あとがき・tender (but bitter)
〈ルセリオ王国の栄光:小説あとがき〉
2015/02/17
>「ほら、受け取れ」
>「それはついでに作った分だ」
>「君はこういうことに興味がないんだと思ってた」
>「このぐらいしても問題はないだろう」
明らかな義理チョコを淡々と渡し、受け取る。バレンタインデーSSなのにこんな二人が主役でよかったのか(^^;
ちなみに、ヴァンとフリーダは別にいい仲というわけじゃない。ルートによっては、王国の障害になりそうなヴァンをフリーダが罠にはめて死なせる展開もある。
いくつものチョコレートを受け取りながらどれ一つとして自分にとっては本命ではないヴァンと、同じく自分にとって本命ではないチョコレートをヴァンに贈るフリーダ。ともに深い思い入れを他者に持たない非情な性格で、この行事も特別な感慨を持たず冷静に見ている。
バレンタインデーものでありながら糖分控えめの作品になったと思う。
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