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memo

FGO現パロ
テーマ:不眠な鯖(or鱒)と眠り屋さん

“眠れないあなたに快適な睡眠を提供します!”
 さあ、今すぐお電話を!と、何とも怪しげな文言。しかしそうも言っていられない程、当時の俺は追い詰められていた。ストレス社会と称されるこの社会では珍しくはないであろう、不眠に。古代には拷問の一つとして使われていたほど、不眠は簡単に人間を追い詰めることができる。人間の三大欲求の一つである睡眠を奪うのだから、当然と言えばそうかもしれないが。つまり何が言いたいかというと
「…(眠い、もう、何でもいいから俺を眠らせてくれ)」
 一体何がきっかけでこんなに眠れなくなってしまったのか皆目見当がつかない。仕事で悩みがあるとか、人間関係で困っていることがあるとか、そんなことは一つもないのに。

『よくもまぁ、こんな怪しげな広告に手を出しましたね』
 そう言って苦笑するのは、眼の前にいる美しい女。今まで見た中でも格別で、一目見ただけでいい女だと分かった。いつもの俺ならナンパしていただろうが、残念ながら今はそんな気力すらない。
『どうやら相当参っているようですね。まぁ、とりあえずこれでも飲んでください』
 そう言って差し出されたマグカップには白い液体。鼻を掠めたのは、幼少の頃に良く嗅いでいた懐かしい香り。
『蜂蜜入りのホットミルクです。結構好評なんですよ』
 きっと材料さえあれば誰でも作れてしまうような、なんら変哲もない飲み物。けれどその時の俺は何を思ったか、まるで高級ワインでも飲むかのように、大事にそれを飲んでいたと思う。
『飲んだら少し横になりましょう。横になるだけでも、疲れは緩和されますよ』
 そうなのか。いつも眠れないから手持無沙汰で、何かをしていたら疲れていつのまにか寝落ちるのではないかと期待していたが、どうやらそうではないらしい。そいつに促されるまま、俺はホットミルクを飲み終え、最近は立ち入ることのなかった寝室へ足を踏み入れた。仕事上、金はあるしと奮発して買ったベッド。しかし最近は世話になることも少なくなっていたため、このひやりとした感覚がやけに新鮮だった。
「…なぁ、布団、冷てぇんだ」
 一緒に入ってくれねえか、と思わず漏れていた声。女は驚いた顔をしていたが、やがて小さく笑って『あなたがそれでいいなら』と上着を脱いで傍の椅子に丁寧にたたんでおいた。久しぶりに入る布団はやはり冷たかったが、傍にある人の温もりに酷く安心した。髪を梳くように頭を撫でる細い指の感触。いつもの俺ならば、そう簡単に知り合ったばかりの女に頭を撫でらせるということはしないというのに。その感触は悪くないどころか、俺の心を落ち着かせた。騒めいていたものが鎮まり、心が凪いで行く。女には聞きたいことが沢山あった。どうしてこんな仕事をしているのか、いつからしているのか、どれくらい依頼されるのか、あんたの名前は、何なのか、とか。けれどその一言も発することがないまま、俺の意識は沈んでいく。いつもなにをしても決して沈むことのなかった意識が、こうも簡単に沈むものなのか。魔法使いか何かか、と声を発しようとしたが、それも言葉にならなかった。
 意識が完全に失われる前、耳を掠めたのはきっと、あの女の優しい声だったのだろう。

『おやすみなさい、』
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15th.Sep.2017



ちょこちょこアニメ等は見ていたので好きだったのですが軽率にゲームを始めてしまい見事沼に落ちてしまいました。私の爆推しはオルタニキです!!!!!

FGO設定
クラス:アサシン
伊達政宗の懐刀であった夢主。しかし、残されている逸話や、カルデアに召喚されている風魔小太郎や織田信長など、戦国時代に顔を合わせていたはずの面々が記憶の中と一致しないことから、恐らくここは自分がいた世界ではないことを何となく察している。その察しは正しく、彼女がいたのは“戦国BASARA”の世界であった。故に自分が敬愛し、命尽きるその日まで忠義を果たした主が現れることはないのだろうと考えており、伊達政宗がサーヴァントとして召喚されることに期待はしていない。

