NOTE
ジャンル入り混じります。ご了承ください。
趣味のクロスオーバーもあるかも
・完結見込みのない話も置いてあります。


CATEGORIES

雑記
ロキド
いつも隣りに
ロキド以外
クロスオーバー
JOJO
DMC
BSR


ARCHIVES

2017年3月
2016年5月
2015年7月
2015年5月
2015年4月
2015年3月
2015年1月
2014年1月
2013年9月
2013年4月
2013年3月
2013年1月
2012年12月
2012年11月
2012年9月
2012年8月
2012年7月
2012年6月
2012年5月
2012年4月
2012年3月



へっくしゅん  松小
(BSR) 2012/12/01

くしゅんっ


「…はて。猫の仔でもいたかね」
「ああ?」
「ははは…。まるで猫の仔のようなくしゃみをするのだな、卿は」
「うるせぇ。半分しそこなったんだ…すっきりしねぇ。」
「おや、寒さには慣れているかと思ったがね。こちらで火鉢にあたるといい」
「…」
「なんだね?卿はよもや老体から火鉢をとりあげようと…そんなことは思うまい?」
「…ちっ」
「着物を着せてやったのは私だが…礼の一つあってもいいものだが、どうかね」
「礼を期待するような小せぇ男じゃねーだろ」
「…。んん…これは…ははは、恐れ入った。愉快な返しができるようになったか」
「ふん。てめぇと一々問答するつもりは…」

ふぁっ、くしょん!

「ふふふ…いや、豪快、豪快。もっとこちらへ寄ればいいのだよ…夜半の雨は雪になるだろうな」
「…そうか」
「なに、積りはしまいよ。積もったところで日が昇れば解けるだろう…。」




--------
練習がてらに…。
難しいなぁ久秀さん。
へっくしゅんがゲシュタルト崩壊してきたのは言うまでもない






へっくしゅん  ND
(DMC) 2012/11/30

*悪魔退治後



へっくしょい!


「…坊や、風邪でも引いたか?」
「違う。汗が冷えたんだよ」
「汗?俺には準備運動にもならなかったけどな」
「歳食って代謝が悪いんじゃねーのか、おっさん」
「ははーん。無駄にドタバタと動くから運動量が多くて汗を掻くんだな。坊や」
「んの…クソヤロウッ」
「このクソガキ!」

はっくしゅん!

「……はぁ。帰るぜ、坊や。そのまんまじゃ風邪引いちまう」
「あ、待てよダンテ。どうせならそこらで暖まって行こうぜ」
「坊や。そう言うのはその辺りで寒そうにしてるネェチャン相手に言ってやるもんだぜ」
「はぁ?好きでこのクソ寒い外であんな格好して媚びてんだろ?それに俺が誘ってんのはあんただ」
「相変わらず口の悪い坊やだな………。ああ…まぁ要は暖まればいいんだな」
「2人で暖まろうぜって言ってんだよ」
「OK...Kid.なら、競争だ」
「What?」
「家まで走って、先に着いた方の勝ちだ。ここから全力で走って帰れば身体はぽっかぽかだぜ」
「はあ!?そうじゃないだろっ」
「んじゃ…あ、お前手使うの禁止な。Get set. Go!」
「なんで魔人、化…ああ!?魔人化ダッシュしてんじゃねーよクソ……FUCK!!!」



へっくしゅん、へっくしゅん!へーっくしゅん!

「あ゛−…ちくしょう」
「坊やのせいだぞ…っくしょい!」
「うるせぇ…おっさんがずりーから……っくし!」
「だからって玄関先で盛るなんてどうかしてるぜ坊や…おかけで汗が冷えて二人でこのざまだ。格好がつかねェったらねーぜ」







へっくしゅん  ロキド
(ロキド) 2012/11/29

はっくしゅん!


っくしゅん!くしゅっ!へっくしゅん!


