〔魔戦レイベルム-メリシダ編・本文〕
24th.Mar.2018
敵「食らえ!メタル・ダガー・レイン!」
ズガガガガガッ
ラディア「ぐあぁ……っ!」
[ラディアに258のダメージ]
[ラディアに236のダメージ]
[ラディアに217のダメージ]
[ラディアに223のダメージ]
ラディア「ううっ!」ダッ
ラディア「はぁ……はぁ……」
[状態/ラディア…HP 低]
[ 〃/ 〃 …MP 低]
ラディア「(まずい、攻撃を受けすぎだ。
もうもたない。
あと一撃か二撃、耐えられるかどうか……。
魔力も尽きそうだ。
……僕は、ここで死ぬのか?)」
〔魔戦レイベルム-メリシダ編・本文〕
24th.Mar.2018
1週間以上更新できずすみませんでした。
更新できずにいた間も、
ご訪問・ランキングの応援クリック・拍手などありがとうございます。
次の記事から始まる「紅蓮(仮)」は、
最近更新中の色々とは別の短いエピソードです。
最近かなり多忙で、書きかけだった色々は改めて読み返さないと更新できず、
まだ日数がかかってしまいそうなので、先にこちらを更新します。
(一杯一杯だなぁ…(^^;)
強い敵兵と戦闘中で、かなりピンチのラディア。
おおよその内訳は、バトル8:ラブ1:その他1。
本当はネリスのために発奮して本気で戦うラディアを文章で書きたかったんだけど、
この頃非常にバタバタしているので、作者の状況的にどこまでできるか微妙。
ひとまずかなり簡易的な形式で公開します。
最低でも、このシーンの結末まで(大まかなプロットは完成済み)を
簡易SSで公開するところまではしたいと思っています。
〔魔戦レイベルム-メリシダ編・本文〕
10th.Mar.2018
こんな感じです。
メリシダ編のカップルが主役なので、
このサイトの作品にしてはいちゃいちゃ多め。
バトルもやや多め。
*
ネリス「あのブローチがこの前の戦いで壊れちゃったから、
街の魔具店に行って新しいのを買わなきゃ」
ラディア「なら……一緒に行こう。僕が買ってあげる」
ネリス「本当? ありがとう、ラディア!」ぎゅっ
ラディア「……」にこっ
かすかに微笑むラディア
……
メリシダ王国軍の兵士「国境に敵兵が接近中!
リコルス殿、アトレー殿、迎撃に向かってください!」
ラディア「……了解」
ネリス「了解!」
……
敵兵A「メリシダめ、覚悟はいいか!」
ラディア「言いたいことはそれだけ……? 早く戦おう」
敵兵B「こいつ! 減らず口を!」
ネリス「(僕が戦闘に手を出すと、ラディアの機嫌が悪くなるからなぁ。
後ろに下がって見てようっと。
このぐらいの相手なら、ラディア一人で間に合っちゃうよね)」
……
キィンッ
ネリス「!? この結界は――!?」
敵兵X「相手が複数いるときは、バラバラに分断して戦うのが定跡だろ?
向こうの彼(※)は僕の仲間が相手をする。
君は僕とだ」ヴン…ッ
※ラディアのこと
ネリス「うわぁ……。冗談キツいってば」
ネリス「(どうしよう。結構まずいかも)」
……
〔魔戦レイベルム-メリシダ編・本文〕
30th.Jan.2018
全2話予定。
季節の設定はまだふわっとしていますが、「冬以外のいつか」です。
*
――メリシダの王都――
ネリス「ラディア、遅いなぁ」
ラディアと出かけるためにベンチに座って待っているネリス
別行動していたので外で待ち合わせをしている
ベンチの側に花壇があり、花がたくさん咲いている
ネリス「んー。遅いなぁ」ぷちっ
手を伸ばして花壇の花を一輪摘み取るネリス
待っている間の手慰みにと、
花びらをちぎって花占いを始める
ネリス「好き、嫌い、好き……」ぷち ぷち
ネリス「……嫌い、好き……」ぷち ぷち
ネリス「……嫌い…………」ぷち
花びらがなくなる
ネリス「……」きゅっ
茎だけになった花を無言で握り締めるネリス
その表情はよく見えないが、
心なしか不穏な気配を纏ったように見える
*
続く
〔魔戦レイベルム-メリシダ編・本文〕
5th.Nov.2017
それにしても、スタンドバトルが繰り広げられたり
主人公の肩に星型のアザがあったりしそうなこの作品の仮タイトルをどうにかしたい(^^;
*
ラディア「――炎よ……」
ドォォン
ゴォォォォ
敵兵A「うわぁぁ!火が!!」
バシュッ
敵兵B「畜生、ここまでか……!!」
ドシュッ
ラディア「……弱い」ぽつり
敵兵C「くそっ、“吼龍”め!」
敵兵D「退くぞ!撤退だ!!」
ワーワー ドドドド
ネリス「ラディア!」タタタッ
ネリス「やった! 勝ったねっ」ぎゅっ
ラディア「……うん」ぎゅ
……
――王都――
事務方「リコルス殿、任務ご苦労様でした。
明後日は陛下との謁見です。粗相のないよう」
ラディア「……了解」
〔魔戦レイベルム-メリシダ編・本文〕
1st.Nov.2017
11/2
加筆・修正しました。
*
タイトルは仮のもの。
ジョジョとは偶然に仮タイトルがかぶっただけで、オマージュ的な要素はありません(^^;
*
ラディア「(今日は陛下に謁見を……)」
……
メリシダ王アクィッロ「おお、よくぞ来た勇者ラディアよ!
