〔戦域のスピリティア(旧(sp)2)・設定〕
4th.Mar.2017
このSSはイケメン青年の姿をした人造精霊(スピリティア)の
エリオルと、彼を召喚した少年のジルの話。
高額の賞金を懸けて人造精霊同士を戦わせる娯楽が行われている世界という設定。
このSSはそこでの出来事です。
〔戦域のスピリティア(旧(sp)2)・本文〕
4th.Mar.2017
エンジェリックレイヤー的な何か。
今夜考え付いたできたてほやほやの書き下ろし。
召喚者である少年ジルが見守る中、劣勢ながらも死に物狂いの
戦いを繰り広げるイケメン人造精霊(スピリティア)エリオル。
このSSは比率でいうと、バトル9、BL0.5ぐらいです。
*
満身創痍のエリオルは敵のスピリティアと向き合った。
「まだだよ。まだ、僕は倒れていない」
「くそっ。しぶといやつ!」
魔力を練る一瞬の間があって、再び両者の間に光の矢や刃が飛び交う。
息をもつかせぬ攻撃術の応酬だ。
両者の戦いを見守っていたジルはエリオルが発している波動の変化に気付いて息を呑んだ。
「あれは……!」
敵もエリオルの状況に気付いていた。
エリオルの耳に光るピアスの石――スピリティアが持つ核石を、彼は装身具として
身に付けていた――の色が普段の緑色から敵と戦ううちに黄色く、
やがて橙色に変わって、今は熾火のような赤を湛えている。
「そんな……」
気付いてもどうにもできない。
戦闘領域のすぐ外にある使役者用の空間で、ジルは両手を固く握り締めた。
*
※公開からしばらく「セラフィックフェザー」と書いていましたが、
「エンジェリックレイヤー」の間違いです。すみませんでした(^^;
〔その他2〕
4th.Mar.2017
○リク
この物語の主人公になる予定の人物
髪:茶
瞳:青または緑
※テーマカラーや服の色を瞳じゃない方の色にする
程々に筋肉の付いた健康的な体つき
比較的「普通」の人
※ユエは非凡
ユエとは親戚
ユエに押されぎみ
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