28th.Jul.2018
黒執事 27巻
7/27発売
ひとまずの感想
この巻は1冊まるごと重い
セバスチャンの主人はシエルじゃなかった
美少年ショタの嘔吐や苦しい描写が多くて
作者が生き生きしてる感じがする
表紙の強そうな男の子は誰?
瞳に魔法陣がない
初読時は気づかなかったけど、そういえば分け目で判別できそうだ
4th.May.2018
○リョナ
猟奇オナニーの略
キャラの肉体を損壊して性的に興奮する性的嗜好
サディズムの一変種
BLEACHの空鶴のエピソードの頃から
この単語・概念が一般の耳目に触れるようになり始めたように記憶している
ただし時期が同じ頃だったというだけで、
BLEACHはこの単語・概念の一般人漫画読者層への普及との直接的な関連はないようだったと記憶している
○例
久保帯人作品(「BLEACH」「ZOMBIE POWDER」など)全般
「Sレア装備の似合う彼女」
※比較
「D.gray-man」
戦いの中で主人公サイドのキャラたちが肉体を損傷する描写が多い
作者の趣味は加虐とは逆のベクトルだと予想されるが、
こういう趣味の読者にとってはリョナとして鑑賞することも可能だと思われる
「僕のヒーローアカデミア」
作者は自身の趣味に無自覚のようだが、
オーバーホールが手をアレされる展開や
全身に人の手首から先を模したオブジェをくっつけていたりする弔のファッションには
そっち方面の趣味が無意識に反映されているように思える
25th.Feb.2018
最近注目の作家ふたり。
・赤坂アカ
かぐや様は告らせたい
ヤングジャンプで連載中
・筒井大志
ぼくたちは勉強ができない
少年ジャンプで連載中
どちらもラブコメという
お気楽に読み流されることの多いジャンルで連載中だが
動きのある絵が描けて、表現力も高い
青少年誌でもっと王道な
アクション・バトル要素の強いジャンルも描けると思う
今後も期待したい
別にラブコメを低く見てるわけじゃないけど、
ラブコメ好きな層は自分たちが推してるキャラが出てきたり
脱いだり、推してるカップリング相手のキャラと絡んだりすれば
それだけで満足して、
バトルでの戦術やアクション描写の巧拙なんかちっとも気にしやがらねぇ
青少年向け漫画はそういうもんじゃねぇ
※「左門くんはサモナー」マステマ編〜ベルゼビュート編に対する
ちまたの既存読者たちの的外れな批判をふと思い出して愚痴りたくなった
もしかするとラブコメ好きな層とバトル好きな層は
見ている世界や作品に期待するものが違いすぎるのかもしれない
2nd.Feb.2018
「魔人探偵脳噛ネウロ」「DINER ダイナー 漫画版」
「辺獄のシュヴェスタ」を読んで、一つわかったことがある。
人の苦痛に強い関心を持つ描き手は、自分の嗜好を満足させる存在として
「めげない心を持った前向きな若く美しい女性」を
作中の重要な位置に登場させるらしい、ということ。
ヤコもオオバカナコもエラも、
みんな主人公や「ドラえもん」でいうのび太ポジションだ。
作者ではないけど、「S.O.S.」でも、
作中のストーカーは好意を持った女性に故意に試練を与えていた。
そうすることによって、より相手の素敵な面が見られるからといって。
それはちょっと解る。
ああいう嗜好の人というのは、
気に入った相手が苦境にあって折れてしまうところではなくて、
強さを発揮して折れないところを見たいものなのだと思う。多分。
試練を与えるのは、苦境を乗り越えるときにその人の美点がより一層輝くから…。
風を受けた蝋燭の灯りは、風が強すぎれば消えてしまうが、
そうでなければ煽られてより一層まばゆい光を放つ。
「ダイナー」の作者も、カナコに対して酷い扱いばかりするけど、
あれはあれでカナコを気に入って大切にしているんだろう。
健全だとは思わないけど。
2nd.Feb.2018
特殊な嗜好を持つ人々が関わる創作物に触れているうちに、
そういう嗜好が理解できるようになってきた。
状況を大きく動かしたのは、最近読んだ「辺獄のシュヴェスタ」。
このジャンルについて解ったことを語るために
独立したカテゴリを近々設けるかもしれない。
31st.Jan.2018
※黒猫系とは
〈内気〉
〈おとなしい〉
〈人とのコミュニケーションに消極的〉
〈人と関わる前にまず相手を観察する〉
黒猫はかわいい。
猫の毛色と性格には関連性があって、
黒い毛色の猫はおとなしくて、
よく知らない人間と関わることに消極的な傾向がある。
シャイで人にベタベタしなくて、
人間が近づくと物陰に隠れてじっと様子を伺ったりする。
その実、人間が嫌いなわけではなくて、
相手のことをしっかり見て把握していて、
打ち解けてからは人間のことをよく理解した接し方をしてくる。
それと同じように、シャイで人にベタベタしなくて
その実自分が関わる相手のことをよく見ている、
黒執事のバイオレットもかわいいし
ヒロアカのサンイーター先輩もかわいいし
アクマゲームの毛利もかわいい。
とかいうどうでもいい呟き。
シャイな黒猫もかわいいし
