2017/08/16
こんな話を書いています。
殺伐。
***
ルセリウスの城
部下「陛下。例の技師が他国に逃げたようです」
ルセリウス「なんと……。
たしかにあいつは、城へ呼んでも断ることが近頃増えていたが」
部下「追手を向かわせますか?」
ルセリウス「……。いや、いらん。あいつなりに考えて決めたことだろう」
部下「わかりました」
ヴァン「うーん……」
※ルセリウスたちの会話を聞いている
ヴァン「あの技師はこの国の重要な情報を知ってたよね。
野放しにするのはまずいと思うなぁ」
2017/02/21
「ば……化け物……」
低い呻き声を漏らして、敵兵の最後の一人が焼けた大地にくずおれる。
「何とでも言うがいい」
つい先刻、恐るべき炎の魔法で大地を焼き払った魔術師――フェリアは哄笑した。
煙を上げて燻る地面に倒れ伏して苦悶の声を発している敵兵たちに見向きもせず、
災厄の魔術師は魔力を両脚に纏わせるとくるりと踵を返す。
2016/06/20
執筆中の話のプロット。
***
IF・死闘
アンブッシュ、封魔環×複数
部下の中でも特に強い者
ブラスト系魔法の全力放射
攻撃を受けてボロボロに
部下の1人が攻撃(ロックアローズレイン)
破片と地の魔力を盛大に受ける、被ダメージ
2016/05/28
「ルセリオ王国の栄光」の更新が止まりすぎてて申し訳ないので、物語の断片を1つ公開。
フリーダがルセリオ王国軍に加わって間もない頃の出来事です。
スティルムとアドゥマは、ルセリオ王国の近くにある国の名。
***
兵士「スティルム軍がまもなくこちらに到着します」
ルセリウス「よし。首都の守りを薄くするのは心もとないが……
被害を抑えるには国境に近いこの地で迎え撃つしかない」
伝令「陛下! 大変です、アドゥマ軍が我が国の首都に向かってきています!!」
ルセリウス「何だと!?」
フリーダ「(アドゥマがこんなときに出兵だと? おかしい……)」
……
ルセリウス「とにかく時間を稼げ! こちらからも兵を回す」
伝令「承知しました、伝えます!」
ルセリウス「おや。彼女はどこに行った? この前から戦闘に加わっている、フリーダは」
兵士「そういえば姿が見えません」
ルセリウス「ふむ……?」
……
アドゥマ兵「ルセリオ王国の首都はすぐそこだ! 今なら攻め落とすのは赤子の手をひねるようなものだぞ!」
?「そうはさせん。お前たち……渡航者(ヴィアートル)の差し金だな」
アドゥマ兵「誰だ!?」
?「お前たちは何も知らなくていい。何もだ」
アドゥマ兵「う、うああっ……!!」
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