更新
▽言葉の融点#02
鶴丸の白と巴形ちゃんの白さは違うよということを言いたいのですよ。私は。





めちゃめちゃ楽しく書けた忍足（東）のお題です。見て！！！！！！


貴方は忍足で『運命という罠』をお題にして140文字SSを書いてください。
https://shindanmaker.com/375517


思い続ければ、願いは叶う。
口に出すと怖気が走るような言葉は、私の頭の片隅にこびりついて離れなくなっている。まるで呪いだ。
話は今からおよそ一月前のホームルームの時間。席替えの時に遡る。
クラス委員が作ったクジ。私がテーマパークのお土産のお菓子の缶に入れられた紙片で引き当てた座席はあの忍足の隣だ。
男子と女子が半々のこのクラスで、自分の先の隣が誰であろうと関係はない。忍足だってそう思っていたのだろう。隣同士であったこの一ヶ月。私と忍足は付かず離れずの実にいいお隣さんだった。
言葉で「おはよう」と挨拶をかわすこともなければ、教科書の貸し借りもしない。互いにまるで存在しないようにしていい、気を使わなくて構わない「いいお隣さん」だ。
だが、次の席替えのクジ引きが始まる直前になって忍足はどういうわけだかこれまで二人で作っていた壁を超えてきた。
私がクジを引く番を待っていると忍足は低い声でこう言ったのだ。
「なあ、前の時も思ったんやけど。苗字さん。今度の席替えもまた自分と隣の席になりそうな気せぇへん？」
「まさか」
突然忍足から話しかけられたことに驚いて、返した言葉は必要以上に乱暴なものになってしまった。まずかったかも。と後悔をする私に、忍足はそんなことを気にしていないようで薄情そうな唇でニンマリと弧を作った。
「俺、そーいうの叶ったら面白いなって、つい信じてしまうんよ」
苗字さんも想像してみぃ？案外、実現するかもよ。
月に一度の席替えで沸き立つ教室内では低すぎて聞き取りにくいはずの忍足の声がやたらしっかりと耳に入ってきた。水が一雫、入ってくるようにゾワリと頭の中を撫でられたような怖気が走る。
私は逃げるようにクジを引きに席を立つことにした。


今回のクジ引きは、私の番が回ってくるのは遅い方で。缶の中に小さく折り畳まれたクジの残りは三つしかなかった。
確率的に考えたって、忍足の隣の席はないだろう。そう自分に言い聞かせて、私は缶の隅にある一つを指先で摘もうとする。
その瞬間、さっきの忍足の声が私の中の頭の中で蘇る。紙に向かう指先が私が知らないどこかへ引っ張られていくような感じもする。
そんな、まさかね。
また来月も忍足が隣の席にいる、予感を私は振り払ってクジを引いた。





▽skew-gears#96

主人公も主人公で何かやりだしたっていう話です。
でも、なんで勉強なんでしょうかね？ほかにもっとすごいことやればいいのに。


お客様！お客様！！！
お客様の中に乙女ゲーム「絶対階級学園」をプレイされた方は
「絶対階級学園」をプレイされた方はいらっしゃいませんか！！！

すんごく面白かったよね！！！学パロ夢で散々見たシチュエーションがてんこ盛りで、あんなにテンションのあがるゲームは初めてでした。




貴方は丸井ブン太で『言えるわけがない』をお題にして140文字SSを書いてください。
https://shindanmaker.com/375517

たまの贅沢でお茶をしているカフェに名前を聞いただけで美味しいに違いないとわかる期間限定のスペシャルドリンクを飲んでいる。それも「一緒に行こうね」と約束した人とは違う人だ。
とんでもない栄養表記のわりには甘くないな。と味気ないにもほどがある感想をもらしたその人はもう一口それを啜ってから、こちらをじっと見てから薄く笑う。
「丸井がこれを飲むと言っていたな」
柳くんの眼差しには、意地の悪い期待が込められている。
どう返すのがわたしにとっての正解かわからない。どちらともつかない言葉でさえ、約束を破ってしまった罪悪感が募ってしまいそうだ。


