26th.Jan.2018
クズリについて。
イタチの仲間
樺太などに生息
とても気性が荒い
見た目は小さくモフモフで一見可愛い
(鯉登少尉も騙された)が
その実、凶暴で獰猛な性格
手足は大きく、その大きな四本の足に鋭い鉤爪がある
牙も長くて鋭い
小さいがヒグマよりもつよい
特に厄介なのは、跳ね飛ばされても
多少の傷を負っても攻撃をやめない極端な好戦性
ラーテルと並んで凶暴な動物と評されている
こんなやつに襲われているのだから、
谷垣たちの焦りもよくわかる。
26th.Jan.2018
【ネタバレ】
コミックス最新12巻までと本誌少しのネタバレ。
この作品自体を未読の人は閲覧注意。
例のコマでの席順が裏切りフラグだとか、
それはあからさますぎるからフェイクだとか何とか、
諸説あったキロランケについて。
コミックスだけ読んでいたときに感じた疑問を列記しておく。
・最後の晩餐パロのコマで、なぜユダの位置にいたのか
・蝗害とラッコの回で、
バッタに咬まれたときに思わず叫んだ言葉が
なぜ「ハイーッ」(アイヌ語で「痛い」という意味)
ではなく日本語の「いてッ」なのか
・ラッコの肉を食べるときのアイヌのしきたりをなぜ知らなかったのか
……このキャラ、身元を偽ってないか?
そう思っていたら、コミックス未収録分でのあの展開だ。
上記の疑問の大半はまだ解決していない。
この作者は、ミステリーのように
何気ない描写の中に重要な情報を潜ませるのが上手いと思う。
26th.Jan.2018
「ヘルク」が裏サンデーの方で完結したらしい。
やっぱり最後の方は間延びしたよなぁ。
編集の意向による引き延ばしといわれたら一番納得できる。
よくある80年代的な王道ファンタジーかと思ったけど、
90年代王道ぐらいには善と悪の立ち位置をひねってあった。
そして終盤の展開をネットで見聞きする限りでは、
最後まで硬派だった。
全体を通して見たら、
近年稀に見るRPG風王道ファンタジーの良作といっていいと思う。
機会を見つけてこの作品についてもう少し詳しく触れたい。
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