▼うぐしし:梅の花 うぐしし:梅の花 「梅の花が咲いてるな。」 「あ、ほんとだ。鶯さんよく見つけたな。」 「毎日気にかけていたからな。大包平に見せてやりたいものだ。」 「あー、大包平さんもきっと見せたがってるだろうな。」 「そうだろう、そうだろう。」 「早く会えるといいな。」 「ああ、そうだな。」 03/03 |
▼鶴獅子:鬼 鶴獅子:鬼 「ふははは鬼だぞー!」 「待て、鶴丸待て。」 「ん? 何だ獅子王か。どうしたんだ? 」 「どうしたじゃねえよ。その面どうしたんだよ。」 「物置部屋から拾ってきたぜ!」 「まじかそんなもん置いてあったのかよ。」 「能で使うやつだよなあ。俺も不思議だった。」 「だろうな。だから返して来い。」 「そうすると鬼の面がないじゃないか!!」 「今朝短刀たちが紙でかわいいやつ作ってたじゃねえか!」 「あれでは面白くないだろう!」 「いや面白いってたぶんきっと知らね。」 「おい面倒になるな。おい。」 03/03 |
▼じじしし:ほうれん草 じじしし:ほうれん草 「夕飯だー! あ、おひたしだ。」 「おお、俺のも食べるか。」 「いやいいよ大丈夫。」 「そうか、好きではなかったのか? 」 「好きだけど三日月のじーさんもちゃんと食べなきゃだろ。」 「そうではあるが、ならば何か……。」 「いや大丈夫だから! 餌付けじゃねえんだから!」 「むむむ。」 「あっ、聞いてない。」 03/03 |
▼笠今:かまくら 笠今:かまくら 「雪だー!」 「元気やなー。」 「かまくら作るぞ!」 「一人でやってくれへん?」 「中で餅食うぞ。」 「食べ物で釣れると思っとんのか。」 「おう。」 「曇りなき眼……。」 03/03 |
▼笠今:わかさぎ 笠今:わかさぎ 「スキー行こう。」 「却下。」 「何でだよ!」 「寒いやろ!!」 「お前先月のアクティブさは何処にいった。」 「スキーは年間行事やないで。」 「真面目か。」 「ほらおこたに入り〜。」 「くっ、その誘惑にはのらねえからな!」 「何なら今晩はわかさぎの天ぷらにするんやけどなー。」 「こたつ入る。」 「よしよし。」 「わかさぎとかどうしたんだよ。」 「今朝釣り好きの親戚が持ってきたんやで。」 「マジか。」 「きみ寝とったもんな。」 「そりゃ知らねえ筈だ。」 03/03 |
▼マツミナ:初春 マツミナ:初春 「春が近づいている。」 「でもねミナキくん。寒いものは寒いよ。だからマフラーしようね。」 「手袋で充分だぜ!」 「その手袋って防寒具の要素あるの?」 「ふふ実は中がふかふかに……なってない。」 「はいはい意地張ってないで体壊す前に防寒具を身に付けようね。」 「は、春!春がきてるんだぜ!!」 「はいはい。」 ※初春はおそらく一月のことです。 03/03 |
▼マツミナ:初雪 マツミナ:初雪 「今年は初雪が早かったな。」 「そうかな? 積もるのが早かったというのはあると思うけれど。」 「それだ。雪が積もるなら今ぐらいかと思ったんだが。」 「異常気象はしょうがないね。」 「確か海の方でカイオーガとグラードンがとか何とかだったか。」 「言ってたねえ。」 「全く困ったもんだぜ。」 03/03 |
▼マツミナ:節分 マツミナ:節分 「鬼は外ー!福は内ー!!」 「ミナキくん気合い入ってるね。」 「マツバの家に鬼がいたら大変だからな!」 「そう? ゴースたちが追い払ってくれそうだけど。」 「鬼を追いかけ回して遊ぶ姿はとても安眠妨害になるだろうからな。」 「あー、まあ、うん。そうだね。」 「賑やかなのは良い事なんだがな。」 「「鬼はー外ー!!」」 03/03 |