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ジャンル入り混じります。ご了承ください。
趣味のクロスオーバーもあるかも
・完結見込みのない話も置いてあります。


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栄養不足編-5
(いつも隣りに) 2012/04/30


寝た気がしない。開かない目を擦り、気怠さを纏いながら無理矢理に起きた。

朝飯を食う気がしなくて、インスタントのコーンスープを腹に流し入れた。
それでも、もしかしたらとトラファルガーの分の朝食は用意する。
適当なあり合わせで軽く。皿に盛ってラップを被せて置いた。
わかってはいたが、トラファルガーは俺が出る時間になっても起きてこない。
静かにドアを閉め鍵をかけて仕事へと向かった。



◇◇◇

「……頭が重い…」

急に浮上した意識に完全に目が覚めた。起き上がると頭が鈍く痛む気がして、それを振り払うように溜め息を吐く。
携帯の時計を見ると朝の9時過ぎだった。
今日こそは早く起きてユースタス屋と朝飯食って、今晩のバイトは休みだって言おうと思ってたのに。
仕事に行くユースタス屋を見送ろうと思ってたのに…。
多分もう、普段通りならとっくに出かけているはずだ。
残念に思いながら、身仕度をして、なんとなく…なんとなく。ユースタス屋の部屋に行ってみる。
いつも通りベランダ伝いに窓から窓へ。
電気の消された、人の気配の無い室内が見える。

「…やっぱもう出て、…ん?」

から、と窓が開いた。
珍しいことに、ユースタス屋は出かけてしまっているのに不用心にも窓の鍵は閉め忘れられていた。

「珍しいな、ユースタス屋が鍵閉め忘れるとか」

確認すれば、玄関の鍵はちゃんと閉められている。
珍しいがりながらもふとテーブルを見ると、内側に水滴の溜まったラップのかけられた皿があった。
ラップをめくるとベーコンと野菜炒めとスクランブルエッグが盛ってある。
俺用の朝飯だろうか…温かい内にラップをかけたのだろう。
蒸気で少し水っぽいのも愛嬌だと思えた。
勿論、米と味噌汁と食べても美味いのだが、ユースタス屋流にトーストにはみ出るくらいに具を詰めてクラブハウスサンドにして食うのが俺も好きだった。

いつもなら、米かパンかを聞いてくれるユースタス屋は、今日は傍らにパン袋とインスタントのコーンスープの袋を置いてくれている。

「ユースタス屋、早く帰ってくりゃいいな…」

明日の朝は早いが今晩は十分に時間がある。
今晩はユースタス屋の作った飯が食えるだろうと、俺は待遠しく思いながらトースターにパンを突っ込んだ。










栄養不足編-4
(いつも隣りに) 2012/04/29


深夜、時計を見ると2時が近かった。
注意はしていても、どうしても鳴る物音。その音に浅かった眠りから揺り起こされる。
バイトを終えたトラファルガーが漸く帰って来たのだろう。
隣り合う壁にベッドを寄せているので、些細な物音も深夜の静けさに響いた。

隣りにいるのに、トラファルガーとは3日程まともに顔を合わせていない。
たかが、3日だ。恋人同士も、一緒に暮らしたり、学校や職場が同じでなければ3日会わないくらいは普通にあるだろう。
実際今までも、そんなもんだった気がする。
目が冴えてしまいぼんやりと輪郭のわかる天井を見ながら、この1年を思い返してみる。

…トラファルガーと過ごすようになって、飯を作るのが当たり前になっていた。
それまでは食いに出たり、飲みに誘われればそれに顔をだしたり、面倒なら惣菜だったりインスタント食品で済ませたり、自炊と半々くらいだった気がする。
仲間内で集まったり、キラーなど友人がくれば適度に腕を振ったりもしていた。
不味いと言われた事はないし、自分で食べても、まぁ妥当。と思うくらいだ。
そう言えば、その時々の恋人には手料理を振る舞われたことはあっても、俺が提供することはなかった気がする。
自宅で共に過ごす程、一緒に居なかったからだろうか。


あぁ、なんだか…。

「……チッ」

寝返りを打ち壁に背を向ける。今、酷く女々しい言葉が頭を過ぎていった。
その所為だろうか。前に付き合っていた女の事を思い出した。
忘れるにも、忘れられない思い出と引っ付いてくる…あれはトラファルガーが越して来た前の日だった。
その、女と別れた日は。
言っては悪いが、特別として覚えているわけじゃない。
トラファルガーの越して来た時の事が忘れられないから、序でとして覚えているだけだ。

