〔暗黒街b(仮)・本文〕
19th.Apr.2017
後半の予告編。
公開済みの部分から少し時間が飛んでいますが、こんな感じです。
*
B「こちらの要求は――」
C「……! そんなことって……」
――回想――
B『もし相手が拒否したら?』
A『“説得”してほしいな。そのためにキミに頼んだんだから』
――回想――
B「……」ふっ
C「……。そんなこと、できない」
B「言うと思ったよ」ガシッ
C「!? 何を――?」
〔暗黒街b(仮)・本文〕
31st.Mar.2017
B「(ボスと話している間にこのターゲットが逃げたり反撃してきたりする可能性は低いな)」
B「(それよりも、うちのボスは急に指示が変わることも多いから……
今出た方がよさそうだ)」
カチッ
B「はい」
A「あ、Bー? あの子もう殺っちゃった?」
B「いや。これからだよ」
C「(『これから』……?)」
〔暗黒街b(仮)・本文〕
29th.Mar.2017
C「……」じーっ
B「(なんだこの目は……怖くないのか?)」
ヴッ……
B「!」
ヴーッヴーッヴーッ
B「(これは……ボスからの連絡だ)」
B「(任務中にターゲットから注意を逸らすのは
命取りになることもあるけど、今は……)」
*
短いですがひとまずここまで。
今日か明日中に続きをもう少し更新したいです。
〔暗黒街b(仮)・本文〕
24th.Mar.2017
(2)の続き。
まだ草稿ですがここだけ文章ができているので、普通の小説の形で公開。
*
Bは困惑した。
暗殺対象である青年の、光彩の面積が広い大きな瞳が彼を見上げている。
青年のやや細い顎は幼い印象を与えた。
職業柄いつも室内にいて肌が日射しに当たらないためか、薄暗がりの中でも色の白さがわかる。
取り乱して必死に命乞いをしたり反撃しようとしたりすれば、
ためらわずに淡々と任務を遂行できるのだが。
しかし、その問いかけをした相手は騒ぐ素振りも見せず、彼を静かに見つめている。
その態度はBを落ち着かない気分にさせた。
〔暗黒街b(仮)・本文〕
22nd.Mar.2017
○登場人物、組織など
・O
Aたちとは別の闇組織の構成員
・P
Aたちとは別の闇組織の構成員
ゲイであり、そのことを隠していない
・X
Aたちの闇組織
・Y
Oたちの闇組織
※O、Pはモブになる予定
*
「Y」の拠点
OとPが話している
O「『X』の連中も油断できねぇな。最近力を付けてきてやがる」
O「こいつらも『X』だ」スッ
「X」の構成員数人の姿を示すO
その中にはBの姿もある
P「……! ///」ゴクリ
Bの容姿を見て思わず生唾を飲み込むP
O「――おいP、妙な気を起こすなよ。
なんでこの世界にいるのかと思うような色男だが、そいつは危険だ」
P「え……」
*
この前公開した(1)に続く。
〔暗黒街b(仮)・本文〕
18th.Mar.2017
……
C「……」タッタッタッ
C「(遅くなった。早く帰らなくちゃ)」
B「急いでるところ、すまないけど」ザッ
C「!」
B「C君だね」
C「誰?」
B「名乗るわけにはいかない。
悪いけどボスの意向でね……。君には死んでもらう」チャッ
C「……!!」
B「……」ググッ
C「……。あなたは」
B「?」
C「自分よりずっと弱い、何の力も持たない者の命を力づくで奪って……それで満足なの?」
B「!?」
C「……」じーっ
B「(何だろうこの目は……。暗殺者が自分の前にいるのに、怖くないのか?)」
〔暗黒街b(仮)・本文〕
18th.Mar.2017
簡易SSというかプロット的なもの。
登場人物の名前は未定なので、アルファベットで表記しておきます。
*
○登場人物
・A
ある闇組織のボス
・B
ある闇組織の構成員
・C
ある団体の技術者または研究者など
戦闘能力はほとんどない
*
A「……」〜♪〜♪
カッ
B「ボス。お呼びかな?」
A「やあB、時間通りだね。
うん、このコをお願いしたいんだ」スッ
Bの任務の対象となる人物の外見を示すA
A「○○機関で働いてるC君ね」
B「……。了解だよ」
……
ビュウウウウ
B「……」ザッ
バッ バサッ
B「(! 烏か)」
B「(この夜に満ちる死の気配が、お前たちにもわかるのかい?)」
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