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羽飛

※現代パロ

2月22日は猫の日らしい。
それを知った関羽は義弟である張飛の元に来た。
「どうしたんだよ、こんな夜更けに?」
「翼徳…今夜、一緒に飲まないか?」
「兄者からの誘いなんて珍しいな…いいぜ」
張飛は関羽を部屋に招き入れる。
「ただ一緒に飲むのもつまらぬな。翼徳よ、今日は猫の日らしいからこれをつけてくれるか」
「何をだよ?」
関羽は張飛に猫耳カチューシャを渡した。
「翼徳なら似合うであろうな…」
「なんで男の俺がカチューシャなんかを付けなきゃなんないんだ!そんなの女にやれよ、俺は嫌だ」
張飛は関羽の言葉に文句を言う。
「翼徳は拙者の願いを叶えてはくれるのか?」
関羽は張飛に呟くと張飛は困ってしまう。
そんなに付けて欲しいのか?
しかも猫耳カチューシャを差し出されるとは思わなかったから。
張飛は戸惑いの表情を浮かべた。
「わかったよ、そんなにじっと見るな!付ければいいんだろ、付ければ兄者は納得するのか?」
「ああ…」
結局は張飛が折れる事で話は解決した。
関羽から受け取った猫耳カチューシャを頭に装着した張飛は恥ずかしくなり顔を真っ赤にしていた。
「これでいいのか?」
「似合うではないか翼徳、可愛いぞ…」
「兄者…」
「この姿のまま襲いたくなるな…」
「なっ、何言ってやがる。今日は酒を飲みに来たんだろうが!」
「ああ、そうだったな…」
「兄者、最初っからそれが狙いだったのかよ」
「だとしたらどうする?」
「そんな、真面目に答えるなよ…」
関羽が張飛を抱きしめてくると張飛は抵抗しようと腕を突っ張ねるが身体はびくともしない。
「翼徳、可愛いな…お前の全てを食らいつくしたいぞ」
「やっ、兄者…明日、仕事だから勘弁してくれ」
「拙者から逃げられると思うな」
関羽は張飛の顎を掴むと口付けをする。
欲望を煽るかのように関羽の舌が張飛の口内を蹂躙する。
飲みきれない唾液が唇の端から滴り落ちる。
「っあ…はあ…雲長っ」
「愛してるぞ翼徳…久しぶりにその身体をあじあわせてもらうぞ」
その言葉を合図に関羽は張飛を床に押し倒し鍛えられた身体を快楽に落としていった。
張飛は関羽の愛撫に嬌声を挙げ続けた。
関羽は張飛の姿に満足しながら欲望に忠実のまま張飛を愛していったのであった。



