青い本
恋心に別れを告げる決意
更新停滞申し訳ありません…!
あと少しで完結です^^
東亜と一緒に七夕
『……』
「どうしたよ」
『折角の七夕なのに、天の川が雨のせいで見れない…』
「あぁ、そういや今日七夕だったな」
『私も病院に笹があったから気づいたんだけど…子供たち楽しみにしてたのになぁ…』
「ガキはそういうの好きだからなー」
『東亜はなにか願い事したことある?』
「ちっさい頃にな」
『何て?』
「"次は上手く賭けに勝てますように"。どうしても勝てなかった勝負師が居たんだよ。まー、そのうち負かしたけどな」
『へ、へぇ…(全然子供らしくない…まあ東亜らしいけど…)』
「お前は?」
『私は…"いつまでも家族で一緒にいれますように"、かな』
「……」
『結局、叶わなかったけどね』
「俺がいるだろ」
『、』
「俺は、お前の両親の代わりじゃねえかって思ってる」
『東亜が、代わり…』
「ずっと一緒だ。だからそんな悲しそうな顔すんなよ」
『……うん、ありがと』
お父さんとお母さんに、私は幸せだよって、伝わりますように
一日遅れです…すみません…!
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