16th.Jan.2018
■幼女戦記 漫画版
原作 カルロ・ゼン
作画 東條チカ
月刊コンプエース
連載中
コミックス最新巻は7巻
Web小説で人気の架空戦記もののコミカライズ
画面が白くて読みにくい
仕上げ前の線画を見せられてるような感覚になる
この作画にはベタとトーンが足りない
わずかなベタとトーンが乗った線画そのものの
画力は高いのに、どうしてこうなった
人気作らしいから、と頑張って何巻かにわたって拾い読みしてみたが、
画面が白くて見辛すぎて途中で読むのを断念した
原作小説もアニメ版も未読だが、
こんなに見辛い漫画を読むぐらいなら
原作小説かアニメ版の方がいいのではないかと思う
60点前後
16th.Jan.2018
ところで主人公の体質(他者の魂を吸収する)は
武装錬金のヴィクターIIIやヴィクターみたいだなぁ
危険すぎる能力
追放・抹殺されても何の不思議もない
○分かりにくい・見落としがちな点の補足
・僧侶はなぜ主人公に封印の術を施した?
僧侶の魂も抜き取られそうになったから
「ズルッ グラ ――まずい」のシーンがそう
魂を吸収する主人公の能力は自分で制御できないらしい
・母親(代わりの狼)に対する主人公の思い
魑魅を退治した日の夜、
主人公が死んだ母親の亡骸に抱きついて眠っている
母親を本当に慕っていたことがわかる
翌日、僧侶に対して「死んだらただの肉の塊だ」
「(弔うことに)意味がない」と言っているのは単なる強がり
16th.Jan.2018
僧侶を襲うクマがやけに大きいと思ったけど、
改めて読んだら主人公が育ったところは北海道だった
つまりこのクマはヒグマ
大きいのも納得だ
狼がいるのも納得だ
絶滅したはずのエゾオオカミの生き残りという設定なのだろう
本州以南にも山深い場所はあるのに
あえて北海道の自然と絡めてくるということはアイヌネタも扱うのか?
シャーマンキングのホロホロや、田中加奈子の過去作
(読み切り「コタンコロカムイ」。
「田中加奈子短編集 KANABALISM」に収録されているらしい)
ぐらいの扱いならやってやれないこともないと思うが、
果たして遠い富山県の作者に扱いきれるのか
いや、そういえば北陸には明治の入植期に北海道へ移住した人が多いんだっけ
作者にとって北海道がある程度身近なら問題はないかもしれない
タクシー運転手が関西弁
北海道が舞台なのにこれは明らかに浮いている
この運転手には何か事情があるのか
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