ハク千+カオナシ

2016.07.05 Tuesday


カオナシは嬉しそうだった。両隣には油屋から遊びにきたハクと千尋が座っている。二人にはさまれて、仮面の目じりが笑っているかのように下がりっぱなしになっている。「今日のケーキは、お前達のためにその子が焼いたんだよ」銭婆の言葉に誇らしげに頷くカオナシ。ハクと千尋は顔を見合わせ、同時にふっと口元をゆるめた。「おもてなしをありがとう、カオナシ」


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