1st.Mar.2018
ヤングジャンプ14号
ダイナー(2)
木箱の中からショタが登場
可愛い少年や女性が可哀想な目に遭うところを
毎回嬉々として描く作者はやはりそっち側の人なんだろう
刺客が近づいてくる
こちら側にはカナコと少年
危機的な状況でカナコの脳裏をよぎるのは先週号で炎眉にかけられた言葉
なるほど、炎眉と関わった経験がカナコを成長させたという作劇なのか
ちょっと青少年向け漫画っぽい熱さで格好いい
下僕としての自覚に目覚め、
一人の人間としても成長し、
勇気を持って困難に立ち向かうカナコが今週の話で描かれる
やっぱりこの作品は「魔人探偵脳噛ネウロ」に似てる
「私が 守ってあげてみます!!」
読み返したら決め顔と決めポーズなのにカナコのセリフがおかしくて吹いた
「みます」って何だよw
炎眉編の「子供ができたの」の辺りからこの作者の
シリアスの中にギャグをうまく織り込む能力が向上してると思う
1st.Mar.2018
ヤングジャンプ14号
ダイナー
27話
側頭射撃(テンプルショット)されて
よく生きてたな、とボンベロに言う猫仮面の医者
同じヤンジャンの「ゴールデンカムイ」の主人公も
この前テンプルショットされて脳味噌が欠けても生きてるけどなw
「ボンベロは私なんかにコーヒーを淹れさせない
泥水をすする方がマシだって言うもの!!」
カナコが初めて下僕らしい言動をする
ボンベロの偽物を見破り、拒絶
下僕は主人の言動をよく観察し理解して、
自分を支配していいのは主人だけだ、と思うものだ.
防御のために首に仕込んでいた鉄板が
首輪のように見える描き方をされているが、首輪も支配の象徴
カナコの主人はボンベロ
つまりこの首輪はボンベロからカナコに対する支配の象徴であり、
それを今回カナコが自発的に身に付けた
こういう描写を嬉々としてする作者はやはりそっち側の人なんだろう
23rd.Feb.2018
今週のヤングジャンプ
・ダイナー DINER
「一流の女はね、
男の後ろではなく横に並ぶべきものなのよ」
一流の女を自称し続けた炎眉がこのセリフを言う
ちょっとかっこいい
今週は全体的になかなかのクォリティだ
無能上司ぶりを遺憾なく発揮してきた
ボンベロ店長も今週は無能じゃない
ただきれいな女性や子供が暴行されるだけの、
勘違いした自称ドSな読者ご用達の夜のおかず的な
つまらない作品かと思っていたけど、
やればできるじゃないか(←何様だw)
そう思ったのは私だけではないようで、今回の話はどうやらネットでも好評だ
この作品の質が少しずつ向上しているように感じる
この作品の記事が増えてきたので、
そろそろ単独のカテゴリとして独立させようかと考えている
13th.Feb.2018
以前の記事から独立させた。
以下を書いたのは、ヤングジャンプ5・6合併号
(スキンにナイフを向けたカナコにボンベロが
かかと落としをする回)までの6週分を読んだ時点。
現在の筆者の評価はこれより少し良い。
■DINER ダイナー 漫画版
○内容について詳しく
…「魔人探偵脳噛ネウロ」との比較、作品テーマの欠如
「DINER」のヒロイン・カナコは、
作中最強クラスのキャラであるコック(ボンベロ)から見ると
使えない雑魚という評価だけど、
一般人としては並外れて打たれ強い心身と善良な心を持っている
そういう点や、主人や周りからひどい扱いを受けるところが
「ネウロ」のヒロイン(主人公というか、のび太役)・ヤコに似ている
「ネウロ」では、ヤコの主人であり作中最強クラスのキャラであるネウロは、
ヤコを虫や下等生物と罵り日常的に暴行を加えながらも、
人間であるヤコの善良さや成長する可能性を評価し、
人間というものに対して一定の敬意を払っていた
しかしこの作品のコック(ボンベロ)やモブの言動にはそうした人間性へのリスペクトもない
つまりこの作品には人間讃歌的な要素がない
この作品は、単に理不尽な暴力を
(ごく特殊な嗜好――勘違い自称ドS――を持った
作者/読者が楽しめる娯楽として)描いているだけで、
それを通じて作者たちが描き出したい深いテーマがあるように見えない
このため、胸糞さを押してまで読む価値がこの作品にあると思えない
12th.Feb.2018
読書メモから転載。
以下を書いたのは、ヤングジャンプ5・6合併号
(スキンにナイフを向けたカナコにボンベロが
かかと落としをする回)までの6週分を読んだ時点。
現在の筆者の評価はこれより少し良い。
■DINER ダイナー 漫画版
○作品情報
作画 河合孝典
原作 平山夢明「ダイナー」
※共同作業ではなく、平山氏の小説を下敷きにしつつ
河合氏が大量のオリジナル要素を入れてコミカライズしているようだ
ヤングジャンプ
連載中
原作は小説
漫画版はオリジナル要素が強く、原作とは内容がかなり異なるもよう
※筆者既読分はヤングジャンプ5・6合併号
(スキンにナイフを向けたヒロインにボンベロがかかと落としをする回)
までの最新6週分
○ジャンル、属性
魔人探偵脳噛ネウロ+胸糞暴行−カタルシス−人間讃歌−人外
ネウロにヤコが虐待される日常シーンを
楽しんで読んでいた人ならこの作品も楽しめるだろう
それ以外には単なる胸糞だと思う
○ストーリー
エロ可愛くて性格の良いヒロインが主人やモブに暴行されるだけの話
一言でいうと勘違いした自称ドSによる勘違いした自称ドSのための今夜のおかず
○コメント
ヒロインを暴行する理由の理不尽さに読んでいてストレスが溜まる
炎眉編までは胸糞さと理不尽ばかりであまり楽しくない.
○コメント2 内容について詳しく
…
「魔人探偵脳噛ネウロ」との比較、作品テーマの欠如.
○原作について
一部を拾い読みした限りでは文章力が残念
漫画版よりは質が高いようだが、原作小説も買う価値はないと個人的には思う
○総合評価
55点(ヤングジャンプ5・6合併号読了時点)
→65点(同14号、キッド編初回読了時点)
以下はヤングジャンプ5・6合併号読了時点でのコメント
作画はきれいだが、内容の胸糞さが足を引っ張っている
胸糞さはおそらく原作小説と
作画によるオリジナルシナリオのあわせ技によるもの
12th.Feb.2018
3/1、「ダイナー」を独立カテゴリにした。
この作品の記事はあちこちのカテゴリに散在してるから、
探して少しずつここに移さないといけない。
どこにあったかなぁ。
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