鈴の音を偲ぶ
 築き上げたものを垣間見る
 消えたのは周囲の霊感
 雪を押し上げる萌芽
 光輝ある称号が陰を振興する
 変革の風は届く気配を見せない
 本能が想像の光を求めてる
 心の跳躍力は極限になった

第二幕 潤った世界で切れかけの電灯が耐える

 誰よりも遅く、誰よりも強い風が吹き込んだ
 露になった路を拒む
 人の陰に隠れた才ある者
 伸ばしたくても届かない
 『王さま』印の招待状
 誰よりも華やかを所望する
 『王』の仕立て屋になりきれるか
 スポットライトが秘密を隠す
 言葉にして理解する感情
 不恰好な『裸の王さま』を創造する
 瞼を閉じると、外套がはためく
 目覚める前の肩慣らし
 開幕が近づいた、銅鐸を打ち鳴らせ
 【ジャッジメント】の開幕が訪れる
 王の入城。騎士が進軍し、優美に舞う
 緋と藤が輝く、黄昏の君
 騎士は忠義を誓い、剣を向けた
 透明な瞳が重なり、王が降臨する
 奏でよう、祝福を受けた未来の名曲を

第三幕 世界を震撼させよと王が叫ぶ

 近づく連休は誰もが至高
 軽快な音楽を聴かせよう
 30分後、捜しものはここに
 策士な『王』は物語を紡ぐ
 時間が許す限りのティータイム
 お初お目にかかる、彼らの姿
 帯びて伝搬するこの熱を冷やせ
 更なる高みはまだ雲の上
 順応できる者こそ『王』の膝元に
 平々凡々の庶民は壁と向き合う
 気高く優雅に、お淑やかを忘れず
 『皇帝』の気まぐれソテーはいかが?
 昔と今の空白はまだ残る
 進撃を誘導する罠なのか
 収穫は高貴な椅子を持つものが得る
 太陽出現、スイッチ切替ギミック
 以心伝心にはまだ程遠く
 夜の住人は静かにほくそ笑む
 本日のlunchを思案する
 初めてのライブをお届けください
 予定記入なんて待っていられない

第四幕 創造された大地で産声が響く

 昨日の敵は今日の仲間理論?
 シンクロするのは鋭い痛みか
 揺れる水面に隠れた小波
 蟠りの雲隠れ
 拗れたのは抹茶含有者
 捩じれて復元する世界が心地良い
 幻想に揺蕩う夢に溺れる


 あとがき





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