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22nd.Feb.2012


惇淵&張飛総受け

※無双OROCHI2設定

2月3日は節分の日だと張飛は前田慶次や伊達政宗に聞いた。
節分の話しを聞いた張飛は面白いなあと呟き、感心していた。
「鬼を払い、福を呼ぶ為に豆を撒くとは本当に面白いな…」
「ああ、鬼がいないから人が鬼役として鬼に扮して人間の相手をする事になる」
「鬼役の奴は豆を投げられるんだろ?ひでえ話しだな…」
「だが地方によっては鬼を家に招く風習もあるから、習わしは決まっている訳ではないぜ…」
慶次は張飛に呟く。
「ふ〜ん、節分の行事って奥が深いんだな…」
張飛は溜息交じりに呟く。
「何が奥が深いって?」
「おわっ!びっくりさせんなよ、妙才…」
「悪いな翼徳、驚かすつもりはなかったんだが…それで何の話しをしているんだ?」
「実は慶次と政宗の話しによると今日は節分の日らしい」
「節分?何だそれは?」
夏侯淵は問い掛ける。
「節分は家に幸福を齎すようにし、災いを招かないようにする風習だ…」
「ほう、お前等の国では変わった風習があるんだな?」
「それでな鬼を追い払う為に豆を使って鬼に投げるんだぜ。面白いだろ?」
「ああ、そうだな…」
張飛の言葉に夏侯淵は答える。
「だからその鬼の役をな、張飛にやってもらいたい…」
政宗の言葉に張飛は驚く。
「いっ、俺が?嫌だ。なんで俺が鬼になって豆を投げつけられなくてはならないんだ…」
「張飛だったらこの鬼役の衣装が似合うと思うのだよ」
政宗は張飛に衣装を見せる。
見事な虎柄の生地の衣装を見て張飛は嫌そうな表情を浮かべた。
「マジでそれを着るのか?俺は嫌だ!」
「クク…翼徳、災難だな…」
笑いながら夏侯淵は呟くと張飛はキレそうであった。
「妙才…、そんなに笑うならお前も着ろ!俺を笑った罰だ!」
「げっ、俺もかよ。勘弁してくれ!」
張飛の言葉に夏侯淵は驚きを隠せない。
「ああ、夏侯淵。安心しろ、貴様の分の衣装もちゃんと用意してあるからな。遠慮はするな…」
政宗は夏侯淵に衣装を渡す。
「何で、俺に合う衣装を持ってんだよ?」
「夏侯惇に節分の話しをしたら要望された。是非に着せろと言われた…」
「なっ、惇兄が!?」
まさかの夏侯惇の名前が政宗の口から出るとは思わなかった。
「じゃあ、俺様は何でだ?」
「同じように節分の話しをしたら、関羽と忠勝と劉備達が着せろと言ってた」
「だから、逃げるなんて男の恥だぜ…諦めな」
慶次の言葉に張飛は溜息をついた。
「さあ二人とも着替えた着替えた…」
慶次に後押しされた二人は仕方ないと諦め渡された衣装を着る羽目になる。
暫くして着替えが終えた二人は鬼の衣装に愕然とした。
「これが鬼の衣装か?何だかスースーする。それに寒い!」
「なんか女の衣装みたいだな…」
二人が着ていた衣装は某うる〇のラムちゃんの衣装であった。
「二人とも角と、鉄棒を忘れているぞ…」
政宗は二人の頭に角を付けさせて鉄棒を持たせた。
「これで完璧な鬼役だな…」
「あのさ…やっぱり恥ずかしいから今から止められないかな?」
夏侯淵は政宗と慶次に呟くと、二人は首を左右に振る。
「止めさせたいが見たい連中から文句言われるのはごめんだから勘弁してくれや…」
「そんな…」
「二人とも良く似合っているぞ…」
「仕方ない妙才、諦めようぜ…」
「この格好で人前ででないといけないのが辛い」

「確かにそうだな…」
二人は身体を隠すように両腕で身体を抱きしめる。
「それにしても寒いい」
「こんな格好だと風邪引くな…」
張飛は鉄棒を肩に担ぐ。
「とりあえず着替えたい」
張飛に寄り添う夏侯淵に張飛は頭を抱き寄せる。
「仕方ないが俺の側に居れば暖かくなるだろ?」
「うん、暖かい…」
夏侯淵は嬉しそうであった。
「張飛殿、こんな処に居たのか?」
「馬超…どうした?」
「劉備殿達が待っているぞ…」
「そうか、妙才出番が来たぞ…」
「やっぱり行かないと駄目か?」
「腹括れ妙才…終わるまで我慢だ」
「へーい…」
二人は馬超に促され劉備達の元に向かった。
広場に行くと見知った面々が待っていた。
「悪い遅れた…」
「おお、翼徳似合うではないか!」
「そうか、ありがとう兄者」
劉備は張飛の姿を見るなり嬉しそうに笑う。
「淵よ、やはりその姿、似合うな…」
「惇兄…」
夏侯惇は夏侯淵を抱きしめる。
「うわっ、惇兄?」
「お前の身体を他人には見せたくない…」
「ちょっ、惇兄、尻撫でるな。やあっ…!」
夏侯惇は夏侯淵にセクハラしつつ夏侯淵を手放す気はない様子。
「おお、翼徳、似合うではないか!」
「俺なんかより兄者達がすればいいのに…」
「何を言うか翼徳だから似合うのではないか?」
「関羽殿の言う通りだぞ張飛殿…」
「忠勝…」
「だが、こんな恥ずかしい格好は慣れてないから嫌なんだよ」
張飛は、恥じらう姿を見せる。
「張飛殿、そなたの身体は素晴らしいな…美しい筋肉に覆われて腰の線も美しい…」
忠勝は背後から張飛を抱きしめる。
「離せ、忠勝っ!」
「翼徳、拙者にもその身体を見せてくれ…」
「あっ、兄者…」
関羽は張飛の身体を舐めるように見る。
「あんまり見るな…もう離してくれよ」
「仕方ないな…」
張飛はやっと解放されると夏侯淵の元に行く。
「妙才、さっさとこんな役目を終わらせるぞ…」
「おう、そうだな…悪い惇兄。俺行くな」
夏侯惇から離れ張飛と一緒に鬼の役目を果していった。
豆を投げられて身体にはぶつけられた痕が残らなかったのは幸いであった。
張飛と夏侯淵が鬼の役目を終えても暫くはその衣装を着て過ごす羽目になるとは思ってもいない二人であった。