邪悪な魔王から世界を救うため、旅立つがよい!」
ラディア「え……?」
……
村人「勇者さま!どうかこの村を魔王から守ってください!」
謎のお爺さん「おお、世界を救う勇者ラディアに光あれー!」
ラディア「……えーと(当惑)」
……
魔王の手下たち「勇者が来たぞ!殺せーっ!」
ワーワー
ラディア「……」ひゅっ
ゴオッ
ドオォン
魔王の手下たち「ぐはーっ!」ドサッ
……
ラディア「……何、これ?」
ラディア「(何かがおかしい。勇者だとか魔王だとか、一体何を言ってるんだろう?)」
ラディア「(僕はこの国の軍で、周りの国の魔導兵と戦っていたのに……。
どうなってるんだろう)」
〔魔戦レイベルム-メリシダ編・本文〕
27th.May.2017
マーガレット「ネリスちゃんが着る分……じゃないわよね?」
ネリス「はい。実は……」
〜ネリスが店を訪れる少し前〜
ネリス「はぁ。最近暑いよねー」ぱたぱた
ラディア「……(暑い……)」ぐったり
ネリス「(うーん。脱ぎなよって言っても聞かないだろうしなぁ)」
〔魔戦レイベルム-メリシダ編・本文〕
23rd.May.2017
しばらく更新できずすみませんでした。
メリシダ王国軍の二人、ラディア&ネリスの短いエピソードをお披露目。
若い二人を応援するオネェ(新キャラ。レギュラーになる予定)が登場します。
最近連載中だった色々な作品は、私の態勢が整い次第続きを書きます。
*
メリシダ王国の首都
ある店の前に立っているネリス
店の看板には〈マーガレットの魔具店〉という文字がある
店に入っていくネリス
いかつい大男がカウンターの奥に座っている
筋骨たくましい体躯を優美なドレスに包んだ大男――店主のマーガレットだ――が
入り口に目を向け、今来た客がネリスであることに気づく
ネリス「マーガレットさん!」
マーガレット「あら、ネリスちゃんじゃないの。どうしたのかしら?」
ネリス「涼しいローブをください! 涼しいローブ!」
マーガレット「(この子がローブを買いに来るなんて。珍しいわねぇ)」
ネリスが普段からシャツにベスト、ズボン、ネクタイという
(この世界では)今風の服装をしていることを知っているマーガレットは首をかしげる
魔力を高める衣服としてローブを求めるのは、魔導使いの中でも伝統を重んじ
衣食住ともに昔ながらのエコでナチュラルでロハスなスタイルを取る人々なのだ
(もう少し文学的な表現をしろw>作者)
〔魔戦レイベルム-メリシダ編・本文〕
13th.Dec.2016
危うしラディア
そのとき、背後から誰かの声がかかる
???「ラディア! こんな所にいたんだぁ」
ルグマンシア「!?」
ルグマンシアが振り返ると、
にこやかな笑みを浮かべた黒髪の小柄な若者が立っている
ルグマンシア「(こいつはメリシダ軍の、たしかネリス・アトレーとかいう……
“吼龍”と恋仲だと聞いたことがあるぞ)」
ネリス「どこに行ったのかと思った。
ほら、起きて。こんな所で寝たら風邪引いちゃう」
ルグマンシアの横をすり抜けてラディアの脇に立ち、揺さぶるネリス
ネリスがルグマンシアに顔を向ける
ネリス「この人がお手数をおかけしちゃってすみません。
――ラディア、ほら立って。寝るなら部屋で寝よう。ね?」
ラディア「んん……うぅ……」
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