〔マグナリア戦記-フラニア編・本文&後書き等〕
23rd.Jan.2016
ウィステル「寒いな……」
クロウ「抱いて暖めてやろうか?」
ウィステル「……!! いや、いい」
クロウ「くくっ。冗談だよ」
「(本当にこいつはこういうことに慣れてねぇな)」
*
寒波到来の時事ネタとしてこんなものを書いています。
久し振りにフラニアの彼ら。
〔マグナリア戦記-フラニア編・本文&後書き等〕
27th.Sep.2015
こんな感じで執筆中。
ケータイ小説風の改行で先行公開します。
*
倒れ込んでくるウィステルをクロウは抱き止めた。
かすかな呻き声を漏らした王の頭ががくりと垂れる。
意識を失ったらしい。
クロウはウィステルの細身の体に腕を回して支えると、
彼の胸に頭をもたせかけてまぶたを下ろしたその端正な顔立ちに目をやった。
彼よりも細い、戦場に立つ者としてはいささか華奢な体躯から温もりが伝わってくる。
クロウが手を伸ばすたびに戸惑った様子で身を引く青年が、今は彼の腕の中で力なく眠っている。
〔マグナリア戦記-フラニア編・本文&後書き等〕
16th.Sep.2015
長期間更新がストップしてすみませんでした。
(ということを、記事を公開してしばらく経ってから付け足す(^^;)
こんな話を書いています。
*
・ウィステル
フラニア王国の若き王
聡明な優男
・クロウ
フラニアの参謀
(魔法使い?)
謎の多い歴戦の勇士
○SS「戻れない夜(仮)」
※本文の一部
「クロウ? 何を――わっ……!」
黙り込んだ相手に袖を強く引かれて、ウィステルは褥に倒れ込む。
混乱している彼の腰に参謀の力強い腕が回った。
「お、おい、クロウ!? 何するんだ……!」
「ウィステル様、あんたは……俺が必死に抑えてるっていうのに、人の気も知らないで」
クロウが片腕でウィステルの腰をぴったりと抱き寄せながら、空いている方の手で彼の髪を撫で、顔の輪郭をなぞる。
「俺を刺激したのはあんただ。このままじゃ眠れない……責任は取ってもらう」
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