花丸フレンズ
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もしも大好きなドラミちゃんが男の子だったら、わたしは彼と恋に落ちて幸せになれたのかな
「…っえ、お、女…?」
キッドくんに胸を揉まれました、もうお嫁にいけません
「いやぁ、女の子になるとこんなに可愛いんだなと思って」
久しぶりにマタドーラくんに口説かれてしまった…!
「良かったら僕とデートしない?」
ドラミくんは笑顔の甘い男の子だ
「ちょっと、何でキッドがここにいるの」
ドラミくんとキッドくんは本当に相性が悪いらしい
「もしも私が男だったら、女の子にうんと優しくしてリード出来るような人になりたい」
男でも女でも、ドラミちゃんはドラミちゃんだったよ
「そんな恋する乙女みたいな顔で否定されても説得力無いからな?お嬢さん」
マタドーラくんに恋愛相談してもらうのは、この世界でも変わらない
「いいよって言うまで開けちゃ駄目だからね」
ドラミくんはとても頼りになる
「…あれって、ドラミくんの彼女さん…?」
ドラミくんの隣には可愛い女の子がいる
「なぁこれ、あの子に似てない?」
彼女で卑猥な妄想は止めてくれ
「俺と付き合え」
キッドくんに連れ去られたのをドラミくんに目撃されていた
「本気で好きだと思える子が出来なくてしんどい」
アイツはいつも恋愛について悩んでいた
「…ドラミくんは優しすぎちゃったんだよ、きっと」
そんな事を言う、キミの方がもっと優しいのにね
「…好き、」
お願いお星様、まだもう少し、ドラミくんに恋をさせて
「わたしを好きになってくれて、ありがとう」
そう笑うキミの優しさが、ただひたすら痛いんだ
「エルはさ、今いないの?本気で好きな女の子」
もしもの時は、キミがあの子を幸せにしてあげてね
「好きだ」
キッドくんの言葉がただ、真っ直ぐと私の心臓を射抜いて離さなかった
「都合のいい事言ってるって分かってる。でもわたし、本当は…、」
ねぇドラミくん、今度はちゃんと素直になるから。まだ、間に合いますか?
「私と結婚を前提にお付き合いして下さい」
王ドラくんはビックリするくらい律儀な人だ
「…大丈夫?顔赤いけど、」
些細な変化に気付いてくれる、ドラミくんをもっと好きになった
「あ、もしもしキッドくん?今何してる?暇?」
ドラミくんの代わりにキッドくんを召喚します
「…手、握ってようか?そしたら少しは安心するかも」
口実でもいい、今はただ、こうして手を繋いでいたい
「じゃあキス以上の事になったらどうすんの」
心臓が破裂する勢いで跳ね上がる事態になると思われます
「それがキミの決めた事なら、僕は、」
僕はそれに従うよ。だって、大好きな人の望みだもの
「男の子の私、どうだった?ちゃんと紳士にしてた?」
とことんわたしの事を気に掛けてくれるドラミちゃんが大好きだよ
「ドラミに聞いたけど君バカなんじゃないの」
男の子のわたしは中々辛辣さんだ
「大好き、もうキミを離したくない」
お帰りなさいのキスをして
*番外編
「ごめん、キミがあまりにも俺の友達に似てたからさ」
親友が女の子の世界に来てしまったらしい
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