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かぐや様は告らせたい 105話


石上→ミコの関係は、かぐや→石上の関係と似てる
手のかかる子を見守る保護者的な

ほんと頑張るやつですよ
のコマの石上の柔らかい笑顔もそういう雰囲気だ

　

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かぐや様は告らせたい 100話


アニメ化記念、メタ感のある回

石上はみんなの弟

石上の反応≒作者の反応か


ずっと応援してきた漫画がアニメ化されて嬉しい石上

嬉しいのにそっけない口振りをするのは、
もし手放しで喜んだら、実際にできてきたものが期待外れだったときに傷つくから
傷つくのが怖いから、傷つかないためにポーズとして冷めた態度を取っている

メタ回だけどこのキャラの性格がしっかり描かれている


そっけない口振りだけど石上の表情は終始柔らかい
本音では、応援してきた漫画がアニメ化されて嬉しいと思っている
おそらく作者も嬉しいと思っている


アニメ化記念のメタ風味な回の感想で
石上のことばかり書いている筆者は我ながら気持ち悪いと思う(何)

このキャラは読み込み甲斐のあるいいキャラだと思います
(←取って付けたような言い訳)

　

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ヤングジャンプ19号

○かぐや様

・あらすじ

かぐや＆石上のポンコツ疑似姉弟がつばめ先輩を射止めるために頑張る回
この2人の関係は姉弟のようなものだと思う

石上からつばめ先輩への恋心が初めて明確に描かれる

かぐやによる石上へのスパルタ勉強指導再び



・感想

【辛口注意】

以下はかなり辛口なので閲覧注意



先週がミコと石上を仲良くさせる回で
例のステラの花のエピソードがまた語られて
今週がこれということは、
次は石上がつばめ先輩に振られて
ミコとくっつくというカプ厨展開がまた来るんだろうか

結論を急ぎすぎてる感じがする

カップリングは結論ありきで
作者が強引に押しつけるものじゃないことをわかってほしい

校長のセリフを使って生徒会の人間関係を決定的に説明させた
写真撮影の頃以来、話の進め方がとても下手だ

　

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ヤングジャンプ18号

○かぐや様

白銀と大仏(オサラギ)が、
石上とミコを仲良くさせる回

作者のカプ厨思考を全開にされるのは悪印象
スケットダンスの悪夢がよぎる

　

---

【辛口注意】

今回は内容が内容なので、
この作品に関する記事としては例外的に辛口です。

この記事で扱っているトピックは、今週の話での
ガラケーに対する作者の扱いだけです。



○かぐや様
91話


「世はIT時代！」
ガラケーもIT機器なんだが

「ガラケーは既に死滅している」
何をいっているんだろうか、この作者は
ガラケーはまだ販売されているし、もちろん何の問題もなく使用できる
この作者はこうして事実に反することをメディアで平然と発信する人物であるらしい


一介の漫画家にすぎない作者は
メディアと国内携帯キャリア各社の黒いタッグによる
ガラケー迫害とスマホへの乗り換えをユーザーたちに
強要する異様な圧力の真相を知らないんだろうけど

業界の良からぬ動きにこうして大衆向けの娯楽作品が無自覚に荷担することによって、
まるでガラケーが時代遅れかのような認識が消費者の間でますます広められて
ガラケーを捨ててスマホに乗り換えることが
まるで正しいことかのような認識が助長されていく

あまりにも愚かしい

　

---

石上とミコは似ている


実際は良いものを持っているのに自己評価が低い

正義感が強い

このため、自分なりの正義を実現させるために
我が身を省みない行動をする傾向がある

特に石上
例…過去編で京子をかばうために真相を隠す、
　　ミコ萌え音声バレ回でミコをかばうために
　　痛キャラソンをみんなに聞かせる


カプ厨的な物言いをするつもりはないが、
石上はミコのよき理解者になれると思う

　

---

今週はそういう話


壊れたのはモニタとボタン部分で
本体の基盤には破損の描写なし


この壊れ方だとおそらく中のデータは無傷

最終的には無事でよかったね、となると予想


そこに至るまでにかぐやがみんなとの関係を大切に感じていることを自覚して、
携帯に入れてあったデータが消えたと思い込んで取り乱す、という形で
みんなに盛大にデレて
最終的に照れ隠しでどうにかクールな態度を取り繕おうとする
(そして失敗する)、と予想


それにしてもガラケーはいいものだ.