なんで、その女と別れたのか…。
理由は、…嫌いになった訳ではなかった。むしろ、性格は捌けた方で気が強く、姉貴肌の気があって俺は好いていた。俺も素直に甘えてたし…ただ、そう。
あまり一緒には居なかった。
別れを告げたあの夜は、丁度お互いの虫の居所も悪く彼女が取り繕おうとしてくれたのも、俺は女特有の甘えだとか調子が良いとか、そう捉えちまったからキツい態度で追い返したんだ。


忙しさに苛立って、彼女のくれる気遣いのメールが素直に受け止められず、電話に出るのが億劫になり、やっと出来た休日を奪われるんじゃないかって思って存在が疎ましくなった。


トラファルガーは、慣れない事に苛立ってはいないだろうか。
下手に何か言って重荷に感じないだろうか。

充電器のホルダーから携帯を抜いて画面を開く。3時を過ぎていた。
トラファルガーの部屋から物音はもうしない。多分、寝たのだろう。
取ったばかりの携帯を再び元に戻す。

理不尽にも、あいつがいけないのだと思いながら壁に背を向けて無理矢理目を閉じた。







ウサギな4D その3 おわり
(DMC) 2012/04/28

微エロです


続き…




ウサギな4D その2
(DMC) 2012/04/14

「まさか刃に仕掛けてるなんてな…」

心臓を突かれたダンテが一瞬の後に息を吹き返した刹那。
血の巡りとは別に熱い何かが身体を駆け抜けた。すると、ウサギの耳が生えていたのである。
まさか、刃に薬を塗り直接体内に取り入れさせるなどダンテは思い付かなかった。
まんまとしてやられたが後の祭り。嘆くしかなかった。

「効果は実証済みだったからな。失敗する懸念はなかった」
「オイオイ、実証って…」
「愚弟(3)で試した。喜んでいたぞ?」
「ウサギ耳でか!?」
「いいや。アレのは虎だ。…さて」
「ッ…ひ!」
「ふん。可愛らしいな」


バージルの口振りでは一番若いダンテは、虎の耳を生やし喜んでいたようだ。
虎の耳ならまだ全然余裕だったのにと、ダンテは己に生えた垂れ下がる長い耳を軽く引っ張る。
耳に伝わる指先の冷えも、引っ張った事による小さな痛みも感じることに絶望していると、傍らに膝をついたバージルがおもむろにダンテの腰を撫で、スルリとズボンの中に手を入れた。
いきなりのことに情けない声が上がる。

「バー、ジルッ」
「完璧だな。ベルトを弛めて穿き物を下げたらどうだ?窮屈だろう」

やわやわと尾てい骨の上を触れながらバージルが促す。
ジンジンと疼くようなむず痒い感覚にダンテは身動ぎし尻を振る。バージルの指から逃れたいが為の腰つきも、艶めかしいものに見えた。

「うっ…なんでこんな…」
「茶の入った色だが、艶があって綺麗な毛だな。尻尾は綿菓子のようだ」

腰骨より下に下げたジーンズは、ファスナーは締まり切らずボタンも止められる筈がなかった。
ちらりと見える尻と、その狭間を隠す様に鎮座する丸い毛玉。
耳もあれば、丁寧にも尻尾まで。全く持ってありがた迷惑だとダンテはズボンが落ちないように押さえながらため息を漏らした。うっすら涙目なのは、バージルに尻尾を弄られた事と、…ちょっと心が折れかけた所為である。
普段なら裸同然の格好でうろつくことも気にしないダンテも、この状況では自分の身を案じ必要以上に身体を晒す気はなかった。
しかしながら、成熟し一回りも二回りも大きくなった大きな弟が羞恥に震え身構えているのが楽しいのだと、若い兄はほくそ笑えむ。

「ダンテ。小腹の空く頃だろう。お決まりのように野菜スティックを誂えてやったぞ」
「…下の口から食えってかい?お兄ちゃん」
「俺は食い物は粗末にせん主義だ。残さず食べるならいいが…まだ、ハードルが高いだろ?」
「勘弁してくれよ!今も、これからもっ」
「声を荒げるな。ほら、無農薬の選りすぐりだぞ?ウサギの好物ばかりだ」

床に座らせたダンテに、わざわざ用意した野菜スティックを手に差し出す。
元から野菜を進んでは取らないダンテは生のままでは食べづらいだろうと考慮し、ディップはたっぷりと種類も用意した。

「…」
「美味い筈だ。文句はないだろう?」

バージルの手から差し出されるニンジンのスティックをこりこりと咀嚼する。
自分好みのはっきりした味のサワークリームはバージルが言う通り文句なしに美味であり、ダンテは与えられるままに好きでもなかった生野菜食べるのだった。