「…おいおい…風邪か?」
「あ゛ー…あっぶねぇ。脇腹つるかと思った」
「お前また薄着で転寝とかしてたんだろ?」
「フフ。ユースタス屋はおれのことをなんでもわかってるな」

っくしょん!…ずず。

「鼻垂らしながら不敵な顔してもしまらねぇなァ」
「ン゛ーッ、むがっ。ユースタス屋!キッチンペーパーで拭くなよっごわごわしすぎて痛ェ!!」
「はは!真赤ンなってやがんの」
「ああ、鼻の下がひりひりする…クソ、ユースタス屋!」








悪魔と出会いました
(クロスオーバー) 2012/09/06

キッドをDMCの世界に。
トリップではなくDMCの世界にいるキッド(14〜17歳)

設定
DMC1の世界でバージル(ネロアンとしての洗脳が解けた赤目のバージル)も健在で双子で便利屋をしている。
バージルが仕事中に巻き込んでしまった赤い毛の男の子(キッド)。
1のバージルは3の頃よりも丸くなってるので巻き込んでしまった人間を見て放っておけず、ダンテと住む事務所兼自宅に拾って帰る。
説明すると長い(妄想はしている)ので割愛するが、赤毛の少年は悪魔の毒を受けて重症。

いつも通りのメモ書き。




続き…




夏。男ならパンいちで!
(DMC) 2012/08/23

ネロ「おい。もう8月も末じゃねえか」
2D「そろそろ、学生は現実を見た方がいい頃だな」
3D「パンツの日(8月2日)話を5日くらいには更新するとか言っていたのは誰だよ」
4D「パンツって…俺たちはボクサータイプのだろ?」
1D「いや、俺は黒のビギニだけど?」
3D「俺トランクスだぜ?自由度的に(笑)」
2D「Tバックだが?」
4D「は!?」
1D「俺はがっちり押さえてたい派だから。ビキニじゃねーと」
3D「ボクサーより余裕があって開放的だろ?本当はノーパンがいいけどチャックに挟めた時が一回死ねるからさ。ありゃマジいてぇよなぁ」
1D「ああ、痛いな。俺がっちり亀頭咬み込んで思わず魔人化したぜ」
2D「痛いよな。俺は雷型に裂傷が出来て泣いたことがある。治るまでの20秒が永遠とも思えたな……それもあり、Tバックだ。パンツのラインが浮くのを防ぎ、皮パンの中でごわつくのを解消しつつ前はしっかり包み込んでいるからな。」
ネロ「俺はブリーフだな。トランクスやボクサーだと太ももの付け根んとこに触って嫌だからさ。」
4D「……」


4D「お前ら、変に見栄張るのやめろよ…自分のイメージ崩して楽しいか?とくに坊や」
ネロ「ううう…もうズボン脱げない……」しくしく
3D「あーあ…おっさん空気読めよなぁ?」
2D「せっかくネロが頑張ったのだから「実はふんどし」か「生装備」くらい言えばいいものを」
1D「ブリーフを自己申告すんのは坊やの年頃だときついよなぁ…坊や、ナイスガッツだったぜ。」



4D「…本当は生装備だ」
3D「え?」
4D「チャップスとジーンズを重ねた下は穿いてない」
1D「ほんとかよ?」
4D「勿論だ。セクシーな男はこれくらいじゃなきゃな」
2D「じゃあ今確かめてみても?」
4D「あぁ。じゃあみんな一斉にズボンおろしてみるってのはどうだ?」
ネロ「おっさんのストリップが見れる!?」
4D「ほれ、全員ズボン下ろす準備しろよ?…見たいんだろ…?ワン…ツー、」

バババッ (ズボン下げ)
ドカッ パカッ (何処からともなく厄災を呼び出して無造作に開き)


