崩れかけの真情。
name chenge 第１部 第２部
00．崩れかけの真情ってね。(前置き)
01．出会ったのは出逢う前の君。
02．５年前、１０年前。
03．シトラスに紛れた紫煙。
04．SHRの話は全て聞き流した。
05．教室が静まり返った。
06．実はこの台詞。
07．新緑の眩しい５月、教室にて。
08．口の中で、味噌汁の味が残る。
09．頼んだ飲み物は白ブドウのジュース。
10．滲んだ視界に、赤だけが映った。
11．息と、思考が止まった。
12．シャーペンの芯が、折れる。
13．甘酸っぱいはずなのに、苦味を感じた。
14．最終下校のチャイムが鳴った。
15．周りの騒音が耳に入らない。
16．指先が氷みたいだ。
17．消毒液の香りが噎せる。
18．課題を持つ手が力んだ。
19．音を立てずに立ち上がる。
20．保健室はもう薄暗い。
21．薄暗がりの空気が、暖かくなる。
22．組み合わせは黒とピンクと白。
23．覚悟と自主欠席。
24．雑音なんて全て消え失せて。
25．１人残された教室は、静かだ。
26．図書室に、２人きりで。
27．殺伐とした放課後の図書室。
28．教室の空気は一変する。
29．名前を、呼んだ。
30．いつもの朝の始まり。
31．後書きのような。
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来神rank 情報屋は北叟笑む DRRRANKING!!
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