少しだけプロフィールとブックマークを変更しました。
名残惜しい気もしますが、春ですからね。
けじめとして原点となった作品を上げようと思ったのですが……驚きました。
データが古すぎてどっか行ってしまったようです。
紙面に掲載されたものは手元にありますが、これを打ち直すには精神的にも肉体的にもつらいものが……！
けれど懐かしいです。私の原点となる作品は、自作品のパロディみたいなものでした。しょっぱなからそんな感じで、協調性・社会性にとんと欠けています；
思えばあれが、過去に書いた作品たちと、今の、特に「ほろびる時刻」につながる架け橋だったのだと考えると、至らない作品ながら無性にいとおしく思えます。
後ろ髪引かれる思いはありますが、仕方ありません。春ですから。
→追記




今年に入って二度目です。
現場は見晴らしのいい川沿いのベンチ。
一度目は私が、二度目は一緒にいた人が被害に遭いました。
音もなくさっとなにかが通り過ぎ、気づくと手に持っていたはずのエビカツサンドはなく、やっと上空を見上げたときには遥か彼方のところにトンビが飛び去っていく姿が見えました。その爪にはしっかりとエビカツが挟まれ、一方の地面には無残に散乱するパンとキャベツ。被害にあった私もその人も、一声も出ず、
(あ、『とられる』じゃなくて本当に『さらわれる』って感じなんだ。
　昔の人はよく言ったもんだなあ……)
としみじみ思ったということです。
そろそろピクニック時期かとは思いますが、外でものを食べるときは最大限気をつけましょう。「そんなことあるはずがない」と考えているあなたが一番危ないのです。トンビはいつもあなたを見守っています。そしてあなたの隙を見透かしすやいなや音もなくその手から獲物をさらうでしょう。後悔してもエビカツサンドは戻ってこないのですよ……！


それはさておき


「月上ゲ町奇譚」ＹＴシリーズの「ばけものづくし」1話目を更新しました。
(→直接更新分へはこちら)

ようやっと始まりましたね。
ページあたりの文量はまた最後に全体の量を見て調整します。
文章のストック無しでのスタートになるので、前のように週一ペースは難しいかもしれませんが、そこそこの調子で続けていきたいと思います。
春の間に終わればいいな。
お付き合いいただければ幸いです。




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