ネロ「へ、うわ!」
3D「え゛ うおっ」
1D「ちょ、まぶしっ」
2D「それは 目がぁ!!」
4D「アディオス、アミーゴ」



トリッシュ「あら。見覚えがあるわ…また懐かしい黒ビキニね」
レディ「やだ!良い歳して尻なんかだしてるんじゃないわよっ」
4D「まさか本当にビギニとTバックか…ビキニの方は付き合わされたんだろうけどな」
2D「目が眩んで見えないが俺の尻を蹴ってるのはレディか…と、言うかパンドラは卑怯だろう」


--------------
パンツの日が過ぎ去った後の祭りグダグタ偏でございました。
最後は4D以外がパンツさらしたところでオーメンをぶちかましたところです。
2様以外はまだ気絶中。
4Dのパンツが見たかったので他のダンテとネロが口裏合わせた感じですが、2様はちゃんとTバック穿きました。初代は2様に無理やり言いくるめられ着用です。
念のために言いますがネロはブリーフじゃないです。ネロはブリーフじゃないです。










出来レース
(クロスオーバー) 2012/07/11

バジキド(♀)のようなロキド(♀)
DMC双子がワンピの世界にトリップしてます。
文章形態フリーダム。
クロスオーバーですので閲覧には注意を。




続き…




半魔の書いた願い事
(DMC) 2012/07/03


2D「と言うわけで7月だ」
1D「………」落ち込み
3D「あー、ま…ほら。元気出せよ初代!」
4D「7月ってなんもねぇよなぁ」
1D「流しやがって!」
4D「ハッ!煩いぜ若造」
2D「なんでそうお前たちはつっ掛かるんだ」
3D「つーか、おっさんがしょ、」
4D「黙りな、坊主」




4V「まぁ、7月と言ったら無難に七夕だ。と、ボキャブラリーが貧困な奴が言っていたが」
2V「笹の葉は風流ではあるがな」
3V「幼少の頃はともかく…今さら願い事など」
1V「"バージルとずっと一緒にいたい"」
全V「「………」」
2V「それは、誰のだ?」
1V「若の"願い事"だ」
3V「……ふん」
4V「どの愚弟も、似たり寄ったりだがな。…ふ。よくも願い事がこんなにあるものだ…感心する」
3V「"ストサンとピザを毎食"…」
2V「"借金を減してくれ"…笹に吊すより自分の背中にでも貼っていたほうが願いも叶うのではないか?」
1V「他には…、……」
4V「ほう…。"どうかこのままで"…か」
3V「…愚弟共が」
1V「笹の葉に吊さず、わざと目につく所に"放り投げて"いる方がどうやら願いが叶いやすいようだな?」
2V「そう言う気の引き方は、幾つになっても変わらない」
4V「クリスマス前になるとスパーダの書斎の前にワザと落書きを落していたのを思い出すな」
3V「…困って、いたな。」
1V「そうだな。毎日のように落書きの内容が変わっているから」
2「…、だが…全てが叶うわけではない」




2D「全部叶えて欲しいわけじゃなかった」
3D「数撃ち当ればいいんだよな」
1D「そんで一番の"大当たり"だったら」
4D「他の願いが叶わなくても…満たされた」




3V「おい!俺達に全てさせるつもりか」
3D「いやいや、やるやる!なぁ、アンタもなんか書いたのか?」
1V「くだらない願いばかりだな…」
1D「あ、アンタちょっと肩車してくれよ。これ一番上に吊そうぜ!」
2D「家内安全(その他びっしりの文字)…これ、アンタか?なんか違うくないか」
2V「こうも住まい(事務所)が壊れては修理代もかさむし、お前たちもいい加減食生活を見直せ」
4V「ダンテ」
4D「?…今何した?」
4V「いや。それよりこれを」
4D「短冊?アンタが書い…(ぐしゃっ)」
4V「酷いじゃないか。人の願いを」
4D「こんなこと書くな!第一こんなもん吊して…」
4V「吊してないだろう?叶えてほしいからお前に渡したんだ。確実だろう」
4D「叶えてたまるか!」


思い思いの願いを吊し、はてさて…。
星の瞬きにそれは写ることが叶ったのでしょうか。
少なくとも、弟の願いは兄へ、兄の願いは弟へ届いたことでしょう。





おまけ?


