▼マツミナ：炎天

「あっついぜ……」
「ミナキくんバテてるね。夕飯は素麺にでもしようか」
「それは名案だな！」
「あ、元気になった？」
「楽しみがあれば元気も出るだろう？」
「それもそうだね」

02/26

▼風見とコナン：遠足

「……きみはどうして動物園に？」
「遠足だよ！」
「そうか、遠足か。盲点だったな」
「何かあったの？」
「何も無いが、何か起こる気がするんだ」
「そんな人を疫病神みたいに……」
「そうだな、きみは人間だな」
「確認するようなことかなあ」

08/07

▼膝大包：夜桜

「なんだあれは」
「む？　ああ、夜桜のライトアップをするとか言っていたぞ」
「ああ、城に灯りを当てるようなものか」
「城に……そういえばそんなものもあったか」
「しかし、なんだか違うものが混ざってないか？」
「ジャック・オ・ランタンとプラネタリウムの機械だな。それぞれついでにと交渉したらしい」
「経理の博多は生きてるか？」
「激おこというやつだったぞ」
「やはりか」

08/07

▼いちあい：復活祭

「祭りだー！」
「卵なら保護者組で隠したよ」
「一期はどこに隠したんだ？」
「聞き出そうとしないでね」
「そっかー」
「でもそんな意地悪な場所には隠してないよ」
「お？　ヒントはくれるのか」
「ふふ」

08/07

▼鶴獅子：桜餅

「春だ！　桜だ！　桜餅だな！」
「おう、鶴丸は今日も元気だな」
「うん？　どうした、風邪か？」
「バグで花粉症だってさ」
「そうか。なんだ、よーぐるとを持ってくればいいのか？」
「いや、バグなんだって」
「とりあえず桜餅を食べるか？」
「それは食べる」

08/07

▼笠今：鱒

「マスやでー」
「アルミホイルで包んで酒蒸しにしよう」
「めっちゃ具体的なリクエストやな！」
「助かるだろ？」
「せやな」

08/07

▼グラハウ：ミモザ

「ミモザサラダって美味しいよねー」
「ゆで卵を潰してあるやつか？」
「ざるにぐっと押し付けて作るんだよー見ててー」
「うわっ」
「ほら、ミモザの小さな花みたいでしょー？」
「確かに……」

08/07

▼マツミナ：菜の花

「今日は菜の花パスタだぜ」
「もうこんな季節なんだね。はいフォーク」
「マツバは箸だったな」
「うん。そうだよ」
「いつも思うんだが、箸でパスタは食べ難くないか？」
「慣れれば箸の方が楽なんだよ」
「そうなのか……」
「ほら、早く食べよう。美味しいものは美味しいうちに食べなくちゃ」
「そうだな！」

08/07

▼灰原と蘭：生姜湯

「大丈夫？」
「え、ええ、平気……」
「そう？　今日は冷えるから、きっと体を冷やしちゃったのね。生姜湯は飲める？」
「飲めるけど……」
「良かった」
「あの、何でこの家にいるの？」
「博士がコナン君と出掛けるって聞いてね。一人で寝込んでるって言ってたもの。体調を崩してる時は一人だと寂しいんじゃないかなって」
「そう……」

03/11

▼風見と降谷：栗

「風見は栗食べるか」
「え、あ、はい。焼き栗ですか？」
「いや、生だからこれから栗ご飯にする」
「美味そうですね！」
「僕が言うのも何だが、餌付けが順調すぎる」
「え、餌付けされてたんですか？」
「気がついてなかったのか」

03/11