コミュ障な内向・思索型キャラもかわいいと前から思っていたが、
彼らにそんな共通点があることにさっき気づいた。
22nd.Jan.2018
ユーベルブラットの人体がおかしい件について 第2弾
前回も触れた
19巻も読んだがやはりおかしい
仰向けに寝た女性キャラの胸の間に谷間が描かれているが
現実の人体ではそんな体勢を取ったら谷間はできない
どんなに巨乳でも仰向けになれば胸は重力に引かれて両脇に流れ、平らになり、
谷間も消える
全体的な画力は高いし、
女性キャラの裸はむしろ過剰なほどの頻度で描かれているのに
なぜ女性の体だけ所々不自然なのだろうか
もしかすると作者は現実はもとより、
AVなどの動画ででもリアルの女体を見た経験が乏しいのだろうか
もしも作者が2次元の女性にしか興味のない重度の喪で、
想像と色々な人が描いた絵を手がかりにして
頑張って女性キャラの裸を描いているのだとすれば
いっそ逆に好感が持てる(何)
8th.Jan.2018
1/12に開始らしい。
ジャンプSQ「屍鬼」での、あまりにも長い間の
コメディリリーフ的な息抜きがないホラー連載に息が詰まって
この作家から離れた私にとっては、
こうしてまたこの作家の明るい物語が放映されることが嬉しい。
ヤングジャンプで銀河英雄伝説のコミカライズも頑張っているようだし、
引き続きこの作家を応援したい。
1st.Jan.2018
感想メモ
黒執事
学園編
赤のPは2回も自分のファッグに裏切られた
見る目のない人ともいえる
貴公子風で正統派イケメンっぽいのに
直後の人気投票で他のPと結構な差をつけられていたのはそのためか
人気投票でのバイオレットの高さが意外
個人的には気に入っていたが
どう見ても回転寿司のプリン的なポジションのキャラだ
Gファンの読者はああいう子が好きなのか
31st.Dec.2017
昨日から枢やな氏の「黒執事」を読み直してる。
リアルタイムで読んでて、
各方面からの臆面もないパクりと作りの粗さに引いて離れた
連載初期は気付かなかったけど、
この作者は主従萌えでサドだ。
(そして嘔吐萌えで、溺れる・液体を無理矢理飲ませるという
シチュエーション萌えで、お漏らし萌えだ。
さすがにお漏らしだけは主に14〜18巻の学園編でモブや準モブ級キャラに担当させてるけど、
巻が進むにつれていたいけな主人公のシエル少年が吐いたり溺れたり、
水や液体の薬や流動食を強制的に飲ませられたりするシーンが多く出てくる)
さらに画力が高くて、流行りものを臆面もなく取り入れて
読者を楽しませようという旺盛なサービス精神の持ち主だ。
ツイッターでのあれこれも含めて、久保帯人師匠の女性版みたいな人だな…。
そういえば師匠もサドだった。
(師匠は女性キャラのリョナ・切断&欠損萌え)
ただし師匠は、流行りものに節操なく飛び付いたり
各方面から臆面もなくパクったりはしないけど。
(ゾンピパウダーの件は編集に指示されたらしい)
「黒執事」には溢れる厨二要素と、
膨大な資料に裏打ちされた程々のリアリティもある。
(おかしな部分も結構あるけど、Gファンタジー連載ということもあって
若い読者向けの娯楽作品なので、目くじらを立てるほどではないと思う)
主従もので、高い画力とエンターテインメント性、そこそこ質の高いシナリオ、
溢れるケレン味、ある程度のリアリティ。
作者たちのディープな趣味嗜好はともかく、
私が「黒執事」を遠ざける理由はなかった。
28th.Dec.2017
ゴールデンカムイ12巻。
主人公の復員兵・杉元は、
アイヌの少女・アシリパと会話する中で自分のことを「和人」と客観的に呼び、
ホパラタ(鶴の喧嘩の様子を模した踊り)にヒグマを追い払う効果があると聞けば
次にヒグマに襲われたときにはホパラタを舞い、
オココクセ(ヒグマを獲ったときに行う「オホホホーイ!」という叫び声。
ヒグマが獲れたことを火の神様に知らせる役割もある)の
意味を教えられれば、早速その場で唱和する。
杉元は1巻からずっとこんな調子で、
異文化であるアイヌの習わしに対する順応性の高さを見せる。
この順応性の高さのおかげでアシリパと共に行動でき、
旅の先々で訪れるアイヌの村の人々とも馴染むことができるんだろう。
7th.Nov.2017
11/2
ジャンプコミックス・週刊少年ジャンプの単行本が発売
ヒロアカ16巻も発売
サンイーターこと天喰環先輩&ファットガム事務所の面々が活躍する巻
11/15
Helck(ヘルク)のコミックス最新巻が発売
20th.Sep.2017
超さらっとした作品紹介&感想。
ネタバレ注意。
機会があったらもう少し詳しく書きます。
東大大学院を舞台にした「動物のお医者さん」のような作品
しかしそういった路線を明示せず、
恋愛中心の物語かのような題名と序盤の話の進み方だったので、
ストーリーが進むにつれて戸惑う読者が多かったのではと思う
1話のほぼ全部が実験方法の説明で終わる回も何度かあり、実際読んでいて戸惑った
風呂敷を広げた割に掘り下げ不足のような感じがする
打ち切りか?