基本情報
身長/体重:165cm、50kg
出典:???
地域:日本
属性:中立・善
性別:女性
髪:腰までの鴉の濡れ羽色
睛:瑠璃色
顔:端正な顔立ち。一見冷たい印象を与えるが表情が豊かなのでカルデア内での友好関係は広い
服装:黒衣(絵が描けたら…いいなぁ…)
性格、設定:穏やかで波風を立てないタイプだが、マスター(おもにぐだ子)の思い付きに巻き込まれることが多い。それに慣れる頃にはいつの間にか姿を消していることも。ちょっとした事情もあり、彼女自身で魔力を生成・変換することも可能。カルデアの電力が好みでないらしく、支給されるものを体内でオドに変換している。生成は眠っている間のみ行っている。他の英霊たちはそのオドに惹かれて寄ってきてしまうので、気付けば傍にサーヴァントがいる。彼女自身、押しに弱いこともあって甘えられているのがよく目撃される。光の御子がよくくっついているのが目撃されるが、英雄王や太陽王がそばにいることも珍しくない。料理のできるサーヴァントとして度々キッチンに立つ。エミヤとは料理仲間でラッキースケベを狙われているとかいないとか。美しくお淑やかであるためか、円卓に絡まれることも珍しくないらしく、何となくランスロット卿との距離が近いような気がしないでもないらしい。忍であった為、罠を仕掛けたりすることもありロビンフッドに声をかけられることもよくある。
 カルデアに来てから警戒心が薄まったのか、実害がなければそれでよしと思っている節がある。にぶちん。
戦方、スキル:回復(全体)、回避(自身)、攻撃力アップ(全体)のスキルをそれぞれ保持しているバランスタイプ。Quickはヒット数が多く、クリティカルスター量産型。逆にBastard選択時は一撃で敵の急所を狙うクリティカルヒット型。
宝具:???
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31st.Jul.2017



戦いが終息した後の灰人の世界から血界へ死後転生してしまった元帥主

灰人の世界は、千年伯爵たちとの戦いを終えて平和になった設定。本編が完結していないためこれ以降の描写はなしです…( ˘ω˘ )
細かな人物設定としては進撃にトリップした元帥種と同様とします。もしかしたら若干彼女よりも図太いかもしれません。性格が。
死亡理由としては
 ・寄生型イノセンスを使用するエクソシストが長生きできないのと同様
 ・何らかの事故に巻き込まれてぽっくり死んだ
 ・神様の悪戯(堕落王と結託しててもいい)
まぁいずれにしても夢主は自分が死んだことを全く悲観してない。あーすごい濃密な人生だったなあぐらいにしか思ってない(周囲が散々悲しんだってのにまったくこいつは)。出身も育ちも日本で、就職も日本。就職先だけがちょっと特殊で、何でも妖怪始末専門とか言う怪しい組織にいつの間にか就職。まあお賃金いいし、やってることは前の世界と大して変わらないからいいやととっても楽観視。実力ゆえの余裕と言う奴です。
ある日、組織のリーダー的な人から「お前ちょっとHLに行ってこい」と命令されます。HL?なにそれ?どこ?と疑問符を飛ばす夢主に「見た方が早い」と飛行機やらマンションの契約書やらもろもろを渡していってらっしゃーいと見送る無情なリーダー。気付いたらいなくなってる我らがエースに阿鼻叫喚な組織の面子。流されるままにHLに来たはいいが、明らかに人間ではない異形のものと人間が共に生活していることに目を疑う。が、そこは順応力の高い夢主。まぁ悪い気配は感じないしここではこれが日常なのだろうと来て2日目ぐらいには受け入れる。そんなこんなで暫く平和な(仕事的な意味で)日常を過ごしていると、人間業じゃない技で戦う人間(自分を棚に上げている)を目撃。戦っている相手は負担自分が始末している怪物で、てっきり同業者かと思ったらどうも様子がおかしい。強力な技であることは確かなはずなのに敵である怪物がまったく倒せていない。んんん?と首を傾げつつもこのままだと人質が殺されてしまいそうだったので加勢しあっさり倒してしまう。どうやら仲間らしい人質君と少し会話をしていると、自分と相手の見解に相違があることがなんとなくわかった。どうやら彼らはさっきの怪物と“血界の眷属”を勘違いしているらしい。まあ何はともあれ無事でよかったねとほのぼの会話をしていると、じーと気配を感じる。振り返ればそこにはスーツに身を包んだ妙齢の男性。目が合えばにこ、と笑顔を向けられたものの、何となく嫌な予感がしてその場から逃走。

その後、町の中でばったり鉢合わせたり惚れられたり仕事で関わったりと秘密結社ライブらと関わっていくお話。

お相手としてはスティーブン、ザップを予定。番頭オチにしたい。番頭に執着されるけい夢主を書きたい今日この頃。
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27th.Jul.2016