つづく






おっさん月間 兎な4D その1
(DMC) 2012/04/13

3V×4D
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「ふむ。これはロップイヤーと言う種類だな」
「……油断した…」

がくりとうなだれるダンテの左右の即頭部に輪郭にそって垂れ下がるのはふわふわした、毛並の綺麗なケモノの耳だった。
バージルが言った様に、ロップイヤー…うさぎの耳のようである。
事の発端はダンテ自身と言ってもいいだろうが、空しくなるだけなので割愛しよう。

さて、ではダンテに耳が生えた理由をここで振り返ってみよう。
卯月と言う事で、ダンテに兎になってもらおうとの思惑を働かせたバージルだった。
年長のダンテとしばしの魔界遠足がてらに集めた『イロイロ』を調合し、それは出来上がった。が、である。
流石のダンテも今回ばかりは勘を張り巡らせ、バージルとてなかなか食べ物や飲み物に混入させることが適わなかったのだ。
警戒しまくる少し計り年を食った弟に、気の長い方ではない兄、バージルは仕方ないとばかりに閻魔刀を抜いた。

『大人しくこのジンを飲め』
『嫌だ、と言ったら血を見るってか?』
『そうだ』
『じゃあ嫌だね』
『そうか』

ダンテとしては、明らかに怪しい酒を飲んで辱めを受けるよりも…と思ったのだろう。
短いやり取りの末、バージルが愛刀の閻魔刀をゆっくりとダンテの胸に突き刺した。



つづく






おっさん月間
(DMC) 2012/04/09

4D「HEY!お前ら。今月はエイプリルだぜ。4月だ4月。4月と言えば?」
V「アーカムは実はふたなりだ」
4D「4月1日はとっくに過ぎたぜお兄ちゃん。ふたなりとかアンタの口から聞きたくなかった」
3D「4月なぁ…4月4月…あ!出会いの季節!」
4D「そうだな、そうだけどもっと俺達らしくだなぁ」
1D「花見?」
4D「真面目ぶんのも大概にしろよ(舌打ち)」
1D(…なんで俺には冷たく切り返すんだ)
2D「4月と言えば、唯一数字的な意味で4が前になる月だな。去年11月にはエラい目に遭ったが」
4D「ピンポンだ2様!そう!4が前っ俺総攻め月間!」
V「…今日は9日だな」
3D「9ねー…いなくね?」
2D「4月14、24日だと414、424でリバだな」
1D「同じダンテだしリバなら掘りつ掘られつ…こりゃクレイジーなパーリー…ぅ、ご!が!ふげっ!!」
4D(1Dにギルガメタメ打ち魔人多段化アッパー)
V「怨むなら、エイプリルフールから見事にスルーをかました書き手(理人)を怨むことだな」
N「おっさんの月ってことでおっさんを孕ませたい月間でよくないか?」
3D「あ、そう言えばよく『キャラ×触手』って書き方するよな。明日10日だからジュウ。銃、獣。銃突っ込んだり獣姦で楽しめんじゃん!カモン、ケルベロス!」
1D「獣な魔具持ってんの若だけか…いいな」
N「ずりぃ!なら俺のブルーローズ突っ込むぜ!」
2D「ならば、11日はじゅういち…髭×自慰でどうだ」
1D「4月19日。し、い、く。髭×飼育か…悪くないな」
V「4月は卯月とも言うな。干支の4番目が卯…つまりうさぎであることからもその様に言われている説もある…髭×兎か…」

4D「……」(だっ!)

3D「あ!おっさん逃げたッ」
N「チッ、逃がさねぇぞおっさん!」(スナッチ)
1D「監禁プレイか…魔力押さえ込む手枷とか用意しねぇとな。さっきの仕返しも兼ねてたっぷり教え(躾)込むか」
2D「さて、魔界に少し用事ができた。髭を屈伏させて自慰を強要する術を探さなければな」
V「耳と尻尾が要るな。リアリティを出す為には……薬を調合せねばなるまい。おい、2代目。俺も連れて行け」
4D「いーやーだー!!!!ちくしょう!もう月行事なんて無くなっちまえ!!!」




因みに、ちらとWikiみたら4月4日はオカマの日らしいことが書いてあった。3月3日の桃の節句(女子)、5月5日の端午の節句(男子)の日に挟まれているかららしい。
44で赤ダンテ黒ダンテも出来たのにね。赤黒の女装リバにゃんにゃんプレイ…惜しかったな。

おっさん凌辱月間…になるかなぁ?





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