終わり
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3rd.Feb.2012


羽飛

※OROCHI2ネタ、張飛フタナリ設定


関羽が妲己の仲間として進軍していると聞いた時は耳を疑った。
そんな筈はないと最初は疑った。
だがその姿をその目に捉らえた時、想いを裏切られた気分であった。
「そんな、兄者…」
張飛は黙ったまま歯を食いしばる。
信じたいのに信じられない光景が目の前にある。
これが真実。
関羽は理由があって妲己と一緒にいるんだと思う。
だが、同じ蜀の仲間に刃を向ける関羽の姿に想いは裏切られた。
信じていたのに、関羽は仲間を斬った。
張飛は関羽を信じられなくなった。
「張飛殿…」
「何だ、忠勝…?」
「よろしいのか、あのままで…」
「兄者では武で語る。話し合いは後だ」
「しかし…」
「これは俺と兄者の問題だ。もし俺が此処で負ければ大兄に面目ない…」
「張飛殿…」
「兄者の相手は俺がする。忠勝達は砦と他の連中の相手を頼む…」
「あい、わかった…」
張飛は蛇矛を握りしめる。
張飛は関羽に挑発するかのように叫ぶ。
「兄者っ、いや、関羽っ!俺が相手になってやらあっ!」
「翼徳っ!遠慮はいらぬ掛かって来いっ!」
二人の武器が火花を放ちぶつかり合う。
「何故だ、何故、妲己に協力しているんだ関羽っ!」
「全ては世界を守る為よ…」
「嘘だっ、関羽は妲己に騙されているんだ。俺が目を醒まさせてやるっ!」
張飛は躍起になって関羽に蛇矛を向け、襲い掛かる。
関羽は張飛のいつもと違う動きを見逃さない。
張飛が動揺しているのだと関羽は気付いていた。
幾度となく刃がぶつかり合う中で関羽は張飛の様子を黙ったまま見ていた。
「本気だせっ、俺が相手では不服かなのか!」
「翼徳っ!」
関羽の青龍刀が張飛を襲う。
張飛は避ける事はなく蛇矛を下ろした。
「!」
鈍い音が響いた。
関羽が咄嗟に矛先をずらした為か刃は大地に突き刺さる。
張飛は関羽に押し倒された形で身動きが出来ない。
「…翼徳」
「出来ない、俺にはあんたを斬るなんてやっぱり出来ないよ」
張飛の大きな瞳からポロポロと涙がこぼれる。
「翼徳…」
「こんなにも愛しているのに…」
張飛は関羽の腕を掴んだ。
「雲長、雲長…頼むから戻ってきてよ。大兄も心配しているから」
「それは出来ない…」
「何でだよっ、どんな理由であんな女狐と一緒に居るんだ。俺には言えないのか?」
張飛は関羽の身体を抱きしめる。
「俺よりも妲己がいいのか?」
「なっ、何を言っておるか翼徳っ?」
「妖魔だけど妲己は女だ。俺みたいな中途半端な身体じゃ、魅力もないよな…」
張飛はいじけた様子で関羽に呟く。
「馬鹿な事を言うな。拙者は翼徳以外な者に惚れる訳がなかろう!」
「でも、理由はどうあれ雲長は妲己と一緒にいるんだろ?」
「…ああっ」
関羽は正直に答えた。
「やっぱり雲長は妲己が好きなんだ!」
「どうしてそうなる、先程も言ったであろう。拙者には翼徳しかおらぬと…」
関羽は張飛の機嫌を損なわないように慌てて答えた。
「なら証拠を見せてくれ、今でも俺を愛しているならその証を見せてよ」
張飛は涙目で関羽を睨みつけた。
「全く、そのように煽りおって…抑えられぬぞ」
「えっ?」
関羽は張飛の顎を掴むなり突然口づけをする。
「んっ、やっ、んふっ…」
久しぶりひ触れる張飛の温もりと感触を味わうかのように何度も口づけを交わす。
「んはっ…あっ、やあ…」
「翼徳、拙者を疑った報いを受けよ…」
「なっ、何するんだ雲長?」
関羽は張飛の身体を固定すると張飛の首筋に唇を落とす。
「んあっ…やめっ!」
「今更逃げられると思うか?」
「ちょ、硬いものが当たってるっ!?」
「散々、拙者を煽った…のだ。覚悟せよ」
「やっ、嫌だ、離せっ!」
「往生際が悪いぞ翼徳…」
「でも、皆に見られるのは嫌だっ!」
戦場で行為に及ぶなんて恥ずかしいものはない。
「恥ずかしいのか、可愛い奴だ…」
関羽は張飛の身体を起き上がらせるとその身体を肩に担ぎ込む。
「なっ、雲長何をっ!?」
「翼徳が恥ずかしいなら場所を変えるまでだ…最後まで付き合ってもらうぞ…」
「ちょっ、雲長離せっ!あぶねぇっ!」
「久しぶりにその身体を愛してやろう。たっぷりと拙者の愛を感じてもらおうか」
「ひっ、いやあああっ!」
関羽の黒い笑顔に張飛は悲鳴を挙げた。
憐れ、張飛は誰もいない砦に連れて行かれ関羽に美味しくいただかれたそうだ。




