「月上ゲ町奇譚」の本を作りました
サイト連載中の「月上ゲ町奇譚」より、怪談短編ばっかりを集めた本を作りました。
改稿ありの再録+書き下ろしで、約19篇収録されています。
「不在の探偵」同様、こちらで通販しています。
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boothまた、オンラインイベントText-Revolutions Extra2でも取扱しています。
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Text-Revolutions Extra2販売ページ(こちらは3/21まで開催の4月下旬発送です。他のサークルさんのお買い物合算や、弊サークルの制作中冊子を先物取引される場合はこちらがおすすめ)
箔押し+本文色刷りのA5サイズ小説本です。
どちらも一度やってみたかった特殊装丁を一度に実現させてしまいました。
ざらっとした紙に良い感じに刷り上がっています。
需要は私、供給も私なのでとてもうれしいのです。
本当はこの本は今年の1/17(日)開催予定のイベント、文学フリマ京都の新刊として用意していた本でした。時勢によりイベントそのものが中止になってしまったため、残念ながらオンラインイベント・通販のみの頒布となっております。
物理で見てこそ目に鮮やかな立ち姿に作ったので、直接ご覧頂いたりお手にとって頂けなかったりできないのがつらいところ……在庫は多めに作っているので、よければ通販でお取り寄せいただけると喜びます。自慢の一冊です。
Sのつく怪異
月上ゲ町短編に「Sのつく怪異と踊れ」を公開しました。
前はいつぶりかと確認するのも怖いほど久々のページ更新です。ひー……
(更新ページ:
「Sのつく怪異と踊れ」)
本作は金木犀様(
@higanrindou)主催「電話電車怪異アンソロ」参加作品です。
「電話怪異と電車怪異、漢字一文字でありながらまったくあり方が違う二つの怪異。もしも彼らが遭遇したらどうなるか?」をテーマにしたウェブアンソロジー企画です。
この場を借りて、素敵な企画をありがとうございます!
あとがき程度に少しメモを残しておくと、
怪異に見舞われている「T」は月上ゲ町連載のTくんと同一人物として書いています。
こちらがA面として、B面にあたる短編も書いているのでこちらも書き上げて公開したい所存…!
そして今回の短編も含む怪異短編をまとめた小冊子をこの年末〜年明けで製作予定です。まだ中身は整っていないためこれからですが、公開できる情報や進捗があれば改めてお知らせにこられたらと思います。このページを見てくれている人がどのくらいいるかわかりませんが、誰よりも何よりも自分がほしいものなので自分で作りたいのです。
#web夏企画
綿津見様主催「#web夏企画 あの夏を幻視する」の作品を公開しました。
こちらはお題メーカーの診断結果から、任意のお題を選択して作品をかくという企画作品です。私の選んだお題は「つめたい」と「黄昏」でした。
夏といえばそう、江戸川乱歩の「白昼夢」ですね。
……と、そんな安直な考えにより書き始めた本作でしたが、7月からの募集開始に対して8月30日に提出するというギリギリの完成になってしまい、主催様には本当に申し訳ない思いです。着想から書き出しまでは良かったのですが、話に決着をつける部分で止まってしまい、完成した今となってもこの終わりでよかったのかと一抹の不安が。手に余る作品となりましたが、書き上げて少し時間を置くとそこまで悪くない気もして、人の心の単純さを思い知るばかりの夏です。
お知らせ
ご無沙汰しております。深夜です。
Twitterのほうではしばしばちょっとしたことを呟きつつ生きていましたが、サイトの方はびっくりするほど間が空いてしまい、ページの更新にも思わず手間取ってしまいました。完全に浦島太郎状態です。
このたびはイベントに参加することとなり、そのお知らせに参りました。
1/19の京都の文学イベントです。
お品書きの画像を下の方に載せておきます。
(画像が馬鹿みたいにでかいので、追記の方に載せました)
サイトにて掲載している「怪人と少年」のシリーズから新たに書き下ろしして、
『不在の探偵』という題で一冊の本にまとめました。
初めの話をサイト掲載したの2013年とかでしたから、かれこれ何年越しの付き合いになるのでしょうか。どんな形であれ、再び彼らのことを考えることができて楽しい原稿作業でした。
ご縁があればどうぞお手にとって頂ければと思います。
→追記
「さがさないでください」
そんなに間あいてないだろ〜とかって軽い気持ちで確認してみたら、
前回の生存報告が前年の9月という恐ろしいことになっておりました。
「さがさないでください」という張り紙ももはや剥がれかけ、
サイト停止中というよりはちょっとした失踪事件を起こしていました。
ごぶさたしておりました、深夜です。
生活も少しずつ落ち着きを得られつつあり、
創作にあてる時間も得られるようになってきました。
今年(来年?)はちょっとした企みを計画中ですので、
活動的に動いて参りたい2016年4月末日の決意宣言です!
……と、そんな気合いもほどほどに
久しぶりに月上ゲ町短編のほうに一篇追加しました。
「タチバナアユミは忘れない」あるいは「チェーン・メール」
(直接更新分へは
こちら)
こちらは以前のワンライで
「縺れた鎖」のお題で書いた同名小話をリサイクルして組み上げたものとなっております。
「ダブルキャスト」、「娘鈍色には解けない鎖」という題案も考えていたのですが、この組み合わせが一番らしいなということで「チェーン・メール」の題に落ち着きました。
赤字()の部分は本家本元のほうから、一部修正した文章をはめこんでいます。
復帰リハビリとしてはどうなのかといった内容。
絡み縺れる悪意のお話です。
なお、こちらはTwitterの詩織子さまの企画
GW企画「死んだ彼女の話をしよう」に則り、「死んだ彼女の話をしよう」という冒頭をお借りしています。
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