レディ「あら、ダンテ?それは私へのお願いかしら?」
4D「はあ?」
レディ「ふふ。それ、素敵なお願いの仕方ね。気に入ったわ」
4D「ん?なんだ、背中になにか…!?バージル…!」
レディ「そうねぇ。恥をしのんだお願いだもの…ストロベリーサンデーくらい買ってあげるわ。借金は減してあげないけど」


『借金を減してくれ』の儚い願いを文字通り背中に背負ったダンテでしたが叶いませんでしたとさ。

4D「でもまぁストサンは食えたからお星様に願ってみるもんだぜ」

そんな皮肉を呟きつつバージルへの仕返しを考えるダンテでした。







とっくに梅雨入りしましたね 女体化
(DMC) 2012/06/17


じめじめ。どんより。

4D「ヘイ、陰気臭いぜお前たち(心なしかにっこり)」
2V「だって」
1V「なぁ…」

1D「2ヵ月も先延ばしにすんのか!?ああ゛?」
3D「お、落ち着けよ初代!」
2D「結局、5月は一番絶望的だった坊やとヒゲの話が更新されたからな…まさかすぎるだろう」
ネロ「いや、でもリバだったしココとは違う設定だし(しかし満足気)」



3V「それで?また俺達に召集を掛けたということは6月もなにか思いついたのか?5月分、延いては4月からネタは溜まっていると言うのに」
3D「あ、今なんかザックリ良い音がした気がする」
2D「そっとしておけ」
4D「違うぜ、若いお兄ちゃん。なんとなく4月から召集ネタやってるから、月1召集は定期的にやるようにしたらしいぞ」
ネロ「今月は特になんも考えてねぇぞきっと」
1V「だいたい、もう月の半ばも過ぎたしな」
1D「もうなんでもいいから14あげろよ!」
4V「なんでもいいとか言うと、お前はだいたい俺のダンテからは嫌われる内容になるぞ?」
1D「う゛、ぐぅ…!」
2V「女体…か」


全員「「…女体?」」


2V「なんでも、梅雨時期の肌寒さを感じると女体化を描きたくなるそうだ」

4V「ほぉ」
3D「へー」
4D(その他)『なんか嫌な予感』
ネロ「はい!ワン・ツーッ、ドン★」

複数「「うわあっ!?」」ボボボンッ


3V「…!?なっ」ぼいん
2D「……」ぱっつぱつ
1D「うおっ!?」ムチッ(バチンッ)
4D「………(悟りきった表情)」むっちり(ぎゅぅう)

3D「バ、バージルゥ!胸がっ谷間が!」
2V「…服が引きつって今にもファスナーが下がりそうだな」
1V「ベストのベルトが弾けたな。タイトな物を着ているから……分かりやすい」
4V「もう自分に降懸かる事を予測するようになったな」
ネロ「お、おっさん…!おっきいっ」

3V「くっ!何故俺が!?」
2D「ガンベルトがキツい…(2)バージル外してくれ」
1D「オーダーメイドなのに!って、乳首摘むな(1)バージル!」
4D「なんで俺だけ髪が…くぅ、バンドが食い込んで横乳が痛ぇっ」(特別に緩い癖毛のロングヘアー)

3D「うわお!桃屋のネェちゃん達より…いや、比べ物になんねぇよ!バージルぅッマイハニー!」
2V「(ベルト外し)楽になったか?上背も縮んだのだな…(よしよし)」
1V「そんな素材のものを着ている奴が悪い」
4V「外してやる。…む?おい、もっと肉を寄せろ食い込み過ぎて外せんぞ」
ネロ「あ!アンタなにどさくさに紛れておっさんのむ、胸揉むなんて最低だぞ!」