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27th.Jan.2012


忠飛

雪が降る夜、張飛は外の風景を肴にし酒を飲んでいた。
一人っきりで酒をのんでいたかった。
なのにそうはさせまいと近づく気配。
感じ慣れた気配が近づくと張飛は振り向いた。
「何か用か忠勝…?」
「張飛殿、隣宜しいか?」
「ああ…」
張飛の返事が返るなり忠勝は張飛の隣に座る。
「飲むか忠勝…」
「張飛殿から頂ける酒なら頂戴しよう」
忠勝は張飛から酒を貰うと味わうかのように酒を飲んだ。
「美味いでござるな…」
「それで用は何だ?」
張飛は忠勝の意図を探るかのように呟く。
「こんな所で一人で何故酒を飲んでおられる?」
「今は一人っきりで飲みたい気分なんだ…」
張飛は忠勝を見る事はなく風景を見ながら酒を煽るように飲んだ。
何故だろうか、自分を見てはくれない張飛に腹が立つ。
「張飛殿…」
忠勝は張飛の身体を引き寄せ抱きしめる。
「何しやがる…もう酔ってるのか?」
張飛は忠勝を睨みつける。
今日、初めて張飛が自分をちゃんと見てくれた気がした。
「張飛殿が拙者を見てはくれないからであろう…」
「何だよ、もしかしてヤキモチか?忠勝以外の男と一緒に居たのが嫌だったのか?」
昼間、張飛は忠勝以外の男と一緒にいた。
そしてあろう事か忠勝が見ていると知っていながら張飛は男にその身体を触れさせた。
忠勝には決して許す事はなかった身体を他人に触れさせた事に忠勝は嫉妬していた。
「張飛殿がいけないでござる。拙者以外の男に触れさせた事が許せない…」
「ふふ、まるで雲長の兄者のようだな…」
「関羽殿?」
「忠勝は雲長と同じ事を言っている」
張飛は悲しげに呟く。
「張飛殿…」
忠勝は張飛の顎を掴むと無理矢理口づけた。
「んっ、んん…」
強引に唇を割り、張飛の口内に舌を挿入し張飛の舌を絡ませていく。
「んむっ…んふ、んっ…」
忠勝が満足するとゆっくりと唇を離す。
「ふあっ…やっ、止めっ」
「張飛殿、拙者の愛を受け入れてもらうぞ…」
「嫌だ…離せ」
「離さない…そなたは拙者のものだ張飛殿…」
「忠勝…」
まるで獲物を狙う獣のような目で見る忠勝に張飛は逃げられないと悟る。
「愛している張飛殿…」
「忠勝…お前、本気で言っているのか?」
「拙者は至って本気だ。何度でも言おう…張飛殿、愛している…」
忠勝は真っすぐに張飛の瞳を見ながら告白する。
告白された張飛は顔を真っ赤に染めた。
そして恥じらうような態度をとる。
「俺を好きになるなんて物好きだな…」
「気づいておらぬのか。そなたは魅力的なのだと言う事を」
「さあな…俺は気にしていないからなあ」
忠勝は張飛を床に押し倒した。
「張飛殿…」
「忠勝、どいてくれ…」
「嫌でござる。言った筈だ、拙者の愛を受け入れて欲しいと…逃がしはしない」
忠勝は張飛の着流しを左右に拡げ荒々しくその鍛えられた身体に触れる。
「止め、嫌だあっ!」
「抵抗しても無駄だ…張飛殿は拙者のものだ」
忠勝は欲望を押さえる事なく張飛を犯していった。
犯された張飛はただ涙を流し抵抗する。
その姿が美しい。
それだけ張飛の存在が魅力的であった。
ただ、貴方が欲しかった。
欲望を抑えられなかった。
欲だけで、貴方を傷つけた。
それでも拙者は張飛殿を愛している。
忠勝は張飛を手放す事はなく抱きしめ口づけを落とした。




