2016/09/15
フリーダの髪を直毛にしてもいいだろうか。
巻き毛キャラの扱いに慣れておきたかったので巻き毛にしていたけど、
風や魔力の放出でなびいたりさせるのには直毛かそれに近い毛質のほうがいい。
もしかしたら、このキャラは巻き毛じゃなくなるかもしれない。
2016/09/02
○フレーバーテキスト
刻印を受けた遠い日に、普通の暮らしは諦めた。
穏やかな日々も人並みの幸せも望まない。
ただ、魔のものを狩るだけ――。
○プロフィール
氏名…未定
水属性
二つ名…凍雨の
小柄
冷徹
一見クール
皮肉屋、毒舌家
10代
キャラ造形の原型はグレイス
一人称は「僕」
二人称は「君」
※魔のものに対しても「君」?
2016/08/28
二枚目なイケメンのお兄さんがヒーローになる話をずっと前から書きたかった。
この青年ははじめから生命に深刻な傷を負っているという設定。
この物語のシファールは、「刻印の戦士」のフィリップに似たキャラ。
違いは、フィリップが二つ名なんかを持ってる有名な戦士なのに対して、
シファールはその存在を広く知られていないということ。
2016/08/21
ふと思い浮かんだプロローグ的な何か。
戦う少女と青年の話。
まだ続きがあるので、単独の作品として独立させるかも。
登場人物の性別は今後変更になる可能性があります。
***
the unnamed hero
1.手負いの戦士
「町を守れ!」
「やつらを来させるな!」
人々が口々に叫ぶ。
魔族が町へ攻めてくるという報せを受けて、戦える者たちが町の外に集まっていた。
押し寄せた魔族と人々の間で、炎の矢や光の弾丸が飛び交う。
青年と少女も戦いの中にいた。
青年――シファールはすらりとした体に風を纏って高速で宙を駆け、
魔族が放ってくる攻撃を掻い潜りながら敵陣の要所に雷の槍を降らせ、
また炸裂する火球をいくつも叩き込んでいた。
(なんて的確な攻め……)
少女は魔族の一団に向かって水の刃を飛ばしながら、青年の動きに思わず目を奪われた。
そのとき、上方から降り注ぐ毒々しい色をした光球の一つが
青年の体に当たり、その長身がぐらりと揺らいだ。
「シファールっ!」
少女が思わず叫ぶ。だが青年はすぐに体勢を立て直すと少女に向かって微笑んだ。
――大丈夫だよ。
そう言ったのが口の動きでわかった。
かつて青年が語った言葉が少女の耳の奥によみがえる。
――僕はもう、"血に染まる月"の呪いを受けているから。
これ以上あの魔弾を受けても、今以上の速さで呪いが僕の身体を侵食することはないんだ。
(でも……)
唇を噛み締める少女に、青年は戦いながら束の間微笑みかける。
強さに満ち溢れて見えるこの青年の命は、今こうしている間も
忌まわしい呪いによって少しずつ、だが確実に蝕まれているのだ。
――僕は都で伴侶を見つけて幸せになるはずだったのに、どうしてこんなことになったんだろうか。
少女が彼と出会って間もない頃、青年はそう言って
整った顔立ちに皮肉っぽい笑みを浮かべたのだった。
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