地獄楽 作品テーマの考察(2)
〔地獄楽〕
24th.Mar.2018
地獄楽
作品テーマの考察(2)
○ヒロイン(佐切)
これまで…
首切り役人である山田浅ェ門の家に産まれ、
人の死によって生きる己の一族の業と
向き合うために、女の身で首切り役人になった
一流の首切り役人である父に憧れる
しかし情から来る恐怖のために刃が鈍り、
肝心なとき(罪人の処刑・島の化け物と対峙など)に思い切れない
処刑時に恐怖に囚われて思い切れないことが原因で、
罪人の苦痛を余計に長引かせると自覚し、悩んでいる
最近…
首切り役人として成長するためには、情を捨てる必要があると考えていた
転機…
主人公(画眉丸)に、自分の情(人を殺すことに対する恐怖、
相手から恨まれることに対する気の重さ)を受け入れられる
そして必要なのは情を捨てることではなく、
背負う覚悟だ、と示唆される(3話?)
※ただし主人公は、自分のこの一連の言動が
佐切に深い感銘を与えたことに気づいていない
この物語の終着点(予想)…
情と処刑人の役目の折り合いをつけ、首切り役人としてさらに成長する
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