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26th.Dec.2011


惇淵

※夏侯淵無双5没衣装設定です。

夏侯淵は肌を露出した衣装を着ていた。
曹操がたまには奇抜な衣装を着るのも良いだろうと張コウと選んだらしい。
渡された衣装をいざ着てみると確かに奇抜だが、これは肌を露出していて戦場では怪我をおう危険性が高いだろう。
だが、露出する事で、敵を動揺させる事も出来よう。
でも夏侯淵は恥ずかしかった。
筋肉と脂肪に均等に覆われた身体は日焼けしていない為か白い。
まるで男を誘う女人のように色気があった。
そして結い上げた髪の為かうなじが欲情をそそるのを夏侯淵は気付きもしない。
その為か油断すると背後から抱き着かれて胸を揉まれる事があった。
その話を夏侯淵自身から伝えられると夏侯惇は危機感を持った。
「淵よ、その衣装は着るなと言っていた筈だが?」
「ごめん惇兄、以前の戦装束は手入れ中なんだ。暫く着れないからこの衣装を着てんだけど」
「言えば俺のお下がりでよければ貸すぞ…」
「いや、それはいいよ。だってサイズが合わないし、似合わないし」
夏侯惇の提案を夏侯淵はきっぱりと断った。
「だがそのままだとやばいだろ。また誰かに胸を揉まれるのではないか?」
と、言いつつ夏侯惇は夏侯淵の胸を背後から揉んだ。
「ふあっ、あっ、誰彼構わず胸を揉む惇兄に言われたくない…」
夏侯淵は思わず、夏侯惇の鳩尾に肘鉄を叩きつける。
「ぐはっ、あう…」
「全く、油断も隙もないな…」
「淵、とにかくだ。その姿で戦場に出るな。襲われてしまう…」
「俺はそんなに弱くない。平気だ…」
「駄目だ!」
「嫌だって言ったら嫌だ。俺が何を着ようが関係無いだろ…」
「あるっ!良からぬ奴らに淵の身体を汚されるだろうが」
(良からぬ奴って、それって惇兄じゃないのか?)
夏侯淵は心の中でツッコミをする。
「なら、惇兄がこの衣装きたらどう?」
「俺には似合わないな…淵に似合わように造られた服を俺が着てどうする?」
「動き易いから勧めたんだが駄目か?」
「ああ…」
「とにかく、その姿で戦場に行くならばこちらも考えがある」
夏侯惇の良からぬ考えに夏侯淵はゾクッと背中に悪寒が走った。
「拘束して仕置きをするぞ…」
「それは勘弁してくれ惇兄!」
「なら外套ぐらいは羽織っておけマシだからな…」
「わかったよ」
夏侯惇の言葉に夏侯淵は仕方なく従うのであった。



