8210×1000LOVE
xxx...萌え覚え書き、1000集まりて淵となりぬる。


2013/03/09 17:06:28


発と天化を想う気持ちは、望郷の念に似ている。もう二度と帰れない昔、しかし振り向けばそこにあり、忘れない限りなくならない。望んで忘れることなどきっとない。甘く優しく、時に苦く、儚く穏やかにしかし鮮烈に、自分を包み育ててくれた地を想う。愛しや発天我が故郷。

[ 心象 - 望郷 ]

2013/02/27 00:27:16


何もかもを投げうってでも手に入れたくて、だけど彼の為に強くなりたくて、文字通り死に物狂いで抱き締めた炎は、今も天で明々と輝いている。だから安心して、他でもない今隣にあるたったひとつの命と恋を大切に育てていける。その彼女が新しい命を宿したら、きっと天から祝ってくれるよな。

[ 心象 - 発天と発邑の関係性 ]

2013/02/25 10:55:22


学問でも言い表せずにうちひしがれる他ない天化の可愛さを突き詰める言葉が、発の「天化大好きだぜ、天化ちゃんマジ天使!」辺りの言葉で解決に導かれるこの徒労。嫌いじゃありません。

[ 心象 - 学問 ]

2013/02/25 10:51:12


テンプテーションが術であるなら、天化の色気は一体なんなのだ?体に色気がある癖に、中身は処女のような高潔さを持ち合わせ、実際禁欲的な童貞とは…ああ、そうか── 天化ちゃんマジ天使 ! で良いのか。

[ 心象 - 天使 ]

2013/02/25 10:48:00


天化の可愛さを前になす術なく立ち尽くす我々(ごく一部の民)にとって、もはやあの愛らしさは完成された珠玉の暴力であるよ…

[ 心象 - 珠玉の暴力 ]

2013/02/21 18:06:18


痛みを伴わなきゃどんな些細な行動も起こせないんだなと、発天を知って知りました。遺す者も、遺された者も、悲しむ時間があってもなくても、未来が明るくても道が見えなくても、最初の一歩は痛いんだよね。街で燻っていた発が望の手を取ったときも、天化が道を決めたときも。

[ 心象 - 痛み ]

2013/02/21 18:03:07


天化の死語の豊邑や墓石や、発の功績。革命を終えての最初の勅令はなんだったのだろう?──こう言った、史実にあってもおかしくなさそうなギリギリのラインを妄想するのが日課です。シリアスで、だけどあたたかい優しい気持ちが根底にある革命後。涙にくれてしまう…しかし楽しい。矛盾。

[ 心象 - 革命後 ]

2013/02/17 02:23:35


雨の降れば彼を憂い、風が吹けば君が飛ばされないよう手を握り、天高く晴れ渡れば共に歓び、見上げた天には彼等が過ごした軌跡が何時だって。何度歴史が変わろうとも、時代が変わろうとも、二人の安息は、きっと此処に──そんな地への夢先案内人をしております。

[ 心象 - 私と云う存在 ]

2013/01/08 01:40:34


ザナドゥ、エルドラド、桃源郷、黄金郷、シャングリラ、ユートピア、理想郷、宝島、楽園…どれも苦節乗り越えて手にするから美しい園であって、与えられたら美しくないだろう尊くないだろう。恋とはそう言う価値を持った感情なんだ──と、教えてくれたのは、

(アイツだ)(あーたさ)

[ 心象 - 美しい園 ]

2013/01/03 02:03:43


いっぱいいっぱい、互いに慈しむおバカでエッチでおセンチなキモチを知って欲しいよ。あんたらそれは恋って名前なんだよ。って発天に刷り込んで教えてあげたい。ただただそれだけを知りたい。答えなんてなくて良いからその過程を慈しみたい愛でたいのよ!それ即ち"萌え"であるからして。

[ 心象 - 萌え ]