打ち切りだとすれば、路線を明示しなかったことと、
上記のような物語性が乏しく恋愛やストーリーを期待する読者にとっては
必然性を感じにくい描写が多々あったことによる不人気からか
個人的な予想だが、本村嬢が好きなのは多分松田教授
松田を無意識に慕っていると思われる描写が随所にある
25th.Jun.2017
最近「[
にほんブログ村 漫画感想]」カテゴリのブログで
よく名前を見かけるアニメ「終末なにしてますか?(略称・すかすか)」の
固有名詞などの由来・語源を軽く調べたり予想したりしたもののメモ。
かなりよく考えて名前が付けられているようなので、語源を調べてみた。
まだ調べている途中だけど公開してみる。
新しい情報がわかったら追記・修正していきます。
■聖剣名、種族名などの由来・語源 / 終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?
特筆能力(タレント)
talent 才能
※聖剣名の語源はラテン語か英語?
インサニア
insane狂気
ヒストリア
history歴史、物語
デスペラティオ
desperatio 絶望
イグナレオ
ignore無視する?
特筆性能:目立たなくなる に対応
プルガトリオ
カテナ
オラシオン
パーシヴァルシリーズ
パーシヴァル
アーサー王伝説の円卓の騎士の一人
飛空挺『サクシフラガ』
Saxifraga stolonifera ユキノシタの学名
飛空挺『プランタギネスタ』
プランタジネット朝 12〜14世紀のイギリス(イングランド)の王朝
※もっと直接的な語源があるような気がする
爬虫種(レプトレイス)
reptiles 爬虫類
緑鬼族(ボーグル)
oger鬼
コリナディルーチェ市長
luceルーチェ 「光」
ニルス・ディデク・フォーリナー、『異邦人』ニルス
foreigner異邦人
21st.Jun.2017
連載3周年目前でアニメ2期も放映中のヒロアカと、
2年間連載して、セールスも人気もこじんまりした規模にとどまりつつも
2ちゃんねるのジャンプ漫画関連スレやジャンプ関連サイトを荒らして回る狂信者
(決してほめられたことじゃない)を打ち切り後の現在に至るまで
多数排出している左門くんと、
4年間連載してコミックス売上がほぼずっとオリコン圏外で
鳴かず飛ばずのまま打ち切られたアクマゲーム、
何が違うんだろう。
この3作品のコミックスを読みながら考えていた。
結論をいうと、担当編集がちゃんと仕事をする人かどうかの差だったように思う。
アクマゲームはコミックス発売時の告知も弱かったし、
キャラのプロフィールも連載終了まで未公表のまま。
ヒロアカも左門くんも、コミックスや本誌の発売日の告知は盛んにしていたし、
コミックスのおまけページでキャラの詳細なプロフィールをこれでもかと公開している。
それに、ヒロアカと左門くんは読者の反応や希望をネットで吸い上げて
連載の内容に反映させていた(ただしヒロアカのやり方は決してうまいとはいえない)けど、
アクマゲームはそういった動きが全然見えてこなかった。
要望も需要も作者がそれをするメリットもあったはずなのに、
水着回もミニゲームも恋愛マスターの再来もなかった。
宣伝も作品設定の公開も読者の意見の吸い上げもしない。
これではファンが増えず、売上も伸びなかったのは無理もないと思う。
そういったことをするのは作者じゃなくて担当編集の仕事だ。
アクマゲームが鳴かず飛ばずだった原因の一つは、
仕事ができる担当編集に当たらなかったことじゃないかと思う。
[その他漫画]ヒロアカ&左門とアクマゲーム、どこで差がついたのか
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