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18th.Dec.2011


惇&惇×淵

朝起きたら惇兄が二人いた。
寝ぼけているのかとまた横になり眠ろうとするが左右から話し掛けられる始末。
頼むからこれは夢であって欲しい。
「淵、起きろ…」
「朝議に遅れる。早く支度しろ」
夏侯惇は何もなかったかのように話してくる。
顔を上げるとやっぱり見間違いではないとわかった。
「と、惇兄だよな…?」
「「ああ、そうだが…どうしたんだ淵?」」
見事なステレオヴォイスで返事される。
「なんで惇兄が二人いるんだよ!」
「さあ、俺はわからない」
「朝起きたら二人になっていた…」
ちょっ、なんで興味もなく無責任な話しをするんだ。
「そこは驚く所だぞ…」
夏侯淵は溜め息をついた。
「俺はまだ夢でも見ているのかな?」
「夢ではないぞ、現にお前の感じやすい部分は把握しているからな…」
夏侯惇が突然、夏侯淵の耳たぶを軽く舐めて息を吹いた。
「止め…嫌だっ」
「淵は胸も感じやすいだったな…」
もう一人の夏侯惇は夏侯淵の胸を揉んでいく。
胸のいただきを指先で摘み捏ねくり回す。
「あっ…はあっ…止めっ」
夏侯淵はビクビクと身体を震わせて二人の夏侯惇に訴える。
「本当に可愛いな…」
「なら今から俺達で淵を愛してやろう」
「妙案だな…」
「駄目だってこれから、会議があるんだろ?だから止めてくれ」
夏侯淵は必死に逃げようと暴れるが身体はびくともしない。
「お前を愛でる時間を最優先にしたいから会議には出ない」
「ちょっ、何言って…」
夏侯惇の言葉に夏侯淵は焦った。
こんな朝から二人の夏侯惇に抱かれる羽目になると厄介になる。
「俺達から逃げられるとでも思ったか…」
「おとなしく俺達に抱かれるんだな…」
「止め、嫌だああっ!」
夏侯淵は結局、夏侯惇に抱かれる羽目になった。
二人同時に愛撫を受け、甘い声を挙げ泣く夏侯淵は二人から見たら妖艶で欲情を煽る姿にしか見えなかった。
夏侯惇が本来一人に戻ったのは夏侯淵を抱いた事がきっかけになるとは露知らず。
結局は夏侯淵は喰われ損になる。
「腰痛い…動けない」
「済まなかった淵…」
「惇兄なんて嫌いだ…」
「淵、すまない。反省しているんだ、許してくれ…」
「なら看病するなら許してやるよ…」
「わかった…」
夏侯淵が目覚めたが、嫌い発言をされてしまい、夏侯惇は激しく反省し、看病に勤めたのであった。



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18th.Dec.2011


羽飛

※オロチ再臨蜀編クリア後の話


オロチを倒して太公望と別れた際に気づいた。
「翼徳、ちょっと良いか?」
「あっ、何だよ兄者?」
関羽は張飛を抱き寄せる。
「翼徳、肩や腕を露出するなら脇を剃れ。見苦しいぞ…」
「んな、兄者何を言ってんだ…」
「お前が太公望殿に手を振っている時に見えたのだ。生えすぎも良くない…」
「何でまたそんな事を言い出すんだ…」
「翼徳の身体はつるつるの方が良いのだ」
関羽はわざと張飛の身体を指先でなぞる。
「ふあっ…あっ…」
「嫌なら拙者が剃ってやろうか?」
「嫌だ…何で剃らなければならない。女ならともかく、俺は男だぞ。毛が生えてたって問題ないだろ?そんなに言うなら兄者は剃ってんのか?」
「拙者は手入れをしているから問題ない…」
「なら俺が毛を生やそが関係ないだろ、もうほっといてくれよ」
「駄目だ…剃ってもらう…拙者の翼徳には脇毛は不用だからな」
関羽は張飛の身体をまさぐり始めた。
「やっ、駄目だって…」
「なんならお前をパイ●ンにしてもよいが…」
「なっ、ぜってえ嫌だ!離せよ兄者っ!」
張飛は嫌だと文句を垂れながら暴れて抵抗する。
だが、関羽の力に敵う筈もなかった。
「恥じる翼徳を見てみたいものだ。なあ、翼徳…拙者に可愛い姿を見せて欲しいぞ」
ぬっとりと舌で耳を舐める。
「ひやっ、あっ…やっ」
感じやすい部分を責められたら張飛はビクビクと震えて甘い声を挙げる。
「脇は剃る…から、もう、勘弁して」
「素直に剃ると言えば良いのだ。なんなら拙者が剃ってやろう。愛しい翼徳の身体に傷をつけないようにせねばな…」
「良いって、俺が自分で剃るから」
「拒否は許さぬぞ…」
関羽の狂気を含んだ瞳が張飛を見る。
「わかったよ…もう兄者の好きにしてくれ」
「その言葉、取り消す等出来ないと思え」
張飛はしまったと後悔する事になる。
その後、関羽は張飛が湯浴みをしている所を侵入し張飛の身体の至る部分を剃るに至る。
「兄者の馬鹿野郎っ!変態っ!何処を剃る気だ」
「何って、股間だがっ…」
そう言うなり張飛の脚が見事に関羽の顔にヒットする。
「脇だけ剃るって約束だろうが、そこだけは止めろ!」
「言った筈だ。身体に毛は不用だと。だから剃るのだ…」
「嫌だと、言ったら嫌だ!」
男としての誇りを失いたくないから張飛は全力で抵抗する。
蹴りをまた喰らうのは嫌なので関羽は諦める事にした。
「わかった。股間を剃るのは止めた、だが脇は逸らせてもらうぞ」
「ひっ、兄者、やっぱり止めろっ!」
笑顔で呟く関羽ほど怖いのを張飛は嫌と言う程に知っている。
「暴れても無駄だからな…」
「い、いやあああっ!」
哀れ張飛、結局関羽の思惑通りに脇を剃られる嵌めになった。
敏感な部分を肌が露出するのは何だが妙な気分になったのは言うまでもなかった。