3V「抱き付くなダンテェイ!くそっこんな贅肉削げ落として…(閻魔刀抜き)」
2D「………(…見上げなければ顔が見えないな)首が痛くなりそうだ」
1D「勝手に触る奴の方が悪いに決ってんだろ!ったく…なんで服のサイズは調節されてんのに胸囲(※)だけサイズ合ってねぇんだ!おい、ちょっとアンタの上着貸してくれよ」
※そこにロマンがあったからです。
4D「イデデデデ!無理矢理、指を…あっ、いれ……あ、イ!痛いっ痛い痛い!坊やまでなにやっ、やめっ!ひぁっ」

3D「いくら治るからって削ぐなよ!治ってもどうせまたおっぱい生えるぞ!?…しかしやーわらけーっ」
2V「…これで勘弁してくれないか?(少し腰を屈めて目線合わせる)ファスナーが壊れる前に合う服を買おう」
1V「(素直に上着を脱ぎ渡し)袖が余るな(クス)」
4V「暴れるなダンテ。よし、隙間に指が入っ…く、指が、ッ…肉に指が埋もれて動かん」
ネロ「あーもー!なにしてんだよ。ここ、を引っ張って…引っ張っ、…おっさん!ちょっと胸もっと寄せろよ!」

3V「こんな屈辱……」
2D「そうだな(目線が同じになり嬉しい)」
1D「うるせえ(袖を折り曲げ)…そっちもうるせぇよ!(アラストルの剣先で4Dの胸のベルトを斬り)」
4D「うう、2人とも…も、これ以上…(バッツン)うおっ!?…しょ、初代…」

3D「泣くなよー、可愛いって。な、機嫌直せよなぁ(バージルを姫抱きにしてとんずら)」
『2VDは既に服屋へ』
1V「袖が皺になるな…」
4V「ッ!(外れた金具が勢いよく額に当った)」
ネロ「ダッ!(引っ張っていたベルトが外れた拍子に吹っ飛んだ)」


***

1D「…んだよ。一張羅の斬っちまったの、不味かったか?」
4D「いや…助かった。ホントに痛くて…」
1D「ドコ?」
初代は無遠慮にダンテのファスナーを下げると胸を覗き込んだ。
無遠慮ながら自分を壁にして初代兄と4代目兄、ネロの目に触れないように気遣を使っているあたりは大雑把ながら、初代の優しいところである。
1D「…よっぽど食い込んでたな。靴ずれみたいな傷になってる」
4D「そうか…まぁ、その程度なら直ぐに治るな」
1D「最初から斬れば早かったんだ」
4D「思い付かなかったんだよ。はぁ…楽になった。ありがとう」
1D「どう致しまして。あ…髪、ファスナーに絡みそう」
4D「ん?ああ…うざったいな」
1D「…綺麗だよ。似合ってるからその体の間は伸ばしておけば?」
4D「そう、か?あんまり、長い事このままじゃあ困るけどな」
ダンテは適当に髪をかきあげるが、初代に何の気なしに褒められ照れくさくなる。
そのまま毛先に指を滑らせて弄りながら苦笑を漏らした。
1D「そりゃ、俺も同感だね。早いとこ元に戻りてぇよ」
4D「自分にあるより、美人なおネェちゃんたちのぷるぷるボインを見たほうが幸せだぜ」
1D「まったくだ。こんなんじゃハニーちゃん達に合わす顔ねぇもんなぁ」





4V「仲がいいな」
1V「驚いたな」
ネロ「いつもあんなにギスギスしてんのにな」
4V「おそらく…同じ現象が起きていることで仲間意識が芽生えたんだろう」
1V「複雑だな…(ほっとかれてるから)」
ネロ「やらかかったなー…」

1D「アンタも、おれも取りあえず服だな」
4D「面倒だな」
1D「…なぁ…これ、ブラする…んだよな?」
4D「…お前、メロン包む奴くらいあるんじゃないか?(初代の胸をふにふに)」
1D「あんたのはスイカの網みたいなんじゃねぇと間に合わないんじゃねぇ?(ダンテの背後から胸掴み)」
4D「こらっ!そんな強くするな」
1D「ははっやわらけぇー!」


