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[擬人]ごちそうか草か
〈擬人物語:本文〉
2016/08/06

 
 
軽い会話。

種族による食べ物の好みの違いについて。


○登場人物

・ラヴィ
ビギナー兎

・ケンタ
硬派犬

***

擬人化動物たちが利用する食堂にて

ラヴィ「あ、ケンタさんだ。おはようございます」

ケンタ「おう、ラヴィか。おはよう」

食堂スタッフ「どうぞ、ご注文のグリーンサラダです」

ラヴィ「ありがとうございます。わぁ、おいしそうです!」

ケンタ「俺には鶏肉のソテーをくれ」

食堂スタッフ「はい。どうぞ、こちらです」

二人でテーブルに移動する

ラヴィ「わあい! このさらだ、せろりがたくさんはいってます!
   いただきまーす。……」しゃりしゃり

ケンタ「(セロリ……って、草じゃねえか。
   セロリだけじゃねえ。こいつが食べてるグリーンサラダとかいうの、ボウルの中身全部草だ)」

ケンタ「それ、美味いのか?」

ラヴィ「え? おいしいですよ! あまくて、しゃきしゃきです」しゃりしゃり

ケンタ「(草が甘い……? ウサギの感覚は俺にはよくわからん)」



 



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