かぐや様90話/15号

　

---

石上は校内にいるときに
携帯ゲーム機で遊んでいる描写が頻繁にある
コマの隅に半モブ扱いで小さく描かれているときもそんな描写がとても多い


そんな石上を、ミコは校則違反だとして目の敵にしているけど

このキャラは玩具メーカーの社長の子だ


藤原のすごろく回でもそんな立場ならではのコメント
(一生懸命作ったゲームを誰にも遊んでもらえないのは悲しいという発言＆
この回の最後に、ゲームバランスを考えたガチなアドバイス)をしていた


彼の親の職業を考えると、
ゲームが好きな子に育ったのは
正しい成長の仕方だともいえるんじゃないだろうか

　

---

この作品の石上というキャラも、
首を絞められてぐったりしたり、
心の痛みで泣いたり、

泣きモノの少女漫画を読んで、泣かせようという狙いが
みえみえのシーンに不覚にも感動させられてしまって、
作者のあざとい意図は見えすいてるのに泣かされてしまうなんて悔しい、と
クリムゾンめいたセリフを口にしながらポロポロと涙を流したりする。


このキャラのそういったシーンについてもいずれまとめよう。


そのほか、リア充を羨んで、
「あぁほんと…全員死なねーかな…」と呪詛を吐いたりもする。

PCに強くて情報処理のエキスパートで、
作中随一の観察眼・洞察力持ちで、
超エリート家庭の子ばかりが通う学校なので
かぐやのような超名家の子の陰で霞みがちだけど、
何気に社長の息子だったりと高スペック。

でも、基本的には三の線だ。


実は高スペックなのに普段はネタキャラで、
ごくたまに格好いいというのも、
「僕のヒーローアカデミア」のサンイーター先輩とこのキャラの共通点だ。

　

---

「ゴールデンカムイ」のラッコ鍋回に相当する、媚薬ネタ的なギャグ回


白銀＆石上がいつもより格好よく見えて、さらに
少女マンガ脳全開の思考と言動を連発してしまうかぐや

いつになくかぐやに対して積極的な態度を取ってしまう石上

「俺と石上、どっちを選ぶんだ？」なんて
好意がバレバレなセリフをかぐやに言ってしまう白銀

全員おかしいｗ
これ全部、媚薬(少女マンガ)の影響だ


機会があったら、この回について
このブログでもつっこみつつ詳しく読んでいきたい

　

---

■かぐや様は告らせたい


作者 赤坂アカ
ヤングジャンプで連載中


○ジャンル

学園青春ラブコメ＋心理戦・頭脳戦


○似ている作品

スケットダンス−カプ厨臭
※スケットダンスは、作者の特定カップリング推しが強すぎて鼻についた

学園情報部HIP−シャーペン＋心理戦・頭脳戦
※古い作品(昭和？)で申し訳ないが、
ある部活/生徒会に所属している主人公たちが色々な人の悩みを解決する、
いやみのない明るい青春学園コメディというのが共通点.


○ストーリー

超エリート校に通う、
心身ともに優秀だけど恋愛においてはとことんポンコツな
生徒会役員たち＆その他の生徒たちの日々


○コメント

ヤング誌連載だけど、少女漫画誌に載っていても違和感がない

登場人物たちが手を替え品を替え毎度バカをやって、
健全な笑いを毎週提供してくれる良質なコメディ

大人の読者も、青春時代の空気を
もう一度追体験しながら楽しく読める明るい作品


○評価

90点

画力・表現力・1話ごと＆長期のシナリオ構成力・
キャラの造形・休載の少なさなど、全体的に高水準

　

---

最近の本誌掲載分の回を読み返して、
私がこの作品を読み始めたのは77話だったと判明した。

作品にとっても石上にとっても、
ストーリー的に一番重い部分だ。


これを運命だと思ってしまってもいいだろうか。

　

---

○各話概要

話数は本誌掲載時のもの。


75話
大仏(おさらぎ)ちゃんがミコと石上について語る回

76話
白銀の父親登場

77話
体育祭本格スタート
ショートギャグ形式
終盤で石上シリアス編開始

78話
石上の過去1

79話
石上の過去→現在

80話
体育祭編終了

81話
風船割りゲーム

　

---

○少女マンガ回≒媚薬回≒「ゴールデンカムイ」のラッコ鍋回論

コミックス73〜74話(本誌63〜64話)は少女マンガ回
いわゆる媚薬ネタ的なコメディ話＆
少女マンガでよくある描写をパロディ化

74話「かぐや様アクアリウム」は少女マンガ(≒媚薬)によって
主要キャラたちが恋愛脳になっておかしくなるコメディ回

同じヤングジャンプ連載の「ゴールデンカムイ」でも
同様に媚薬のような効果を持つラッコ鍋を食べたことによって
登場人物たち(全員男)が互いに発情しておかしくなる、
という内容のコメディ展開があったが、
それと同じようなものだといってもいいかもしれない


○必死こく

これは方言？標準語？
北海道と東北では使うことを確認
作者は新潟県佐渡出身らしい

・使用箇所
コミックス28話石上 青春ヘイトの前ページ最後のコマ
本誌85話(コミックス95話？)石上 「きけやー！」の後


○作者は漫研出身？

コミックス28話部活動カースト図で、
最下層という目立つ位置に漫研が名指しで描かれている

　