1V・4V・ネ「うらやまけしらん」



-----------
よくわからない構成になりましたが…読み辛かったらすみません。
1D4Dは女体同士だと仲良しになったらいいな。







栄養不足編-7
(いつも隣りに) 2012/06/13

憂鬱だった気分が晴れた。


チチチチ、とガスコンロの火をつけて水を這った小鍋を火に掛けた。
夜食や小腹の空いた時にはお馴染みのインスタントラーメンを、菓子やらの食料を適当に保管している洗濯カゴのようなカゴから漁り出す。

ユースタス屋の部屋に行ったのが、確か19時前だった。ユースタス屋の帰りを待つ久々にのんびりした時間に、普段通りソファに長々と横になっていると訪れる眠気。
起こされるか、良い匂いに誘われて自然と目が覚めるか…どちらにしても、帰って来たユースタス屋が夕飯を作ってくれていて、俺はユースタス屋に「おかえり」を言って一緒に飯を食う。
今日もそんな日になると思っていたが、腹に降って来た軽い何かに揺り起こされて見ると驚いた顔をしたユースタス屋と目が合った。
腹に乗る仄かに温かいシャツはユースタス屋がたった今脱いで放ったのだろう。
微かに煙草の匂いがした。
寝起きの目には少し痛い煌々とした電気に照らされるユースタス屋の顔も若干赤く、飲みに行っていたんだろうと直ぐにわかった。
ユースタス屋が見る見る不機嫌に顔をしかめ、俺はバツが悪くなる。
ユースタス屋のこう言う表情が苦手だった。俺の言葉や行動が足らなかった時に良くこんな顔をするからだ。

『あー、今日はバイト休みでユースタス屋の帰り待ってた』
『休みで…って!俺、知らなかったぞ!?』
『あぁ、ごめん…言うの忘れてたんだ。メールしときゃよかったかも』

当りをつけて言い訳をすると、ユースタス屋は呆れと不満をまぜこぜにした。
(まるで、『先に聞いてりゃ飲みになんていかなった』って顔をしてたな)
思い返すだけ、ニヤける。
(優先されてる気がする)
いや、思い込みじゃないだろうな。
ユースタス屋はなんだかんだで俺を一番に考えてくれてるとわかる。

最近になって、自分の卑しさをまざまざと感じるようになった。
ユースタス屋があからさまに態度や表情に出す"それ"が心地良い。
言葉には出さないのに俺は分かってしまう。ユースタス屋が何に残念がって何に落胆して何に後悔したのか。

『今日飲みだった?あ、もう昨日だな…珍しいな、ユースタス屋がこんな時間まで外で飲むって』
『っ!普段はテメェがいるから…!』

「可愛いよな…」

ふーふー、と出来上がったラーメンを啜りながらユースタス屋の言い掛けた言葉を反芻する。
俺の所為、と言いたかったのではないだろう。
もっと…ユースタス屋が認めたくない感情があるはずだ。
でも俺は俺の所為にされてもいい。
俺が嫉妬するからユースタス屋は早く帰って来て俺を甘やかす。
そして飲み足らなかったユースタス屋に酌をしながら深夜まで付き合うのが好きだから。

今日はどんな飲み方をしたのだろうか。
仲間内や2人の時とは全く違う酔い方をしていた。
つつけば癇癪玉のように弾けるような語気と渋面は新鮮だった。
(赤味が差して潤んだ目は泣きそうだともおもった)

そんなユースタス屋におやすみとキスをした。
(朝飯を食う頃の俺は夕食時から続くだろう甘い甘いキス以上の夜を期待していたが)
しおらしく目を伏せたユースタス屋にここ数日で溜まりに溜まった悶々はすっかり消え去った。
けして淡泊ではないが俺の卑しさは現金なもので、ユースタス屋の"あからさま"を見ると純粋な愛しさが膨れ上がる。

