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うぐしし:白木蓮

うぐしし:白木蓮
「あれは、鳥では無いか。」
「え、どれ? 」
「あの木の……嗚呼、白木蓮だ。」
「本当だ。白い花が綺麗だな。鶯さんよく見つけたなあ。」
「この小屋のあたりはあまり皆が近寄らないからな。大包平はここで休みそうだが。」
「鶯さんが言うならそうなんだろうな。」
「この本丸に早く大包平も来るといい。」
「俺も早く会いたいぜ。」
「お揃いか。」
「うん、お揃いだな! 」

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鶴獅子:蒲公英

鶴獅子:蒲公英
「蒲公英だな。」
「ああ、蒲公英だ。」
「鶴丸、何で蒲公英なんだ。」
「そりゃ、君の髪に似ているなと。」
「そうか……だからって部屋一面に蒲公英を摘んでくんな!!」
「驚きだろう!」
「掃除手伝えよ!」
「勿論だ!」

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じじしし:桃の花

じじしし:桃の花
「おお、桃が咲いている。」
「あ、ほんとだ。暖かいもんなあ。」
「どれ、ひとつ部屋に飾るか。」
「三日月のじーさんの部屋からなら見えるだろ。」
「それもそうだな。」

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笠今:春休み

笠今:春休み
「春休みだ。」
「せやな。」
「この時間軸謎設定にも春休みはある。」
「メタは止めとき。」
「マリカーやろうぜ! 」
「ゲーム好きというわけでも無いのに無理すんなや。」
「コタツから出たくねえ。」
「もうあったかいから仕舞うつもりなんやけど。」
「万年コタツ。」
「今から仕舞うかー。」
「鬼か。」
「節分は先月やで。」

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笠今:鯛

笠今:鯛
「鯛買ってきたでー。」
「鯛飯か? 刺身か? 煮付けか? 」
「まず落ち着き。ほれ。」
「でけえ! どうしたんだよこれ。」
「最近の若いのはさばけないのか、頼むのも億劫なのか、売れ残っててなあ。」
「値段じゃねえのか。」
「交渉って大事やで。」
「スーパーじゃなくて向こうの角の魚屋か。」
「今夜は鯛飯と刺身な。」
「任せろ。」
「笠松は座っとき。」
「何でだよ。」
「キミの包丁捌きは怖いって何度も言うとるやろ! 」

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マツミナ:三色団子

マツミナ:三色団子
「ただいま、団子買ってきたよ。」
「おかえり。団子か、なら茶を淹れよう。」
「緑茶かな。ほらこれ、三色団子。」
「おお、珍しいものを買ってきたな。というより時期が来たのか、もうそんな時期になってきたのか。」
「時間の流れは早いね。」
「ところで一緒に出掛けてたゲンガーはどうしたんだ? 」
「お菓子屋さんでシャボン玉もらって遊んでるよ。」
「どうりで庭が賑やかな筈だぜ。」

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マツミナ:沈丁花

マツミナ:沈丁花
「ん? 花の香りがするな。」
「そうだね。これは沈丁花かな。たしかそこの角の家が花に凝ってたから。」
「あんなところから香っているのか! 香りが強い花なんだな。」
「そうだね。ちょっと寄ってくかい? 」
「いいのか? 」
「買い出し終わったし、丁度お土産になりそうなお菓子も持ってるし、いいと思うよ。」
「そうか。なら行こう! 」
「決まりだね。あ、そういえばミナキ君も知ってるおばあちゃんが住んでるんだよ。ほら、よく煮物を持ってきてくれるおばあちゃん。」
「あの煮物の方か。それはぜひ挨拶しないな。」
「美味しいもんね。」

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マツミナ:おひなさま

マツミナ:おひなさま
「お、雛飾りか。」
「うん。近所のお家の方が取りに来るんだよ。」
「ん? どういうことだ?」
「そのお家にお雛様を保管しておくスペースが無くてね。うちの蔵を貸してるんだ。」
「で、持って行きやすい様に出してきたのか。なるほど。」
「そうそう。男手が少ないお家だからね。あ、ミナキ君手伝ってくれるかい? 」
「構わないぜ。」
「ありがとう。これ大きい飾りだから助かるよ。」
「そうなのか。あまり縁が無いのでよくわからないのだが、これは大きい雛飾りなのか。」
「うん。このお家では一部屋丸々雛飾りの部屋になるね。」
「そんなにか! 」

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