拍手、コメントありがとうございます。
一年近く更新停滞していたにも関わらず、たくさんいただいていてとても嬉しいです。

コメントについてですが、内容からして「ありがとーー！！サンキュー！！！」って言う以外ないな、というものをいただいているのでこの日記で返信とさせていただきます。
本当にありがとうございます。これがあるので、サイトを続けられるのでめちゃめちゃありがたいです。

作品ごとに設置してる拍手やトップページにおいてる簡易連絡などだけでなく、
ツイッターにもお題箱設置したりしてるので、気兼ねなく絡んでいただけたら嬉しいです。
それでは


漫画
映像研には手を出すな！
女子高生三人組がアニメーションを製作する部活を発足して、アニメをするという部活ものです。
萌えとか熱はないんですけど。キャラたちの小気味のいいやりとりと、ミュージックビデオみたいなカッコいいカメラワークが読んでいてすごく気持ちがいい

あちらこちらぼくら
BLにセックスはいらない。という過激派なあなた。
わかるよ。その気持ち。
性愛がないが強い結びつきがある男二人のことをブロマンスとか言うらしいけどニッチすぎてジャンルとして確立しないんだよ。辛いよな。
そういうわけで、これを読んでほしい。
同じクラスの目立ちまくりのグループにいるヤンキーと教室の隅にいるサブカルオタクとの間には見えない壁があるんだけど、それを破って歩み寄って行くすてきな物語だ。
この作者は似たような二人組を主役にしたBL作品をいくつか出してるから、このタイトルも後々にBLになっちゃう危険は常に孕んでいるけど既刊の2冊はセーフだ。
てか、skew-gearsみたいな他人以上友人未満な二人がもだもだしてるの好きなら、好きだよ。なにを躊躇しているの？読んで



更新
▽skew-gears#95
お久しぶりです。とりあえず書きためていたのを吐き出している感じです。
言いわけをすると書く間隔を空けてしまって、ファイル開くたびに「えぐ！」と自分の作文具合に気分が悪くなって思うように書けないのに腹立ててただけです。しょうもねーな

▽言葉の融点　＃01
キナコ先生のキャラデザの男に泣いて縋れるのってサイコー！ということに「鏡界の白雪」というだめんずがたくさん攻略できるゲームで知ってしまったので、キナコ先生デザインのキャラがいる刀剣乱舞でもそれをやろうよ……という趣旨の元始まった作文です。よろしくどうぞ


皆さん元気ですか？そうですか。いいですね、私は負のエネルギーが爆発していて、五分に一度「お前の町が明日燃えますように」と心の中で唱えてる感じです。


それもこれも、会社で転属するために試験受けて、グループディスカッションでこれ以上ないくらいの勝利を決めたのに不合格くらったからなんですよね。

お前らが出した問題に大大大正解を叩き出してるのになんでダメなの？
自分で作った問題で正解答えられたら、スネるってなんだよ。ツンデレするっておかしいだろ。こっちは仕事してんじゃん。ツンデレられて萌えられるわけないだろ。と言い出したらキリがないんですよね。

会社は一つしかない、なんてわけがないし。
外に出たらそれだけなんでもあるんだから。
今の場所に固執しないで、転職しようかな
という感じです。

それでは、


貴方は丸井で『一番厄介な存在』をお題にして140文字SSを書いてください。
https://shindanmaker.com/375517


曖昧な関係から「付き合ってる」と意味をつけたところで一度に何もかもが変わるわけじゃない。
次の日から一緒に登下校がすぐできるわけじゃない。
そうするには、丸井と付き合うことになった。と言いたくもない秘密を教えて、もう一緒に登下校しないと女友達に宣言しなくちゃいけないのだ。考えただけでお腹が重くなる。



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