2013/01/01 23:43:03


発と天化の好きな所は考えれば考えるほど抽象的で朧気になる。正しく言うなら生き様で、乱暴に言うなら死に様で、綺麗事を言うなら「生まれてきてくれたこと」でしょうか。

[ 心象 - 理由 ]

2012/11/06 09:41:42


今日は冷たい秋の雨。朝露光る蝋梅の羽衣を纏った天化が、腹の傷が痛む髭発の眼前に柔和に笑って舞い降りる日。まやかし、まぼろし、ゆめうつつの雨の一人言。「俺っち、雨には消されちまうかんね」そう寂しそうに眉を下げる天化は、何故か嬉しそうだった。

「まだ、あーたを連れてってやれねぇさ」

[ 心象 - 秋の雨 ]

2012/09/29 22:25:28


秋はアンニュイになるんだよ。太乙的に言えば「日照時間が少ないからセロトニンが減少して軽度鬱状態を発祥するんだよねー」で、姫発的に言えば「はぁ…恋したい季節だぜ…」、軍師的には「桃の旬がすぎてしまったからのう…」です。

[ 心象 - 秋の空 ]

2012/09/06 12:12:33


少年漫画の恋愛導入に多い、"平凡な優男が頑張って愛を手に入れる過程"より、タラシでどうしようもなくスレてる一人前の男が、惚れた子の前で少年を取り戻す一瞬に、どうしようもなく焦がれてしまうのです。雨があけた夕焼け空みたいにハッとする甘酸っぱさ。これぞ発天!

[ 心象 - 夕焼け空の恋愛 ]

2012/08/24 22:08:23


赤と黒が混ざると「茶」。発天は混ざると茶色系か…
「あったか煉瓦色」「使い込んだ茶器色」「おかあさんの毛糸玉」「チョコレイト・ディスコ」「だいすきな仔猫」かお前ら…!HOTだなぁ。

[ 心象 - 有機色 ]

2012/07/27 06:08:57


私は単なる青春フェチであるからして、キラキラした一瞬を、彼等に夏の風みたいな新鮮さで感じて欲しいだけなんです。無条件にすべてが輝いて、無条件に誰も彼もが否定的で、悩んで悩んで、泣いて笑って、気が付いたら君がいる青春。それを、発天で、感じたいだけなんです。

[ 心象 - 夏の風 ]

2012/06/30 21:00:07


「はつこい」って、恋してる発ちゃんを表した単語みたい。初恋、ハツコイ、はつこい──発を犬のように呼んでる天化が見えました。バカとは言え、君主に向かって命令形を使える俺っちとの関係性や如何に!(それこそ「はつこい」なんですよ)

[ 心象 - はつこい ]

2012/06/28 06:50:56


目の前のあーただけ。あーた一人がいりゃ、俺っちはそれでいいさ。って、たったひとつを欲するのが天化。
どちらも同じ愛すこと。違うのは愛し方。だけど愛は向かい合い、最期に共に前を見据えたら、時代をひとつ、築いたみたいです。

[ 心象 - 愛し方 ]

2012/06/28 06:48:55


天化が好きだぜ、全部が欲しい。ドングリ眼も可愛けりゃバンダナだって傷だって、流した血だって嫌ういわれはねぇんだ、愛しいんだ!天化が全部欲しいんだ!全部愛したいんだ!愛してるんだ! って、愛するすべてを欲するのが発。

[ 心象 - 愛し方 ]

2012/04/28 23:30:04


春は三月兎さんの発情期、初夏は眩しい初恋と新緑、真夏は汗ばむ肌にドキドキ、秋はアンニュイ移り気男心、冬は隣の温もりが恋しい。だから年中発天は一緒です!

