2017/02/21
「ば……化け物……」
低い呻き声を漏らして、敵兵の最後の一人が焼けた大地にくずおれる。
「何とでも言うがいい」
つい先刻、恐るべき炎の魔法で大地を焼き払った魔術師――フェリアは哄笑した。
煙を上げて燻る地面に倒れ伏して苦悶の声を発している敵兵たちに見向きもせず、
災厄の魔術師は魔力を両脚に纏わせるとくるりと踵を返す。
2017/02/21
長期間放置してすみませんでした!
「復活の予感」とかいっていたくせに、体調不良や何やかやで思い通りに更新できず…。
更新停止中もご訪問・閲覧ありがとうございました。
少しずつですがまた再開します。
2016/10/30
久しぶりに創作意欲が高まってる。
軍に加わったばかりのフリーダに冷たく当たるグレイスが書きたい。
軍に加わったばかりで、周りの面々に振り回される猫被り中のフリーダが書きたい。
2016/10/07
すっかり遅くなってしまいましたが、ようやく後半公開です(^^;
前半→
[擬人]ビギナー軟派のスペシャルお仕事 〜お客さんと話して楽しく稼ごう〜 (1)***
カランカラーン
客「こんにちはー。マスター、ノア君いる?」
マスター「いらっしゃい! ちょっと待ってくださいね。――ノア君、ご指名だよー!」
ノア「はい、いまいきます。……あ、サカキさんだ。こんにちは」
客「こんにちは! ノア君に会いに来たよー」
ノア「ありがとうございます」
ウェイター「ご注文お決まりでしたらどうぞ」
客「何にしようかな……とりあえずアイスティーで。ノア君は何がいい?」
ノア「えーと……やさいじゅーすがいいです」
ウェイター「アイスティーと野菜ジュースですね。――お客様、ウサギのノア君には
こちらの『穫れたて野菜の野菜スティック』もお勧めですよ」
客「あ、じゃあそれもお願い」
ウェイター「かしこまりました。野菜スティック一つ」
ノア「わぁ、ありがとうございます」
客「遠慮しないでいいよ。かわいいノア君のためだからね」
ノア「わかりました。ありがとうございます」
客「(あぁ、けもみみ擬人って可愛い……和むわー)」
マスター「ヒトが擬人と話すカフェがこんなに繁盛するなんてな……。
この調子なら、ほかにも店を出してもいいかもしれない」
――教師の家――
教師「今頃はきっと接客中だ。
あの子、ちゃんと仕事してるかなぁ」
――仕事場――
ノア「(おきゃくさんたちのことをおぼえるのはたいへんだけど、
いろんなひととはなせるから、『ほすと』のおしごとはたのしいです)」
***
「ホスト」は、軟派タイプ専用のスペシャルお仕事。
ビギナーと軟派のタイプを同時に取得している生徒は、
ビギナーの幼い口調でホストのお仕事をすることになります。
どんな風に仕事をしてるのかを想像した結果このSSが生まれました(^^;
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