コナンでパロディ

隣人パロ
交通事故で両親を失い天涯孤独の身になってしまった夢主の両隣に赤井と安室が引っ越してくる話。
親しい親戚もおらず、本人もすでに大学入学を控えていた為一人暮らしをすることに。女の子の一人暮らしなのでセキュリティもしっかりしてるマンションにお引越しした後に2人も越してきた。
引越しのあいさつをされた際に「「(かわいい…)」」と一目惚れされてちょくちょく関わっていくことに。

夢主
佳人薄命が良く似合う綺麗な子。黒髪に紺碧の瞳。笑うと可愛い。元々両親が共働きだったので家事は得意。人付き合いがあまり得意ではない、家に引きこもっていることが多い本の虫。何かと一人で抱え込むことが多い。

赤井秀一
社会人。どこかの企業の部長さん。夢主から「赤井さん」と呼ばれている。常に目の下に隈があるので、夢主に会うたびに「ちゃんと寝ていますか」と確認される。恋愛に年齢は関係ないと考える派。愛車は赤のマスタング。

降谷零
社会人。赤井の隣の部署の部長さん。夢主から「降谷さん」と呼ばれている。割と感情の起伏が激しい。そりが合わないらしく赤井に食って掛かるのがよく見られる。夢主に対して、自分が居なければ何もできなくなってほしいと考える若干危ない思考の持ち主。隠してはいるが赤井にはバレている。趣味はボクシングで愛車は白のPX-7。
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13th.Jun.2016



刀剣乱舞
【あぁ】本丸乗っ取られた【ここでもか】
審神者が政府に報告しに行ってる間に別の審神者がいつの間にか居づいてたとか見習いちゃんが来たら呪術とかで刀剣たちまるっと見習いちゃんにぞっこんになって審神者がないがしろにされたりとかむしろここは見習いちゃんの本丸だしお前には従いたくないとか言われて本丸追い出されることになったら。

うちの審神者は「何とかしたい」だなんて思いません。

あぁやっぱり、ここでも、
神様だけど俗世寄りなのかなぁ、言ってることがあの人たちと一緒だ、
とかあっさりと本丸から荷物まとめて出て行っちゃう。ただ、こんのすけ(2代目)だけが「一生ついていきます!!」って言ってついてきてくれるし、刀装も「おれたちつれてけ!!」って感じでついてきてくれる。鍛刀の式も何か、ってカンコンしてくれたら三日月作っちゃったけど審神者は持っていけないとそれを壁の刀掛けに置く。めっちゃ刀がガタガタ震えるけど諦めたような顔で微笑まれてぴたっと静かになる。結局、付喪神が宿らない、彼女でも扱いやすそうな脇差と短刀を2振りもって本丸を後に。
その後の分岐ルート
→ブラック本丸を立て直してその本丸で幸せに暮らしたとさ
→現世に帰って結婚、人として幸せに生涯を終えましたとさ
→元本丸の刀剣たちが神隠しを仕掛けてきましたとさ
→戦場をさまよってたら歴史修正主義者や検非違使に遭遇しましたがなぜか彼らに助けられましたとさ
→元々の霊力+昔三日月に流し込まれた神力を完全に自分のものにしちゃって色々チートな戦闘系審神者になっちゃいましたとさ
→本丸を出る前に鍛刀した三日月が追いかけて来て完全なヤンデレと化し結果的に三日月のお嫁さんになりましたとさ

書いてて絶対もう胸が苦しくなるの確定だけれど分岐ルート色々考えられて楽しいし実はこういう不幸話が好きなんです(ゲス顔
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8th.Jun.2015



刀剣乱舞小ネタいろいろ

【神隠し】彼女の神格高すぎ【できない】
ちゃんねる風にしたいけどぶっちゃけちゃんねるって相当スクロールしなきゃならないしそもそも描くのがめんどいので多分やらない←
審神者になったのが海賊主だったらきっと彼女の中にいる奴の方が神格高いし付喪神が神隠ししようとしてもできないと思うんです(若干のネタバレ)

893パロ
三条派とか伊達派とか…ヒロインは情報屋とか同じ893の構成員の一員とか。同僚には佐助とか小太郎入れたいからBASARA関係の派閥にしたい…でもそれだと伊達派は政宗と被るからなぁううん…

芸術家パロ
画家の三日月と彼に頼まれてモデルになった女子大生。R-18になりそうな予感がヒシヒシと…友情出演でマネージャーの小狐丸と作家の歌仙とか遊びに来た鶴丸とか出してみたい

