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鶴獅子:栗拾い

鶴獅子:栗拾い
「いてっ。」
「お、いがにやられたか?珍しいな驚きだ。」
「うるせー。俺だってこんな怪我するし。あー血が出てきた。」
「一寸待て。確か絆創膏をもらっているからそれを貼ってやろう。」
「いや何でそんなの持ってんだよ。」
「怪我したら傷口洗って貼れと押し付けられた。」
「あー鶴丸って怪我多いからな。」
「はっはっはっ赤く染まって鶴みたいだろう!」
「驚きの為の絡繰作ってる最中にささくれ刺さって大騒ぎしてたのは見物だったなー。」
「顕現して間もなかった頃の話だろう!忘れてくれ!」
「で、絆創膏は?」
「任せろ!」
「いや不安だから自分で貼る。」
「できないだろう?」
「良し。」
「出来てる……。」
「何だよその信じられないものを見る目は。」

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じじしし:秋晴れ

じじしし:秋晴れ
「いい天気だなー。」
「そうだなあ。」
「で、じーさん何してんだ。」
「何、こんなに晴れているから少し暑くてな。」
「だからってかき氷はねえよ?!ああもう頭押さえてんじゃん!キーンてしたんだろ?もう食うのやめとけって!」
「しかし獅子王の色が……。」
「レモン味のシロップの話か?!」
「孫が冷たい。」
「よしかき氷の話だな!あったかい飲み物持ってくるからかき氷は机にでも置いとけよー!」

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笠今:秋刀魚

笠今:秋刀魚
「秋刀魚うまい。」
「ぶつ切りでトマト煮。どうなるかと思ったけどなんとかなって良かったわー。」
「やっぱ今吉が釣った魚うまい。」
「鮮度の話やな。」
「釣ったやつの顔が見えるからか。」
「鮮度やろな。」
「おかわり。」
「炊飯器なら笠松のが近いわアホか。」
「何でそんな辛辣なんだ?」
「いや笠松が何でそんなほけほけしとるん。」
「飯がうまいって素晴らしい!!」
「そうかーよかったなー。」

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笠今:鮭

笠今:鮭
「ただいまー。」
「おうお帰り。何釣ってきたんだ?」
「ほれ。」
「でかっ。しかもこれ鮭かよ。」
「捌くから水道のとこ置いといてや。ちょっと着替えてくるわ。」
「なあ俺が捌いていいか?」
「……いや、もっと小さいやつからにしとき。」
「できる。」
「いや待ちい。キミの包丁の使い方って普段から怖いやん?そこに力の要る食材やん?怖すぎるわ!!」
「いけるいける。」
「その根拠のない自信やめえ!!」

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マツミナ:中秋の名月

マツミナ:中秋の名月
「月が綺麗だなあ。」
「そうだな。」
「とても綺麗だねえ。」
「ああ、とてもな。」
「で、かれこれ三ヶ月は音沙汰なかったきみはなんでこんな月夜の晩にやってくるのかな?」
「夜分遅くでごめんなさい!!」

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マツミナ:さつまいも

マツミナ:さつまいも
「はいこれ。」
「ふむ。さつまいもだな。」
「うん。」
「どうすればいいんだ?」
「とりあえず土をとって食料庫へ持って行こうね。」
「分かったぜ!それにしても先月まで裏庭に畑なんてなかった気がするのだが。」
「ああ、去年からあったよ。」
「全く気がつかなかったぜ……。」
「まあミナキくんはこちらに用が無いしね。次これ運んでね。」
「おう、これはまた大きいな。」
「何だかんだで豊作だよ。良かった良かった。」
「マツバが修験者から農家になろうとしてる……。」
「単なる趣味だし気にしないで。」

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マツミナ:秋桜

マツミナ:秋桜
「見てくれマツバ!秋桜だ!」
「わあすごい。これ夏にもあったね。」
「今回も鉢ごと持ってきたぜ!」
「けっこう大きな株なんだけどミナキくん力持ちすぎない?」
「マツバも鍛えてるだろう?」
「いやまあ僕は修行の一環としてではあるけど。」
「似たようなものだぜ!」
「スイクンへのそのアクティブさが流石だね。とりあえず庭に植え替えようね。」

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