▼風見と灰原：夏至

「夏至の辺りは誰も彼も忙しいのよね」
「ああ……」
「ぐったりしてるじゃない。夏バテもあるんじゃないの」
「食事は、あまり取れていないな」
「貴方、日頃から食事を抜きがちよね。体が持たないわよ」
「反省している……」

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▼膝大包：かき氷

「メロンシロップで」
「また変わったものを頼んだな」
「大包平の手製のシロップなのだろう」
「よく知っていたな」
「苺も気になるのだが……」
「それなら俺が苺味を食べるから、一口やろう」
「いいのか！？」
「それぐらい構わん」

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▼いちあい：鮎

「祭りだ！　収穫祭だ！」
「おや、愛染どうしたんだい？」
「いっぱい鮎がとれたんだ！　必要な数だけ獲って、あとは川に戻したんだけどさあ」
「わ、籠に山盛りだね」
「これでも一人1尾なんだぜ！」
「大きな鮎だね。これは厨番を手伝わないといけないね」
「おう！」

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▼鶴獅子：苺

「獅子王ー！」
「あ、なんだ、鶴丸か」
「見てくれ！　大きな苺が取れたぜ！」
「おー、ほんとだ！」
「この大きな苺は獅子王に進呈しよう」
「いいのか？」
「実は俺はもういくつか食べた」
「まじか」

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▼笠今：そらまめ

「そらまめ茹で上がったでー」
「食う！！」
「きみ夏バテとか縁がないやつやな」
「食わねえのか」
「あ、こら！　もう食べとるん？！　机に置くから落ち着いて食べろや！」

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▼グラハウ：夏服

「正直ハウって長袖とか持ってるのか」
「持ってるよー！　グラジオだって夏服あるの？」
「持っているが、これでいいだろう」
「シルヴァディとの思い出なのは分かるけど、ちょっとほつれを直したくなるよねー」
「明日朝起きたらワッペンとか付いてそうだな」
「ご希望かなー？」
「やめてくれ」

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▼マツミナ：炎天

「あっついぜ……」
「ミナキくんバテてるね。夕飯は素麺にでもしようか」
「それは名案だな！」
「あ、元気になった？」
「楽しみがあれば元気も出るだろう？」
「それもそうだね」

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