---

本誌掲載時とコミックス収録時で話数にズレがある作品は初めて見た。
どういうトラップだよ。


○作品情報＆値段

かぐや様は告らせたい
赤坂アカ
集英社 ヤングジャンプ
514円＋税


○収録話数

1巻につき10話収録

1巻
1-10話

2巻
11-20話

5巻
41-50話

6巻
51-60話

8巻
71-80話

9巻予想
81-90話(本誌71-80話？)


○コミックスと本誌の話数のズレについて

コミックス1巻収録の1〜10話はミラクルジャンプ掲載分。
11話〜ヤングジャンプに移籍した。

コミックスにはミラクルジャンプ掲載分や読み切りなども
通しでナンバリングして収録しているため、
ヤングジャンプ本誌の話数には10〜11話程度のズレがあるもよう。

本誌掲載時の話数に10〜11程度を足すと、コミックス掲載時の話数になるようだ.


○おまけページ

主なもののみ記載。

1巻
・プロフィール
(秀知院学園)
白銀
かぐや
藤原

2巻
巻末マンガ

3巻
・プロフィール
石上
早坂

4巻
巻末に読者→作者のQ＆A


※5巻以降も同様に色々なおまけあり


○おまけページについて

おまけは多め
主なメイン＆サブキャラのプロフィールあり
本編の合間の出来事を描いたカット(1コマ漫画)多数

カバー下にも妙な描き下ろし・書き下ろしあり
カバー下は基本的に手抜きだが、
3巻カバー下の裏表紙は、本そのものと漫画世界の境界をなくす
前衛的なメタ描写でちょっと凄いと思った

　

---

時間がないし重要な情報だと思うので
よく吟味せずに打ち込んでいるけど、
この記事のサブタイトルの最後がひどいｗ

でも初めは「下着の好みについて」とか
書こうとしていたので、それよりはまだましだろう。
2次元キャラの下着の好みについて
真剣に情報をまとめるとか、もう、ね…。


○石上について

3巻コミックス24話
本編初登場

コミックス8話1ページ目で名前だけ登場、
「いつの間にか来ていつの間にか居なくなってる」
「地味に皆勤賞」と言及あり

コミックスおまけページでは2巻巻末、
扉絵ではコミックス11話でそれぞれ初登場


藤原の匂いを嗅いでる
3巻25話リンス
5巻43話ラーメン回ブレスケア

3巻頃はセクハラキャラの要素あり
これがなくなってからキモさがなくなり、爽やか内気弟系に路線変更、好感度upした


メクリのコマなどで大ゴマ変顔でツッコミを入れる役担当らしい
たびたびギャグ調の絵柄(サインペンで描いてる？)になって
1人でコマを独占して、ツッコミを入れたりキラーワードを言ったりする


ブリーフ派だったが、コミックス70話パンツ回でボクサーパンツ派に転向


過去あり
本誌78〜80話(コミックス88〜90話？)あたりで過去にスポットライト
コミックス55話拷問勉強回、コミックス70話ミコへの手紙と花の回でも過去の描写あり

　

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最近の話を再読してみた


やっぱり85話(ミコ萌え音声バレ回)の石上は特別だった

全編通じてももしかしたら随一かもしれない石上毒吐き回だ


この作品をちゃんと読み始めて日が浅かった私が、
この回でだけモノローグで空前の激しい毒を吐きまくり＆
ミコとの会話でタメ語を使い、
ぞんざいな言葉遣いをしているこのキャラに
違和感を覚えたのは無理もなかった


85話はそれだけじゃなく、
このキャラの正義感と性格のよさが強く現れた回でもある

「今あいつを守れるのは僕だけだ」
「好きに言えばいいよ
僕が勝手にした事だ 感謝されたくてした訳じゃない
これでいいんだ――」
※これでいいんだのコマで微笑

過去編とも共通する、"自分を犠牲にして、
相手の知らないところで勝手に相手を助ける。
気づかれなくても感謝されなくてもいい"という
石上の基本姿勢が現れたモノローグ


このキャラは本当にいいやつだ

　

---

私が石上をかわいいと思う理由がわかった。


このキャラが頻繁に涙目になって、
頻繁に凹んだ表情をするからだ。


…いや、それ以外にももちろんあるけどね。

他人のことによく気がつくとか、
よく気配りができるとか。

(生徒会の面々といるとき、特に白銀に対しては
かなりの空気読み＆気配りスキルを発揮していると思う。
本来の空気読み＆気配り力のポテンシャルが高いと感じるのはそのためだ。

日常的に描かれている白銀との関係の良好さが、
このキャラの人柄のよさを裏付けていると思う)


とはいえ、私も大概だな…(^^;

　

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