【私は】主と共に潰して回る【刀剣女士】
忍刀の刀剣女士。見た目とスペックは完全海賊主。ブラック本丸対策機関に所属している一人と契約している刀剣女士。基本的にほかの職員は実装確認がされている刀剣と契約しているが彼女は実装確認が取れていない。でも感覚で付喪神の一人であるということはわかる。神格が三日月以上に高い(主に中にいる奴のせい)。彼女がマイペースなので一緒に行動している職員の方が基本的に振り回される。あまりしゃべらない。刀剣に惚れられることが多いがさっぱり気づかない。あと生きてた年代もそれなりだけど忍刀だったせいで雅なことはわからない、和歌で告白されても分からない。でも暗号の解読は彼女に任せればぴか一。お掃除料理偵察洗濯暗殺お手の物。一人で検非違使倒しちゃうくらいにはチート。だが押しに弱くじじいとかに迫られると顔真っ赤にして逃げる。全身仕込み武器だらけ。主に語り手は契約してる職員。職員は彼女が幸せになれるなら刀剣男士と祝言上げさせてもいいかなって思ってる。でも変な奴にはやらん。色々規格外な彼女と契約できるくらいには職員のスペックも高い。
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22nd.May.2015



刀剣乱舞でブラック本丸ネタ

今流行りのブラック本丸ネタ…書きたいけれど気力が無い!
@珍しく顔を出して報告しろと言われ(護衛は無しで)指示に従ったらそのままブラック本丸にぶち込まれた(尚、出かける前にせめてと三日月が加護を施してる設定)
A演練相手がブラック本丸だった…!?不審に思いつつお手洗いで席を外しているときにブラック本丸の三日月に遭遇。ちょっと目印を付けられるだけでその日は何もなかったが、後日攫われ本丸の審神者にばれないように監禁され、最初は刀剣たちに敵意を向けられるも彼女の人柄に絆され「あんたが主だったらよかったのにな、」と心を開いてもらえる。しばらく後に彼女の本丸の刀剣+ブラック本丸対策第三者機関が突入。審神者はつかまり彼女は保護。

Aの分岐
→B彼女を助け本丸に帰ってきたはいいが彼女に呪いがかけられてたよ!(ナンテコッタイ)眠りにつくたびに彼の神域に引きずり込まれ、次第に眠ることが多くなり…?
→C多くの刀剣が刀解を望み、刀解されたが、彼女をさらった三日月だけが、引き取ってほしいと本丸にやってくる。心穏やかに眠りについた刀剣たちの言葉を携えて。始めはギスギスしていた三日月同士だったが…?

ブラック本丸にて、触れるだけで刀剣たちの傷を治したりとかしてもいいと思う。
審神者の食事だけを任されてる燭台切に用意してもらったご飯を、三日月がいない間代わりについていた短刀とか蛍丸あたりと一緒に食べたりとか…。
ブラック本丸での懐く順番は
 (さらった本人三日月→)短刀→お兄ちゃんズ→御神刀組→その他(なんかもうここらへんで全員に受け入れられてそう)
もしその本丸の審神者に見つかっても三日月の加護+本人の霊力でなんでもはじき返しちゃいそうだけどきっと刀剣を人質に取られたら言われるがままになりそう…でもきっと審神者ちゃんの危機を感じ取ったじじいがブチ切れてポルターガイストと呪詛で攻撃すると思う(そしてそれを全力で煽る本丸のみんな(遠い目

本丸に戻ってから緊張感から解放されてガチ泣きしてしばらくの間三日月から離れようとしないから三日月が「役得役得(よきかなよきかな)」「おい三日月本音と建前が逆転してるぞ」って突っ込まれたり燭台切のご飯食べるたびに向こうの燭台切の御飯の味を思い出したりしてやっぱりまた泣いたり一人で寝れなくなっちゃったりとかしてもいいと思うんですよね今の彼女が大人びてるから!!!(欲求不満

いつか、かきたい、ですね…(時間クレ
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22nd.May.2015



〜IF〜 もし鳴門の世界で死んだ彼女が死後GBの世界に行っていたら

実は漫画を持ってなくてアニメをさらっと見ただけなので本当はアーカイバとか魔女とかアスクレピオスとか天使とかいろいろ出てくるけどそこらへんは全く触れないよ!!