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30th.Nov.2011


羽飛

※ポッキーの日ネタ(現代パロ)

その日の夕方、張飛は関羽の家で寛いでいた。
何故か関羽の膝の上で。
関羽は理性を失わないように必死であった。
だが、張飛はそんな事、露知らずに座っている。
好きなテレビを見ながら笑う張飛。
関羽はさすがに我慢が限界であった。
「翼徳、すまんが退いてはくれぬか?」
「あ…すまねえ、兄者の膝に座ったままだな…」
張飛は関羽から離れると思いきや、そのまま隣に腰掛ける。
「翼徳…退いてくれたのは良いがベタベタし過ぎるぞ」
「だって兄者と一緒にいるのが気持ちいいんだもんな」
「そうなのか?」
「ああ…」
張飛はニッコリと笑う。
その笑顔に関羽は見とれてしまう。
「そういえば、今日はポッキーの日だな」
「ポッキーの日?」
「11月11日で数字の1が並んでるだろ。それを見立てるとポッキーの棒が並んでるように見えるからとお菓子会社が決めたらしいけどな…」
「ふうん…」
「なんなら兄者食べるか?ポッキーあるけど」
張飛はポッキーの箱を取り出した。
「いや、それは翼徳が買ったものだろ?拙者はいい…」
「そうか、せっかく、ポッキーゲームをやりたかったのに…」
「ポッキーゲーム?」
「一本のポッキーを互いの口に含み、ぎりぎりまで食べるんだよ。まあ勢い余ってキスしちまう奴もいるけどな…」
「翼徳…」
「何だよ?」
「拙者とそのポッキーゲームとやらをやらないか」
(うわあ…下心丸出しなのがわかりやすいなあ…)
「翼徳、どうする。やるのか、やらないのか?」
「わかった、やるからそんなに見つめるな…」
恥ずかしいのか張飛は顔を真っ赤に染めた。
張飛は箱からポッキーを一本取ると持ち手部分を自分の口に含むと関羽の方へと顔を向けた。
「翼徳…失礼する」
関羽が反対側のポッキーを口に含み食べていく。
そして張飛も口含み食べていくそしてぎりぎりの所までいくと関羽はどうしたら良いか迷っていた。
張飛はゆっくりと唇を近寄らせて関羽の唇に自分の唇を宛てるとポッキーを噛んだ。
触れる唇の感触を一瞬だったが感じた。
張飛はポリポリとポッキーを食べた。
「兄者、ごっそうさん…」
「翼徳…もっとしたくなったんだが」
「ポッキーゲームをか?」
「いや…口づけをしたい」
関羽は張飛の頬に掌を添えるとキスをした。
「う…んっ、んっ」
張飛は驚き直ぐさま離れるが関羽は張飛を抱き寄せて逃がそとはしない。
「愛しておるぞ…翼徳」
「雲長…俺もだ」
張飛は恥ずかしながらも返事を返した。
そして関羽は嬉しいのか、もう一度唇を寄せて口づけたのであった。




