〔魔戦プラクティカ-レガトリア編・制作日記〕
7th.Mar.2018
レガトリアの王がどんな人物なのかを、
早いうちに明示した方がいい気がしてきた。
曖昧にしたまま話を進めて、
読者の方に期待込みであらぬ誤解をされたら、
私の腕ではリカバリーしきれなそうだ(^^;
今の書き方だと、「国王」とレオルが
それぞれに権力を使ってエクレッラにパワハラ混じりのセクハラをしつつ、
奪い合うような状況を期待する方が出てくる予感がする。
その方が私が書こうとしているものよりBLとして盛り上がるし、面白いよなぁ(殴)
実際のこの作品はもっとひねりがないから、早いうちに明示してしまいたい。
〔魔戦プラクティカ-レガトリア編・本文〕
7th.Mar.2018
ギルナ高地に出向いたエクレッラ
現地の民「はあ、あの果実がご入り用ですか。
差し上げたいのは山々なんですが、
少し前から果樹林に恐ろしい火炎竜が住み着くようになって、
わしらも取りに行けないんです」
エクレッラ「火炎竜が……」
エクレッラ「(ひとまず行ってみるしかないかな)」
現地の民「果樹林に行くんですかい?
はるばるこんなところまで来なすったんですから
あなたはきっとお強いんでしょうが、気を付けてくださいよ」
エクレッラ「うん。気遣ってくれてありがとう」
……
〔魔戦プラクティカ-レガトリア編・本文〕
7th.Mar.2018
先月半ばの小劇場の続きの一部。
本来公開するつもりだったもののダイジェスト版的な簡易SS。
この話は「鬼遣らいの夜」と平行して進めていきます。
*
ある日、レオルに呼び出されたエクレッラ
エクレッラ「ご用ですか?」
レオル「おう。かくかくしかじか……ってわけで、ある果実が必要らしい」
エクレッラ「果実、ですか……」
レオル「その果実が採れる果樹林はギルナ高地にあるそうでな。
王命(※)だ。エクレッラ、お前が取りに行ってこい」
※王命…国王の命令のこと
エクレッラ「はい」こくっ
……
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