[ 心象 - 年中 ]

2012/04/17 21:42:21


発と天化の翡翠の目。発の目の方が空色やきらきら水面、湖面の青みがかった緑で、天化の目は光源をぱっちり山吹色に反射するオレンジアイズだと思っている。二人並んできらきらおめめ。月明かりで見ると天化の目にグレーが射して、発の目は逆光に読めない。

[ 心象 - 瞳 ]

2012/03/28 18:37:36


小雨の中でキラキラ光る、梅の花と桜の蕾。寄り添いながら、一滴の雨粒をはんぶんこ。梅と桜は、バトンタッチをするように、入れ違いに咲いて、命をはらはらひらひら燃やすのです。発と天化は、きっとそうだった。身の凍る春雨の中、ずっと寄り添っているにはさくら天化は幼かったから。白と赤の梅が舞う。殷と周の、始まりと終わり。

[ 心象 - 梅と桜 ]

2012/03/25 19:28:06


羊雲がきれいだと、うわぁぁ武王様が見てる!みたいな気持ちになる。去年の今頃も言ってたけど、春風でJKちゃんのスカートが狙われていると、泥酔拳師叔と洒落にならない悪王がよいではないか〜やってるから気を付けてね!ってハラハラします。
春だなぁ。

※泥酔拳師叔は、酔っているだけで下心はありません。もう一人には下心しかありません(笑)

[ 心象 - 羊雲 ]

2012/03/05 02:03:57


五感のうちのなにかが削ぎ落とされる場面はとても印象的で、そのときの感情と、記号化された情報がシャットアウトされるそれらが好き。無声映画の万感はそれだよー。発天の日々は、無声映画か、ポラロイドカメラのファインダー越し、砂時計越しのラヴなんです。
「俺らの青春、セピア色!」ってな感じだ!イイネ青春!万歳、ラムネの瓶から覗いた太陽!(王サマ、そりゃー目が焼けちまうさ…)

[ 心象 - 余地 ]

2012/03/05 00:38:37


人体に対する擬音と効果音が多いエロティックとグロテスクは、ちょっと苦手なのです。逆に言うと、擬音が少なくても想像する余地をたっぷり残してくれている物なら、一次でも二次でもエロティックでもグロテスクでも大丈夫。寧ろ好き。(志賀直哉とか、初期の大江健三郎とかな…)
天化の血も、黄家の血も、そう。音もなく訪れる最期まで。

[ 心象 - 余地 ]

2012/02/12 17:49:29


発が赤、紅、紫系統で、天化が黒とピンクとシルバー。二人で染まる夕陽のオレンジ色。夜はワインレッドの心。目は翡翠。ミスティーブルー。そんな夢想。

[ 心象 - 色 ]

2011/12/27 17:32:53


「て」と言うひらがなは殊更力強く男性的で、しかし両極端。「なんじこれをもつて」なんて言われると、いやがおうでも背筋伸びる。なのに「てふてふ」と来たもんだ。ての魔性。

[ 心象 - ひらがな ]

2011/12/26 13:19:50


「は」と言う文字は、特別に上品なひらがなだと思う。日本古典文学を読んでいても、歴史上の人物であっても、すべからく半紙と筆の間で墨を纏う姿に、文字通り「はっ」とする。「はつの方」、とかな。「はつひので」とかな。

[ 心象 - ひらがな ]

2011/12/26 13:15:24


「発」も「天化」も、跳ね・とめ・払い、全部揃って雄々しく力強い漢字なのに、「はつ」と「てんか」に開いてしまうと途端に幼くて可愛い、ころん、ぽてっとした語感になる不思議。ひらがなだってだけでは片付かない可愛さ。しかし「はつ」、には麗らかな上品さも加わる不思議。

[ 心象 - 漢字 ]

2011/12/26 12:24:14


今日は地元駅(関東)から富士山が見える。たまに冬のよく晴れた気圧の高い日にのぞく富士山。楊ゼン色の深い青空に普賢色の雪が降る山、発の目みたいな澄んだ池にキラキラ太陽、望ちゃんの風が吹いて天化に似合うオレンジの木の葉が舞っている。たぶん封神好きにしか伝わらない景色。

[ 心象 - 景色 ]

  
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