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11th.Nov.2011


羽→飛←忠

※無双オロチ再臨ネタ

長篠の戦いで忠勝が張飛を万人の敵が仲間として見ていたがどうやら少し違うようだ。
忠勝は張飛を大切に扱う。
敵に襲われそうになれば体を抱き寄せ敵から護ろうとする。
まるで女子を守るかのように。
「忠勝…ありがとうな。いい加減離してくれ…」
「いや、張飛殿が無事で何よりだ」
見上げて忠勝を見ると忠勝は微笑み張飛に呟く。
未だに腰に腕を回された状態で密着されたら恥ずかしくて体温が上がった気がした。
「あの…忠勝、頼むから離してくれ」
「嫌でござる。暫くは張飛殿を感じたい」
「なっ、何を言って…」
「拙者には張飛殿を好きでござる。だからこの手で守りたい…呂布になぞに手を掛けさせたくない…」
「忠勝…」
忠勝のさらりと告白されて張飛はどうして良いのかわからなかった。
さすがにやばいと感じたのか忠勝から離れようと身体を突き放すように押すがびくともしない。
「張飛殿…」
忠勝がゆっくりと口づけをする。
だがその寸前で声が掛かる。
「翼徳、どうした…忠勝殿も如何した?」
「あっ、兄者…」
張飛の義兄である関羽が後方の守りを固めていた筈なのに前線にまで来ていた。
「忠勝殿、翼徳を離されよ…」
「…嫌と言ったらどうする?」
「翼徳は拙者の物、忠勝殿でも容赦はせぬ」
「ちょっ、兄者、何を言って…」
「事実であろう…」
関羽が忠勝から無理矢理、張飛を引き離し抱きしめる。
「翼徳、拙者以外の男に抱きしめられるとは…」
「す、すまねえ…でも忠勝が助けてくれたから仕方なく」
「ふむ、そうか…忠勝殿、翼徳を救ってくれた事は感謝しよう…だが、翼徳は渡さぬ」
「ならば、貴殿から張飛殿を奪うまでだな…」
「何言ってんだ二人とも、今は戦の真っ最中なのに…」
二人が険悪なムードになっていくのを感じた張飛は訳がわからなかった。
「早く呂布の野郎を倒さないとまずいだろ…」
「ああ、確かにな…」
「並ば、この続きは戦が終わった後にしようではないか」
二人は不適な笑みを浮かべた。
その時、張飛は悪寒が背中を走ったのを感じた。
(嫌な予感がしてならないのは何故だ?)
張飛はやっと二人から解放されたが、戦に集中出来なくなった。
関羽と忠勝の二人に狙われた獲物。
そう感じる張飛は早速と呂布を倒して逃げるしかないと思い、馬に乗り駆けていった。
あの二人に捕われたら自分の身はただではすまないと思ったのであろう。
張飛は敵本陣で雄叫びを挙げ、奮闘したそうだ。
そして全力で関羽と忠勝から逃げる張飛であった。



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6th.Nov.2011


惇淵

※現代パロネタ

年末に差し掛かり仕事が忙しくなってきたある日、夏侯惇は夏侯淵にある事を聞いてきた。

「淵よ…ちょっと早いがクリスマスの日の予定は入っているか?」
「はっ、クリスマス?なんでまたそんな話しを?」

夏侯惇の質問に夏侯淵は不思議そうに尋ねる。

「もし予定が決まってないなら俺と一緒に過ごさないか?」
「えっ、惇兄とか?」
「駄目か?」

夏侯惇の問いに夏侯淵はスケジュール帳を開いた。
まだ一ヶ月以上先だがスケジュール帳にはびっしりと文字が書かれている。

「その日はまだ予定が入ってなかったから惇兄と一緒に過ごすのはいいかもな…」
「本当か淵!」
「ああ…」

夏侯淵の了承の返事に夏侯惇は嬉しくて微笑む。
その微笑みに夏侯淵もつられて顔を赤くそめてしまう。

「淵、クリスマスは何がしたい。お前の希望があれば優先するぞ…」
「そうだな…何かと聞かれると困ったな」
「まだ先の話しだが早めに決めといて欲しいの」
「そっだな…とりあえずはえっちい事はしたいかもな」
「そうか、って淵!なんて事を口にするんだ!」
「だって久しぶりに惇兄と一緒に過ごすんだからいいじゃないか…」
「それはそうだな…わかった」

夏侯淵の誘いの言葉に夏侯惇は受け入れた。
自分から言った言葉通りに夏侯淵の希望を優先する事になった。
クリスマスまでまだ日にちはあるがいろいろと準備をする夏侯惇であった。






※追記
この小ネタはツイッター診断から生まれた話しです。
実際、自分が夏侯淵の名前で入力した所、こんな結果がでました。

【質問】クリスマスイヴのご予定は?
夏侯淵「えっちいコト」
でした。
やってみたい人は試してみてね。

http://shindanmaker.com/164162
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2nd.Nov.2011



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