・出来るだけ常識人に拾われてほしいなって考えると波児さんしか出てこない
・戸籍とかないし普通の仕事はできないだろうから護り屋希望
・お仕事中はお面着用
・赤屍じゃないけどそれは一体どこからだしたの?って反応される
・蛮と銀二によく食べ物をあげる
・赤屍に好かれる
・夏美や卑弥呼とお友達
・ヘヴンに可愛がられる
・波児は頼りない保護者
・自分でもご飯は作れるけど赤屍が美味しいご飯を作ったり連れてってくれたりする
・不死かどうかはわからないけど不老になってしまった
・ワンピの方々も友情出演するかもしれない(願望)

初対面はお仕事でぶつかったりっていうのがいいかもしれないなぁと。
赤屍さん変人じみてるけど過去重たいんだ…赤屍さんすきだよ…アニメの作画は最初の方酷かったけどね…ILのあたりから綺麗になったと思う
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9th.Apr.2015



刀剣乱舞
書けば出るというジンクスを信じて…三日月おじいちゃんをください…

審神者ヒロイン
容姿はワンピースのヒロインと同じと思っていただければ…(あの子の容姿が気に入っているので使いまわします( ˘ω˘ )
日本人に馴染めない容姿のため、昔から一人でいることが多かった。祖父母に引き取られ、中学、高校と田舎の学校で過ごすが、小学生のころひどく周囲から孤立してしまったのがトラウマでなかなか友好関係を気付くことが出来なかった。仲のいい子はいたがクラスメイトのうちほんの一握り。そのためコミュニケーションをとるのが苦手で、思ったことを基本そのまま言葉にしてしまう。三日月に「主の言葉には裏表がないな。いやいや、よいことだ」と言われるほど。
祖母が着物を着る人だったため、着物は一人で着つけることが出来る。料理、裁縫、掃除、と家事も完璧な子なのだが、廊下で丸まって寝てしまったりと結構無防備で、気付くと蛍丸がそばに控えて護衛をしてくれていたりする。
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12th.Feb.2015



opで大学生パロ

「…っ、…くっ、」
『……』
「…なにやってんだ、トラファルガー」
共通教育の講義。この講義はセツカとトラファルガーもとってるから、どうせならとアイツらの近くに座ってる。今日もいつも通りの場所に座ってる二人だったが、トラファルガーが何やら可笑しなことをしてやがる…いや、あの二人がいちゃつくのは別に珍しいことじゃねぇんだけど(誰だおれのこと寂しい奴っていったのは)…
「なんだ、来たのかユースタス屋」
「この講義取ってんだから来るに決まってんだろうが」
声をかけて初めて気付いたと言わんばかりの反応を見せやがるコイツは…未だにセツカの目元を片手で覆ってる。なんだ、なんでこいつは目隠しなんてしてるんだ?
『おはよ、キッド』
「あぁ、はよ…で、お前らは何してんだ?」
『…わかんない』
「はァ?」
聞けば、何やらじっとトラファルガーが見てきたかと思ったら、いきなり視界を塞がれてしまったらしい…ほんとに何がしてぇんだ、コイツは。
「くく…」
「何が可笑しい」
「可笑しいんじゃねぇよ、」
擽ってェんだ
そう笑うトラファルガーだが…ほんとに意味分かんねぇ。
「分かんねぇのか?ユースタス屋」
「…分かってたらいちいち聞かねぇよ」
「ヒント、瞬き」
「まばたきィ?」
…また訳の分かんねぇことを言い出しやがった。
「ヒントその二、睫毛」
「……」
瞬きと、睫毛…?…なんじゃそりゃ。
「はー、これだからユースタス屋は」
そう言いながらやっとセツカの目元を覆っていた手を放したトラファルガー。セツカは若干眩しそうに瞬きをしている。
「こいつの睫毛、なげぇだろ?」
「?あぁ、そうだな」
「瞬きするたびに掌を掠めるからな、擽ってェんだ」
「……なるほど」
……つか、それだけ?え?あの謎の行動はそれだけだったのか?
「ごちゃごちゃうるせぇとユースタス屋」
「…いや、まて、おまえ、それだけのためにセツカの目元覆ってたのか?」
「それだけ?何を基準にそれだけと言ってんのかは知らねぇが…とりあえず、」
レポート、出してきたらどうだ
トラファルガーのその言葉に顔を挙げれば、教卓に立っている教師がレポートを回収しているところだった。「もういないですかー」なんて呑気に言ってやがるが…やべ、俺まだだしてねぇよ!
「俺達はもう出してるからな」
「てめっ」
あぁクッソ!それはともかくさっさと出さねぇと講義が始まる!!

***
驚くほどにセツカちゃんが喋っていない
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25th.Mar.2014


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