秋 時 雨

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− 登場人物 −

01銀杏と玉簾

黄花色のつけぶみ
　（何でもない日に恋文を)
藍玉色の愛
　（永遠にきみを護る誓いを)
乙女色の弓矢
　（心を射抜かれる休日）
雨音色に寄り添う
　（雨宿りと相合い傘）
桃色のいつくしみ
　（額への接吻は――）
み空色のまどろみ
　（コリンクと一緒にうたた寝）
純白色の記念写真
　（結婚記念日のお祝い）
銀杏色の誇り
　（制服に袖を通すことの意味）
黄金色の願い
　（帽子の中心に輝く証）
雨百合色の誕生日
　（二人がうまれた真ん中の日）
中紅花に実る想い
　（20年前、恋が愛に変わるとき）

02調査隊員と警備隊長

赤紅色の恋
　（正反対な男女の追いかけっこ）
夕暮れ色の花
　（執務室に咲く恋心）
夕焼け色の出逢い
　（正反対な男女の邂逅）

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