〔魔戦プラクティカ-レガトリア編・本文〕
11th.Dec.2017
エクレッラと、偉い人レオルの会話。
こういうやり取りがあってエクレッラは魔獣討伐に向かいます。
人々を襲う危険な魔獣の討伐を
単刀直入に、いたってあっさり命じるレオルと、
そんなレオルの指示に一切異論を差し挟むことなく従うエクレッラ、
というのが仕事に関するこの二人の関係。
〔魔戦プラクティカ-レガトリア編・本文〕
11th.Dec.2017
――部屋――
本を読んでいるエクレッラ
エクレッラ「……」ぺらっ
ガチャッ
レオルが部屋に入ってくる
レオル「よう、エクレッラ」
エクレッラ「あ。お疲れ様です」
レオル「おう」
レオル「最近グライト山に魔獣が現れて、峠を越える者たちを襲ってるらしい。
お前、討伐に行ってくれるか」
エクレッラ「魔獣が……。わかりました」ぱたん
〔魔戦プラクティカ-レガトリア編・本文〕
30th.Nov.2017
エクレッラ「(……あれ?)」
エクレッラ「んー……」ごしごし
…………
エクレッラ「――あの」
レオル「どうかしたか?」
エクレッラ「僕がもっと強くなったら、嬉しいですか……?」
レオル「ん? なんだ急に」
〔魔戦プラクティカ-レガトリア編・本文〕
30th.Nov.2017
上級魔獣「愚かな者共よ……」ゴゴゴゴゴ
バシュッ
[魔獣の攻撃! 近くの岩にヒット]
[ダメージ:4761]
[岩は砕け散った]
ドシュッ
[魔獣の攻撃! 手近な木にヒット]
[ダメージ:5274]
[木は消し飛んだ]
エクレッラ「なんて威力……!」
魔獣「くくく……」
エクレッラ「(……でも。
僕の中に力があるのがわかる)」
エクレッラ「(僕のものじゃないけど、今はこの力を使える)」ぎゅっ
魔獣「お前たちも我が力の前に散るがいい!」ゴゴゴ…
エクレッラ「……させない」バチッ
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