「フフ…」

さて、今から本当に課題を片付けようか。
提出期限にはまだ余裕はあるやつだけど。


あと2週間ちょい…
深夜のバイトが終ったら、俺の卑しい心をちょっとだけユースタス屋に教えてやろうと決めた。







栄養不足編‐6
(いつも隣りに) 2012/06/12


久々に飲み過ぎたと思った。
トラファルガーもどうせ居ないのだし。と、誘われた飲み会に顔を出して久々に日付が変わる間際の帰宅。
普段より少し飲み過ぎてクラクラする。とてもじゃないが、これを気持ちの良い酔いとは言えなかった。
火照りが鬱陶しく感じる…悪酔いの方だった。
ガチャガチャ言わせながら鍵を開けて、乱暴にドアノブを捻る。
靴を脱ぎ捨てて、電気をつけた。
パチッ!とスイッチが些か大きな音を鳴らす。
部屋の奥まで大股で歩きバサリと脱いだ上着をソファへと放った。

「ぅ、…ん?」
「っ!?」

もそりと動くソファの上のそれに驚いた。
眩しいのが「うー」だの唸りながら目を擦るトラファルガーはむくりと身体を起した。

「お、まえ…」
「んん、ああ…ユースタス屋。おかえり」

くぁ、と欠伸をして胸元に乗る俺の放った上着をそっとソファの背に掛ける。

「なっ…!なんで居るんだ?バイトはっ」
「あー、今日はバイト休みでユースタス屋の帰り待ってた」
「休みで…って!俺、知らなかったぞ!?」
「あぁ、ごめん…言うの忘れてたんだ。メールしときゃよかったかも」
「…、」
「今日飲みだった?あ、もう昨日だな…珍しいな、ユースタス屋がこんな時間まで外で飲むって」
「っ!普段はテメェがいるから…!」

日付けが変わり、数分が経った。
トラファルガーはずっと寝ていたらしく、時間の経過に驚いている。
それもそうだろう。普段俺が仕事が遅くなっても、飲みに出かけてもまだ早い時間には帰宅する。
それに、別に互いにそうと決めたわけではなかったが、毎回飲みに出る時はトラファルガーにもそれを伝えていた。
トラファルガーも、殆ど出る事はなかったがたまに友人達と遊ぶ時には俺にそうと言ってくる。
恋人同士であるし、一緒に飯を食っている間柄に極自然と馴染んだのだ。

「…おれ?」
「……いや…違う。なんでもねェ…」
「…、ユースタス屋?酔っ払ってるか?」
「あぁ…悪い」

トラファルガーの所為にしようとした自分にハタと我に返る。
俺の語気の強さに、トラファルガーが苦笑してソファから立ち上がった。

「お前、飯は?」
「ああ。いいよ…寝てたから腹減ってねぇや」

立ち上がったトラファルガーが、そのまま帰ってしまう気がして咄嗟に出た言葉に「そう言えば」と今思い出したようにトラファルガーが返えす。

「おやすみ。ユースタス屋」
「…また、寝んのか?」
「いや。俺は今から課題しねぇと…寝てて全然やってねぇの思い出したし」

トラファルガーの体温の低い手が、火照った俺の頬に触れる。
寝起きで、まだ眠たげなトラファルガーの眼と眼が合った。

「朝飯、ありがとな。久々に食えたし美味かった」
「ん…」
「明日はおれ、早ェから…ユースタス屋も明日は寝坊してぇだろ?」

へら、と笑ってトラファルガーが短いキスをした。
くしゃ、と軽く頭を撫で「二日酔いにならねェといいな」と呟き近かった距離を離していく。

「おやすみユースタス屋。窓の鍵頼んだぜ」

開いた窓から夜風が微かに入り込み、そして直ぐにまた部屋の空気は籠る。







prev(*) HOME next(#)