[アクマゲーム]161話を読んで…毛利・勝負師の虚勢
〔アクマゲーム・作品&キャラクター考察〕
2nd.Jul.2016
今週も毛利の大物オーラは健在。
紫を刺して退場させたとき、初への退場予告、そして今回の照朝への攻撃と、
要所要所で強キャラとしての「凄み」を見せてくる。
このゲームで使うビームサーベルは体力の乏しい毛利でも片手で扱えるほど軽いようだけど、
照朝の弱点を狙うときに両手で柄を握っているのは漫画的な見栄えのためだろうか。
敵の攻撃を強制的に回避させるらしい5スペルの効果で「今日、一生分運動してる…」
と汗だくになって呟くほど動き回って、もう相当疲労しているだろうし、身体能力に
大きな差があるから、初の体越しの一撃で照朝を仕留められなかったのはかなりの痛手のはず。
それなのに、そんなそぶりは微塵も見せずに「よく躱したね」「さあ…1対1だよ」と
あくまでも強気な態度を崩さず照朝にプレッシャーをかける。
勝負の場で敵に弱さを見せれば喰われるから。
それは、負けたくない戦いに臨む勝負師の渾身の虚勢。
こういうところがこの毛利というキャラの魅力だと思うし、
棋士という設定が生きているところだと思う。
(実際の棋士も対局相手にプレッシャーをかけ、弱みを見せないためにあらゆる手を尽くすそうだ)
この体育1の強キャラを今後も注視しようと思う。
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