Prism Transparent
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Chapter:0
降り立つ羽根は未来へ手向ける清らかな真。
真は陽炎。羽根は地を這って沈む。
与えられし光の意味は、まだ
00.そして天秤は傾いた
01.世界は少しだけ体積を増した
02.凍えた太陽が照らす世界
03.誰も知らない私の名前
04.期間限定のピースフルワールド
→04.5
05.憂鬱だとカナリアは言う
06.揺蕩うやさしさ
07.素敵な色になれたらいい
→07.5
08.そして未来は加速する
09.それは不思議な色をした
10.基本的に馬鹿なふたり
11.君にだけ僕の体温を預けよう
12.気づいたときにはあまりに遅くて
12.5
13.哀しむべき本質とはどこにあるのだろう
14.始まりの場所はいつだって温かい
15.僕の真実を君にあげる
16.彼女は白い世界のただ一つの色彩
17.不可思議なエチュード
18.オーロラの鼓動
Chapter:1
無が験す真は直下の痛みがあった。
光は翼となるか天に散るか。
始を告げる白妙の燐光が見せる、足跡は──。
19.それはきっと嘘か恋か白昼夢
20.一番初めに触れるモノ
21.成り行きで世界は廻る
22.明日の世界について考えよう
23.あしたのあなた、きのうのわたし
24.ここから始まる出会いと別れ
25.嘘つきの指先
26.音を立てて崩れていく何か
27.ゼロに至るまでの過程
28.青い雪の記憶
29.まだ見ぬ色彩に想いを馳せ
30.それでも世界は理由もなく廻る
31.そこに神様はいない
32.星は灰に灰は無に
33.眩しすぎた空にお別れ
34.未来標本
35.物語の必要性を説く僕たちは
Chapter.2
36.君を想うこと忘れること
37.終末と再生のロンド
38.僕は気づかないフリばかり上手くなる
39.忘れないでと呟くの
40.抗えない音速で駆け抜けて
41.こぼれ落ちた光の果て
42.君と僕と還りたい世界
43.暗闇に澱む酸素
44.不透明な悪に満ちた世界
45.息が詰まるほど静寂な世界
46.ここにいるのにどこにもいない
47.不条理な絵本の結末
48.夢見がちな瞳を閉じて
49.何処かで酸素の途切れる音がした
50.いつまでも寄り添う幸せ
51.欠落したラストシーン
52.道しるべもない道を行く
→52.5
53.安寧の鳥籠に別れを告げた
54.つま先立ちで覗いた未来
55.夕日が木目を逃げていく
56.後ろの正面に立つ
57.空色に手を伸ばしたい
58.赦しのない祝福
59.運命はときどき苦い
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