ベランダから見る白亜紀
鉢屋と不破
（小説／柳子さま）

青ざめた心臓
久々知兵助
（絵／明さま）

あの日と同じで星だけが眩しい
竹久々
（小説／緑野えだまめさま）

そんな私が大好きなのよね
鉢屋と尾浜
（小説／きのこさま）

小指だけで塞げることば
勘久々
（小説／舜さま）

泣きたくなるほどのそれを貪るだけ
不破と竹谷
（小説／むぎさま）

刺青にまつわる寓話
鉢屋と久々知
（小説／藤野さま）

一緒にだめになろう
尾浜と鉢屋
（小説／かおる子さま）

あなたが優しさと
呼んだそれは、
私にはどうしても
怪物に見えた
久々知と竹谷
（小説／藤村ロネさま）

分娩台で待ってる
不破と竹谷
（小説／猫さま）

約束に向かない指
竹谷と久々知
（小説／善吉さま）

全ては神様になるために仕組まれていたことだったんだ
勘鉢
（小説／稲郷さま）

鏡文字のようなあなたの話
久々知→鉢屋と尾浜
（小説／依弐さま）

どのくらいの痛みを味わえば、こんな単純なことに気付いてくれますか
五年生全員
（絵／神人さま）

あなたは私の地球儀です
鉢雷
（小説／TONさま）

地球儀を回せ
尾浜と久々知
（小説／たかはしさま）

真綿に染みる消毒液のつめたさよ
尾鉢
（小説／紫乃さま）

狂おしければそれでいい
尾浜と久々知
（小説／中森さま）

寄り添うためのかりそめのおまじない
五年生
（小説／天木タロさま）

光を身篭る
久々知→竹谷
（小説／まくもさま）

胎盤の夢をみる午後
勘右衛門と双忍
（小説／凜さま）

甘いだけの病
鉢不破
（絵／くゆるさま）

余韻と詩情
鉢屋と尾浜
（小説／鹿本さま）

花と麻酔
久々知と竹谷と尾浜
（小説／土本さま）