21st.Jun.2018
■キス×デス
○コメント2
このシナリオを描いているのは叶氏ではないと思う
キャラクターたちの言動にも作品テーマにも、
これ以外の叶氏の作品群に共通するこの作家の特徴が全然見られない
叶氏にも事情があるのかもしれないが、
こんなものを氏の名前で出すのはある意味、
叶氏の作品だと思って楽しみに読み、金を出して買う
多くの固定ファンをはじめとした読者たちに対する詐欺というか裏切りに近い所業ではないかと思う
ファンが読みたいのは、
叶氏が絵だけを描いた駄作ではなく
叶氏の手になる世界観やテーマやキャラ造形で描かれた物語だ
○評価
65点
叶氏の絵とおざなりなエロ以外に見るべきものはない
がっかりだ
21st.Jun.2018
かなり前から読んではいたのだが、
完結してコミックス最終7巻が発売されたようなので、
地雷作品避けのためのアナウンスとしてこの記事を書く。
■キス×デス
作者:叶 恭弘(「プリティフェイス」「エム×ゼロ」など)
連載媒体:ジャンプ+
この前完結
全7巻
7巻は6/4発売らしい
SF風味の高校生お色気ファンタジーバトル
ジャンルだけはいつもの叶作品
話がつまらない
主人公の造形が叶作品の主人公らしくない
騒動の元凶にして主人公のパートナーであるメーティスが
毎回無策で危険に飛び込んでは主人公を危険に晒すks
そのくせ自分の落ち度を自覚も反省も改善する気も見せず偉そう
この作者の売りの一つであるエロもいい加減
とにかくつまらない
65点
このシナリオを描いているのは叶氏ではないと思う
7th.Jun.2018
バイオレンスアクション
筆者は3巻と2巻を読了
1巻も読める状態だったが、2・3巻読了時点で
そこまで読む価値があるとは思えなかったので読まなかった
65点
全然惹かれない
すごいとか面白いとかいう声を
ネットでちょくちょく目にするが、全然すごくも面白くもない
あれは金を貰って特定の商品を褒めるのが仕事の人々が
行っているステマではないだろうか
若(くて、おそらく中高年男性読者から見ると可愛)い女の子の
殺し屋が派遣されてクライアントを助ける話、らしい
萌えもの、バトルもの、アクションもの、少年漫画、青年漫画、
いずれの視点で読んでも面白くない
ストーリーもパッとしない
画力も特に光るものはない
(作者は女性キャラたちが可愛いと思って描いているのだろうが、
電撃あたりにこれを載せたら呑み込まれて消し飛びそうなほどしょぼい見た目)
可愛さをアピールしようとするあまりにアクション時の人物のポーズがおかしいのも悪印象
(余談だが、Dr.STONEも女性キャラの太ももや
股間付近をアピールして読者の歓心を買おうとするあまりに
アクション時の人物のポーズがいつも滅茶苦茶で、大変に悪印象。
今からでも遅くないから、まともに絵が描ける人に作画担当を代えてほしい)
これを高評価する読者層は、若い女の子キャラが登場しさえすれば
画力が百人並みでも気にせず無条件に萌えられる
かなり高年齢の男性ではないだろうか
14th.May.2018
スカアレッド
となりのヤングジャンプ
ゲーム「スカーレッドライダーゼクス」のコミカライズ
オリジナルストーリーらしい
先日完結した
全2巻予定らしい
コミックス2巻は5/18頃に発売
5/13まで1〜8話無料だった
本当は無料期間中にこのブログで取り上げたかった
盛り上がりそうな雰囲気だけがあって
結局大したことは起きなかった
ライバルポジションの青年の性格と
ゲイめいたキャラデザに最後まで魅力を感じられなかった
鼻の描き方に難があり、ヒロインが団子っ鼻に見える
これらのため、読んでいて辛かった
60点
薄味で強いテーマが感じられないシナリオ、
内面にも外見にも魅力を感じにくいサブキャラたち
(特にヒロインとライバル)のキャラ造形、
ヒロインの鼻の描き方がおかしかったり
隔月連載なのにやたらと背景が白かったりとつっこみどころのある絵
色々と残念
16th.Jan.2018
■幼女戦記 漫画版
原作 カルロ・ゼン
作画 東條チカ
月刊コンプエース
連載中
コミックス最新巻は7巻
Web小説で人気の架空戦記もののコミカライズ
画面が白くて読みにくい
仕上げ前の線画を見せられてるような感覚になる
この作画にはベタとトーンが足りない
わずかなベタとトーンが乗った線画そのものの
画力は高いのに、どうしてこうなった
人気作らしいから、と頑張って何巻かにわたって拾い読みしてみたが、
画面が白くて見辛すぎて途中で読むのを断念した
原作小説もアニメ版も未読だが、
こんなに見辛い漫画を読むぐらいなら
原作小説かアニメ版の方がいいのではないかと思う
60点前後
9th.Jan.2018
読書メモ
簡易版
■DINER ダイナー 漫画版
○作品情報
ヤングジャンプ
連載中
原作は小説
漫画版はオリジナル要素が強く、原作とは内容がかなり異なるもよう
※筆者既読分はヤングジャンプ5・6合併号
(スキンにナイフを向けたヒロインにボンベロがかかと落としをする回)
までの最新6週分
○ジャンル、属性
魔人探偵脳噛ネウロ+胸糞暴行−カタルシス−人間讃歌−人外
ネウロにヤコが虐待される日常シーンを
楽しんで読んでいた人ならこの作品も楽しめるだろう
それ以外には単なる胸糞だと思う
○ストーリー
エロ可愛くて性格の良いヒロインが主人やモブに暴行されるだけの話
一言でいうと勘違いした自称ドSによる勘違いした自称ドSのための今夜のおかず
○コメント
ヒロインを暴行する理由の理不尽さに読んでいてストレスが溜まる
買って読む価値はないと思う
胸糞さと理不尽ばかりでちっとも楽しくない.
○コメント2 内容について詳しく
…「魔人探偵脳噛ネウロ」との比較、作品テーマの欠如
「DINER」のヒロイン・カナコは、
作中最強クラスのキャラであるコック(ボンベロ)から見ると
使えない雑魚という評価だけど、
一般人としては並外れて打たれ強い心身と善良な心を持っている
そういう点や、主人や周りからひどい扱いを受けるところが
「ネウロ」のヒロイン(主人公というか、のび太役)・ヤコに似ている
「ネウロ」では、ヤコの主人であり作中最強クラスのキャラであるネウロは、
ヤコを虫や下等生物と罵り日常的に暴行を加えながらも、
人間であるヤコの善良さや成長する可能性を評価し、
人間というものに対して一定の敬意を払っていた
しかしこの作品のコック(ボンベロ)やモブの言動にはそうした人間性へのリスペクトもない
つまりこの作品には人間讃歌的な要素がない
この作品は、単に理不尽な暴力を
(ごく特殊な嗜好――勘違い自称ドS――を持った
作者/読者が楽しめる娯楽として)描いているだけで、
それを通じて作者たちが描き出したい深いテーマがあるように見えない
このため胸糞さを押してまで読む価値がこの作品にあると思えない.
○原作について
一部を拾い読みした限りでは文章力が残念
漫画版よりは質が高いようだが、原作小説も買う価値はないと個人的には思う
○総合評価
55点
作画はきれいだが、内容の胸糞さが足を引っ張っている
胸糞さはおそらく原作小説と
作画によるオリジナルシナリオのあわせ技によるもの
*prev □ホームへ #next
T:1 Y:31 TOTAL:42703
*links-etc.